波動のお話 5
今回は「じりつ」のお話。
「じりつ」には、2種類あって
自分で独り立ちするという意味の「自立」
自分を律する(制御する)という意味の「自律」
独り立ちの意味の「自立」は、大概できそうな気はしますが、
自分を制御する「自律」は、大人になっても、できてない人の方が多い気がします。
そもそも「自律」は、自分を制御する訳ですから、それなりに波動が高くないとできない行為です。
やってはいけないこと、暴力や殺人、犯罪など、
そういう感情を、理性で制御する訳です。
でも人間は、長いことストレスに晒されると、思いもよらない行動をしたりします。
以前、(既に引退された)船乗りの方に、お話を伺うことができました。
当時彼は、漁業をしていたので、一度船に乗ると数ヶ月、陸に上がることはありませんでした。
上司との数ヶ月、船の上で朝の早い生活。
当然ストレスは、半端なかったと思います。
その分、お金の羽振りもよく、普段使う場所がないので、貯まる一方。
お金使い方と言えば、陸に上がった時、
おねーちゃんのいるお店で散財したり、お持ち帰りしたり。
酔った勢いで、暴言や暴力沙汰になったりすることも、頻繁にあったんだとか。
ストレスを溜め込んでいた分だけ、制御が利かなくなっていたそうです。
頭では悪いとわかっていても、自分を律することができなくなるのです。
最近、SPOONでも多いのですが、
「家出したい」という、10代・20代の女性が圧倒的に増えています。
先程も言ったように、人間は長いことストレスに晒されると、自分を制御できなくなります。
もし、自分の子供が気になる発言をしたら、とりあえず話を聞いて、
子供と一緒に、今後どうしていきたいのか、自分はどうしたらいいのか、向き合っていく必要があります。
お子さんの波動が落ちきって、命を絶ってからでは遅いのです。