ある意味運命のいたずら?未婚アラフォーで仕事がない声優が現在の事務所と出会ったときの話
こんにちは、りんごです。
今回は前回の話の続き。
声優養成所を転々とし、一回夢を諦めた私が、
どうやって現在の事務所に出会ったのかをお話しします。
大学を卒業してから(何なら在学中から)、
ずっと声優という夢を追ってきた私。
思えばその追い方はとても足元がおぼつかなく、
なんとなく誰かの「型」をなぞるようにしてのものではありました。
今思うとそりゃあ夢がかなうわけないよな、
とも思います。
しかしやりたいことはそれだけ!
という生活を何年もしてきたので、
突然その夢を失ったとき、正直どうすればいいか分かりませんでした。
アルバイトをなんとなく続け、
ぼんやりどうしようかな、と頭の片隅に置きつつ、
数カ月たったときのこと。
高校時代の演劇部の友人から、
某ワークショップに参加してみないか、と誘いがかかります。
(友人は某大手事務所の養成所に入っていましたが、査定で落ちてしまっていました)
定期的に開催されていたボイスドラマのワークショップで、
どうしてもまだ諦めきれていなかった私は、
「これなら趣味のように続けられるかもしれない」
と思い、そのワークショップへの参加を決めました。
そしてそこに参加するようになり、
再び声の芝居を再開するように。
さらにそのワークショップに通って数ヶ月たったころ、
ワークショップ主催者の方のツテで、某声優事務所の方がオーディションを開いてくださると告知がありました。
そう、それこそが私が現在所属している事務所だったんです。
参加するか迷いましたが、
これが声優事務所に所属する最後のチャンスかもしれないと、
挑戦してみることにしました。
結果合格し、現在に至ったというわけです。
文章からもわかる通り、
当時の私は「とにかく事務所に所属しなければスタートにならない」
という意識でいたため、
事務所の所属自体に意味を見出していました。
しかしこの業界を少しでも調べたことがある方ならお察しかと思いますが、
ここからが大変なのが声優業界。
ぶっちゃけ所属するだけなら、事務所を選ばなければある程度の人は可能でしょう。
その後私がどうなったかは、タイトルの通りです(自虐)
それでは、今回はこのへんで。
また次回お会いしましょう。