人生初のボイトレ①
以前、こんな日記を書きました。
ちょっと恥ずかしいけど、このとき何が起こっていたのか、その詳細を書いちゃいます。
まずは、わたしの小さい頃の夢。
それは、
「歌を歌う人になること」
でした。
当時、ASAYAN全盛期で、わたしは毎週すごく楽しみだったし、ワクワクしたし、いつかそっち側に立ちたぁーい!と思っていた。モー娘とかになりたいわけではなかったんだけど、漠然とそう思っていた。
でも高校くらいから、現実の世界が見えてきた。
当時は歌もダンスもファッションもキレッキレな安室ちゃんとか、顔もファッションもカリスマ性が半端ない浜崎あゆみとかが、全盛期。
自分の容姿と、ちょっとカラオケで歌えるくらいの歌唱力で、ダンスができるわけでもなければ、カリスマ性のあるファッションセンスなんてものもない。
「お前にはムリ。」
「現実を見なさい。」
「己の実力を知りなさい。」
などという言葉たちを自分で作って、自分自身に言って、自分で自分を鼻で笑い、夢を終わらせた。
上に載せた前の日記にも書いていた通り、
その夢は終わった、消えたと思っていたんだけど、まだどこか心の片隅にあったことに気がつきました。
今年に入り、フツフツと心の奥底から突然出てきて、 誰か大切な人や友達の前で歌ってみようかなぁ…
と、考え始めていて、
「ヨシ!!じゃーボイトレにでも行ってみよー!!」
と、突然決めた。
ボイトレが一体何なのかもわかんないし、
何をするのかも知らないし、
楽器も超苦手で何もできない、
楽譜すら読めない(音符の記号覚えるのもめっちゃ苦手やった)、
でもそれでもとりあえずやってみよー!ってサンノゼ近辺で調べていた。
でもなかなか、日本語でってなるとない。
英語だったら、英語の練習にもなるじゃんって話だけど、いや、わたしは日本語で安心して、ちゃんと理解してレッスンを受けたかった。言葉でワチャワチャしてる間に限られた時間が終わるのはもったいない。
あーやっぱりこの辺りじゃ見つからないなーって、ちょっと諦めモードでしばらく放置していた。
そんな中、えんとつ町のプペルの曲をカバーされていたHighT(ハイト)さんという方の歌声が大好きになり、毎日毎日聴いて歌っていた。
Facebookもフォローして、YouTubeにアップしている他の曲も聴いたりしてみてた。
最近だとこの曲のカバーが本家より好きなのである。
ハイトさんの歌声を聞いて、あーやっぱりボイトレやってみたい!!って思ってまた探し始めた。
でも、やっぱりなかなかない…
ウーン…と唸ってたときに、
スマホの画面にポンッと何かが届いた。
ハイトさんからのFacebookの友達申請だった。
えっ!?!?!?!?!??
押し間違い!?!??
アワアワしてたら、今度は、またポンッと画面になにか届く。
ハイトさんからのメッセージ。。。
「フォローありがとうございます!
友達申請させていただきました、
よかったら今後とも仲良くなりたいです!
よろしくお願いします!」
もうビックリよね。
もうドキドキ通り越して、オドオドよね。
ハイトさんはフォローをしてくれた人、みなさんに申請してはるのはわかっていたけれど、アタフタアタフタ。(どんなけ笑)
それからアワアワのまま少しやりとりをした。
そこで、聞かれてもいないのにわたしは、自分のことを話し出す。
(あちらも忙しいのにかなり迷惑!西野さんだったら、他者目線じゃない、優しくないって怒られちゃうヤツ!笑)
「消えたと思っていた夢があったこと、
それは歌を歌うということ、
そして今年になってフツフツと出てきたこと、
ボイトレに行ってみようと思ってなかなか見つからなかったこと、
でもハイトさんの歌声を聞いて、もう一度探し始めているところ、
ハイトさんのような歌声のボイストレーナーに会えたらいいなって思っています。」
と。
知らねーよってね。笑
でもそのあとの返事に驚いた。
「オンラインボイトレしてますよー!」
・・・・・・・戸惑いすぎてパニック。笑
あかんあかん、そんなハイトさんにボイトレして欲しい人は山ほどいるはずはし、わたしに時間をもらうなんて申し訳ない!いや、でもほんまはめっちゃくちゃ嬉しいけど!!
いやいや、でもでも、プペルの歌でかなり注目も受けて、これからさらに忙しくなるだろうし。。。
そんなこんなでパニックのまま、
わたしなんて…楽譜も読めないし…歌もカラオケで歌ってたくらいで…
と、得意のめんどくさいクセ、自分を下げまくり、 ハイトさんのボイトレへの想いやコンセプトを大切にして欲しいです。 と、伝えた。
そして、そのあとの返事にまたぶっ倒れそうになる。
「おー!いいですね!
なんでもうやってみましょうよ!
オンラインレッスンはちょっと待っててくださいね!」
と。
ビックリした。
なんでもやってみましょうよ!っていう言葉が出てくるなんて思いもしなかったし、これ本当にめちゃくちゃ嬉しかった。
どうして、そんなに優しいの??!?
主婦の夢を叶えるサポートをしてくれるの??
(勝手にドラマみたいにしようとしている人。笑)
と、いうことで連絡が来るのを待つことにしたのです。
きっとハイトさんも忙しくなるだろうから、もしかしたら連絡こないかもしれないけど、それでもいい。とにかくうれしかった。こんなに心が踊ったのはいつぶり?主婦でも夢を追いかけていいんだって、すごく幸せな気持ちにさせてもらえた。
こう書くと、主婦の立場が低いってまだ思っている自分がいるってことなんだけど、それは育ってきた文化的背景やすり込まれているものもあると思う。 だからこそ、こうして、その概念をぶっ飛ばすような出来事に、社会が変わり始めていることを感じさせてもらったんだ。
ボイトレの話がきたら、どれだけ高くても一回はやってみたいと思います。
(と、ココまで一月にmixiに書いていました。)
つづく。
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡