学校の懲罰的世界観
良いことをしたら、報酬をもらえる。
悪いことをしたら、罰を受ける。
え?そんなの当たり前じゃん!って思う人もたくさんいると思う。
だって、わたしもつい一年前まではそう思っていたし、そうやって育ってきたし、そうやって子育てをしていたから。
そして、今でもついそれをすることがある。
それだけ自分に刻み込まれているから。
わたしはこのシステムを否定しているわけではなくて、ただ今のわたしにはそれは心に痛みを感じることなんだよね。
そんな中、リトリートで、
【自分のプロジェクトでNVCを適応するQ&A】
というセッションがあった。
プ、プロジェクトか。。。
活動家が多かった今回のリトリートで、わたしはそのパワーとエネルギーに圧倒されて、ビビりまくり、日に日に後ろへ後ろへと下がっていった。
そんなわたしに、プロジェクトなんて、、、
そんなこと、大きなこと何にもしていないよ。。。
また、自分を下げる。。
でもそこでフッと、あ、これは?と思ったことがあったのと、トレーナーのRoxyの「あまり声を出していない人から、発言して欲しい」という言葉に背中を押され、質問してみた。
「あのー、プロジェクトかどうかはわからないんですけど… わたしにとって、『子育て』がプロジェクトみたいなもので…」
みんな笑う。笑
Roxyも笑顔で「Yeah」と、大きくうなづく。
「わたしが心配しているは、息子の学校が『懲罰的世界観』であることなんです。
息子の学校では、良いことをすると『グリーンチケット』というのをもらえます。
そのグリーンチケットを10枚くらい集めると、ある特定の日のある時間帯に、みんなが教室で授業をしている間に、別の場所で別の遊びができるという特権をもらえるんです。」
みんな、驚きとともに、悲鳴。笑
「そして、その世界観が息子の中にはすでに内在化されていて、家でお手伝いをしてくれたときに、『お手伝いしたよ!お母さんは何をくれるの?』となるんです。。
そのときにわたしはどうしたらいいのか、わからない…
正直、学校とやりとりをして、学校のシステムを変えるという大きなエネルギーはわたしにはなくて。。
でも、家では大切なことを伝えていきたいって思っているんです。」
「子供は何歳?」
「6歳」
「じゃあ、十分対話ができる歳だと思うわ。
『家と学校での違い』という会話をすることができる。」
そのあと、すごく希望が感じることができたRoxyからの言葉だった。
つづく。
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(つづき、書きました↓)