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3歳児のオンライン授業に私が疲れています…
昨日はちょっと心が揺さぶられる出来事がいくつかあった。
ロックダウン初ワンオペの1週間で心身ともに疲れも出始めているし、イライラする時間も増えている。(サラの脳科学のワークショップの話を思い出す。 不安を抱えると身体的にイライラで表す。どこか冷静にこれだこれと思いつつ。笑)
昨日は、午後から夕方まで身体がドーンと重くなり、爆睡。子供たちは何してたんだろう??何度か起こされたけど、全く身体を起こせなかった。身体って本当いろんなことを表してくれるね。身体の声を聞いて寝ました。ありがとう。(子供たちの声は聞けませんでした。すまぬ。笑)
出来事の一つは、娘のプリスクールのオンライン授業のこと。
ロックダウンが始まってからこれが結構わたしのストレスになっている。周りの友達も同じように嘆いていた。もちろん先生方も大変で、この状況下で精一杯できることをやっていくれているのは十ーーー分わかっている。それはとてもありがたく、そしてありがたいだけにこっちも応えないとっていうプレッシャーを感じている。
たった15分のマンツーマン授業なんだけど、3歳娘を画面の前に留まらせることにすごいエネルギーを使う。先生が「アナ雪のシール」でなんとか娘を釣っていることも、娘がどっか行こうとすると思わず私も「シールいらないの!?」と言ってしまうのも、私には心地がよくないのだ。。(それについては学校の懲罰的世界観という以前のnoteに書いています。)
そして、昨日は担任の先生のボスもチェックのためzoomに入ってきていて、なんだかいつもと違う雰囲気。いつもは娘のペースに合わせてくれる先生だけど、この日はすぐにワークが始まった。
オンライン授業が始まるまでは、娘は自由に過ごしていて(そこまで調整する気力は私にはないし、彼女の行動をコントロールしたくないのもある。)、今日はちょうど授業が始まる5分ほど前から、おままごとに夢中になり、なにか小さなコンロとフライパンで作っているところだった。
当然、そんな楽しいことしているときに、画面の向こうにいる先生にフォーカスなんてしない。それにきっとボスが見ている雰囲気も感じ取っているだろうし、いつもと先生の雰囲気も違うし、ますます気が向かないだろう。
ちょっと先生は焦っていた。
ボスが見ているもんね…
わたしは「もう今日は無理だよ、彼女クッキングに夢中だもん。」と心では思いつつも、娘にワークしよーと促すが、
「いまうどんつくってるの!」
とブンブン首を横にふる。
「(うどんだったのか!)うどん作ってるんだね、楽しいんだねー、これが終わったらまた作るのはどう?(もっとゆっくり寄り添ってたくさん伝えたいけど、限られた短い時間なのでわたしもこれくらいしか言えない)」
「いやっ!いまがいい!」
そらそうだ。
彼女は「今この瞬間」を楽しんでいるだ。
これがスクールだったら、お友達もいるし、秩序みたいなのがあってできるのかもしれない。でもココは彼女が彼女のペースで生活している家だ。
すると、ボスからチャットが入った。
(わたしにも見えるようになっていた。わざとなのか、そこまで気にしていないのかはわからない)
「have her stop playing with toys」
おもちゃで遊ぶのをストップさせて。
先生が「カエデーおもちゃで遊ぶのストップしてー」と言う。
「イヤ!」怒り始める娘。ですよね。
あー、そんなこと言ったらますますやらなくなるよー。もう今日は気分が乗らないからやめましょうよって言いたいな。でもハートがちっちゃいからなかなか言えないわたし。。
すると、またボスから、
「again ask her to put the blanket down」
と、きた。
ブランケットを膝にかけて座っていて、そのブランケットの上に小さなコンロとフライパンで遊んでいたのだ。
「カエデー、ブランケットとってー」と先生。
ブランケットは関係なくね??と思いながらも、ブランケット下に置いておこっかって促してみるけど、もう怒り始めている彼女はますます怒るだけ。そらそうなるわな。
「マミー、カエデのおもちゃ取って。マミーがホールドしておいて。」
そんなことしたら、大爆発するぜ?
相手はあのカエデだぜ?笑
まぁ、言われたとおりに「もうすぐ終わるから終わったらまた遊ぼうー」とおもちゃとソッと取ると、反射的に「イヤぁーーっ!!」と怒ってわたしから取り返した。まぁそうよね。
たった15分で彼女の気持ちを切り替えるのってなかなか難しいよ。フッとできるときもあるんだけれど。。
すると、ボスから最後のチャット・・・
「she won’t earn a sticker as she is not following the rules 」
ルールを守らなかったので、シールはあげません。
え・・・?
なんかこのコメント、わたしの心にかなりグサッ…ときた。。
なんか、すごく、悲しかった。。
「カエデ、今日はあなたはワークやらなかったからシールはゲットできないわ。明日トライしよう。」
娘は、シールがもらえないことにも悲しくなり、泣き始めて首を横にブンブン振っていた。明日もしない!と。
そらやりたくないよね。
やらなくていいよって思っちゃう。
『言うこと聞いたらご褒美、聞かなかったら罰。』
人間として見てもらえていないような感覚。
そういう教育の歴史や社会の構造がずっとあるから、今すぐに変わるとも思わないし、先生たちも先生たちが知っていること、学んできたことで、できることを精一杯やってくれている。
(実際、教育学部を出た友人が、教科書に「ご褒美は継続的な学びをさせるために有効(だったかな?)」と書いていたと言っていた。教師がそうやって学んで社会に出ていくんだからそれは教育の一部なんだろうね。)
でも、悲しかったんだよなぁ。。
娘はずっとこの環境にいたのかなって思うとショックだった。。
そのあと小1時間泣いて怒っていた。
わたしも自分の心のスペースがなかったため、娘に寄り添うこともせず、ドッ疲れて、そのあと夕方まで寝たんだ。
本音を言うと。
「もうやりたくない…プリ変えようかな…」
とすら思った。
さらに、来週から親は横につかずに、一人で部屋で受けさせてくれ、そして30分に延ばすと言われた。
昨日、ボスのチャットを見て、わたしが悲しくなったこと、娘への理解をして欲しかったこと、わたしは彼女にのびのびと育って欲しいって思っていること、でも先生がベストを尽くそうとしてくれていることには感謝していること、旦那と話し合って、うちは「親なし」で15分からスタートしたいってことなどを、わたしなりに英文で考えてメールをした。
(これがモンスターペアレンツというやつか??笑)
今日は、わたしは娘の授業が始まる毎日12時ごろになると気が重くなるどころか、胃が痛くなった。いつも大好きな珈琲も全く飲む気になれなかった。
そして今日の授業は、「もう今日はワークはしません」とベイビーシャークとアナ雪の音楽かけて一緒に歌うってだけになった。(またボスもいた)
娘はそんな歌って踊ってってしないタイプなので先生が一人で歌ってて、なんか切なくなった。
そして、
「来週から時間は延長するんだけど、カエデはグループワークに参加してもらうことにしたけど、マミーそれでいい?」
と言われ、マンツーマン一人よりも、ほかに友達の顔が見えた方がいいとは思ったから、とりあえずOkeyと返事した。
他にも、毎回「えんぴつにして!」と言われるこのワーク。
しまいには、「鉛筆、家にないの?プリに取りに来て!」と言われる始末。笑
娘に「えんぴつで書いてやってー」って言うても、
「えんぴつくろじゃん!つまんない!カエデちゃんピンクとあかとあおがすきなの!!あとレインボーも!!」
ごもっとも。笑
そら黒ばっかじゃつまらんし、カラフル大好きな娘なので、こっちの方が楽しいだろう。それになぜ鉛筆じゃないといけないのかっていう説明もないなぁ。いや、説明受けたところで、娘は使わないから聞かないでおこう。笑
もう先生に何言われてもいいやー、楽しく続けるのが何より大切だし、やるからにはウキウキしてしたいよね。と思って、「好きにしたらええよ♡」と言った。
なんだか、このコロナの状況で見えていなかったものが、いろいろと見えてくるなぁ。いろんなことに丁寧に向き合っていきたいなぁ。無理はせずに。
ヨシ、寝よ。
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