突然の人事異動命令。
(2006年12月28日00:08 mixiに書いた日記。当時23歳になったばかり。ピチピチ。サラサラ。)
先週の金曜日。
あたしとかんこちゃんは金曜日やというのに
実は元気がなかった。かなしかった。
金曜日退勤まで最後の一時間。
上司がみんなを集める。
「大事な話がある。」
いつもと違う上司の顔。
何なのかが全くわからなくてすごく緊張した。
・・・そう。本当に突然の人事異動。
しかも2007年1月1日から。
組織が変わり、あたしも今の上司じゃなくなる。
厳しいけど学べることがいっぱいで大好きやったのに。。
そして、かんこちゃんは違うところに行ってしまう。
それが一番悲しかった。
同じ入社日。同じ新卒。
かんこちゃんには本当に助けてもらったし、かんこちゃんと
オフィスで声を掛け合うのがすごい精神的な癒しになった。
日本では人事異動なんて当たり前かもしれん。
でも日本人が少ない海外で働いてるあたしたちにとっては
人事異動ってほんとに大きい。
あたしたちまだ入社8ヶ月やで…
やっとお客さんにも覚えてもらえてきて、かんこちゃんも
最近契約が取れ出して二人とも軌道に乗ってきたところやった。
そんなお客さんとまたお別れ。すごいカナシイ。。
正直唐突すぎで初めて会社に対して不信感を持ってしまった。
「従業員が満足できてないとお客様を満足させることなんてできない。」
って言うてたやん。。
みんなすごい動揺してた。受け入れられなかった。
数日たった今。
やっと前向きに考えられるようになった。
「人事異動って自分の成長にとって本当に大切なんだよ。
必ずみんなのためになるから。スキルアップにつながるから。
『慣れる』ってね、自分ができる人間になってるって勘違いを
させてしまうんだ。」
上司たちもみんなに伝えるの辛かったと思う。
「どう思った?」って聞かれ「ごめんね。」って
悲しそうに謝られたとき、何か自分はわがままやったなって反省した。
社会人やもんな。
環境なんて自分次第やん。
新しい環境をあたしらしく使って自分の成長につなげたらええねん。
また新しいお客さんに出会えるねんで。
確実にまた得るものが増えるはず。
前任の人から「引継ぎ」という壁を乗り越えた今、
また新たな壁が目の前に現れる。
これを楽しんだらええやん。
と自分らしいプラス思考な考えが出てきつつ、
それをまだ心から思うことができない2006年12月27日。
2006年最後の一週間。
いろんなことがありすぎて正直体と心がついていけない。
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『慣れる』ってね、自分ができる人間になってるって勘違いをさせてしまうんだ。
確か当時35歳の上司の言葉だった。
今のわたしと同じ歳。
本当、この会社の上司たち、当時上海オフィスには駐在員20人くらいいたけど全員の人間性がわたしは大大大好きだった。
今でも会いたいなぁって思うもんなぁ。
会いたいなぁ。
連絡先も知らないけど、会いに行くツアーしたい。
しかし、「あたし」って書いてるのが気になってしゃーない。笑
どの時点で「わたし」にシフトしたんやろう。笑