リトリート6日目①【TWO LOOPS】

2日前。

『嘆く』

ということを体感した私。


その「嘆きのワークショップ」を
1日だけ参加しただけで、
そのパワーに驚き、長野に来たんです!
っていう方もいた。


わたしもこの「嘆き」の力は
今の世界には必要としている人たちが
たくさんいるのではないかと思った。

特に日本人は我慢強い。
我慢が美徳、はまだ残っている。

災害や困難のときに、
奪い合わず、パニックにならず、キッチリ並ぶ。
日本人の強みや、美しさでもあるとは思う。


ただ、それは、
祖父母・父母の時代に
戦争に負けて、
食べるのものなくて、
人に迷惑かけないように感情を押し殺して、
空気を読んで、一致団結して、
みんなで立ち上がるしかなかったときに、
できあがった社会のシステム構造。


でももう環境も変わり、モノも溢れ、
それではやっていけない時代が来ていることに
みんな気づき始めている。


今のわたしたちは、
今までの父母の時代と、
これから創られていく自分の子供たちの時代、

その狭間にいる。


そんな中、すごくあたたかいことを
また一つ学ばせてもらった。

ケンさんのセッション、

『TWO LOOPS』

というもの。


あぁ…

文字で説明するのが非常にむずかしい。。笑


絵心のないわたしが真似して描いてみよう。

画像1

色なし… 黒。。。

これが限界デス。。笑


このTWO LOOPSは、
いろんな状況に当てはめて伝えられる。

一人の人間でもいいし、
一つの会社でもいいし、
社会全体でもいい。

とっても複雑なんだけど、
シンプルに書いてみる。

もう一度写真を貼ろう。

画像2

①のループが「私」だとする。
②のループが「息子」だとする。

①のわたしは親に育てられて
→自立
→いろんな経験をし、
→夫に出会い
(②の息子が生まれ、息子のループが始まる)
→朽ちていく「ポスピス」
→「コンポスト」になる
(息子のループの堆肥となる)


次は、社会全体のシステムに当てはめてみる。

①は祖父母・父母時代。

戦後、みんな幸せになるために
必死で築き上げてきた社会のシステム構造。

もうこれさえすれば幸せになれると
みんな一丸となって頑張った。

けど、もうそれでは難しい時代が
やってきて、終わりを迎える…


はぁ… なんか切ないな。。


①の社会のシステムに何を感じ始めた人たちが
新しいものを生み出し、

②のループが生まれ、「名付ける」

例えば「NVC」も、
「フードセラピー(わたしが以前参加していた世界規模の日本人ママのコミュニティ)」
「オンラインサロン」
も次世代の複雑な社会構造の一部。

名付けると次は「つながる」

そして「育てる」

さらに「光を当てる」

ただ、①の人たちはそのまま①で終わりなわけではなく、
そこには『橋』があり、
②を知りたくなったら渡ることができる。

②の人たちもそれを大歓迎し、伝える。

実際のセッションのときは、

床に大きな二つのループのリボンを敷いて
20ー70代くらいのみんなが
それぞれ自分は今どこにいるのか
立ってみることになった。

ルルドの泉の話をしてくれたおじいちゃんは
①の一番最後の端に立っていた。

すごく穏やかで、優しい瞳で
自分より若い人たちを眺めていた。

みんなが思い思いの場所に立つ
その景色は美しく、
わたしは胸が熱くなり、涙が溢れた。

この中で、わたし自身は

『光を当てる』

という場所に今はいるような感覚でいた。


わたしはクリエイトするのは苦手。
でもそれを得意とする人たちが
生み出したものに光を当てることは
得意なのかもしれない。


新しい自分の発見だった。

また、このセッションは、
古いシステム構造の中で
生きづらく、苦しんでいた
何人かの「嘆き」が爆発する時間にもなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ケンさん:

「みんなね、今時の若い子は!とか、
ほんまおっさんは頭が硬いわ!とか、
お互いを否定し合ったりするんだけれども、

①の人たちが創り上げてきた社会の構造で、
育てられ、生きていく中で、
新しい感覚・気づきが出てきて
新しいシステムが生まれる。


『②の社会システムが生まれるのは、①があってくれたから』

なんだよ。


①の人たちも、

自分たちが一生懸命やってきたことから、
若者たちが学んで、新しいものを生み出して、
次世代の②のループを育んでいくために、
自分たちの存在が堆肥となるんだ。

みんな繋がっているんだよ。


みんなそれぞれの場所で
それぞれができることを最大限に
精一杯、一生懸命、
頑張って生きているんだよ。」


わたしは言葉に言い表せられないほど、
全身で感動していた。


今までわたしも少なからず
そういう気持ちはあった。

特に親世代に対して。

でもこのケンさんのTWO LOOPSを
受けたあと、

わたしは父のことを思い出しながら、
感謝の気持ちでいっぱいになり、
体中があたたくなり、

いろんなよくわからない想いに満ち溢れ、


はぁーーー。。


と、心地良いため息をついていた。


しかし…

TWO LOOPSを文章で説明するのは
、めっちゃ難しい。。。

たぶん、みなさん読んでても、
「???」やろな。。

表現力不足で、申し訳ない。。

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Mind Yoga Miyuki
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡