NVC長野女神山リトリート1日目②【在り方】
今回のリトリートの施設をつくられた方が、来られてなぜココをつくったのか?と教えてくれた。
それは、
『一人一人が認められて、平和で穏やかな世界を…』
自分のことを認められる人が増えてほしい、
そんな願いから、周りに大反対をされながらも建築すべてを手作りされた。
そんな想いが溢れている場所だからかな。
わたしの心はずっと震えていて、24時間涙が溢れそうなのは。
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初日夜の1回目。
ケンさんによるセッション。
『NVC入門』
講義の詳細ではなく、
わたしが響いた言葉を書き留めておく。
NVCとは、
お互いが大切にされ、
自発的に相手にしたくなる関係。
・道徳
・比較
・責任回避
・報酬と罰
・強要
この五つがあると、思いやりが持ちにくくなり、
↑上に書いた関係が難しくなる。
相手を人間として見る。
お互いの人間らしさが分かり合える。
NVCを歯を食いしばってやっているときは、
自分が傷ついているとき。
そんなときはNVCは置いておく。
NVCは良い人になるんじゃなくて、
「正直」になる人のツール。
「やり方」ではなく「在り方」
限界がある自分を受け入れる。
限界を超えてでもやろうとした自分をお祝いする。
罰や報酬ではなく、
どういう動機で行動を変えるか。
「懲罰的世界観」ではなく
NVCは「修復的世界観」。
昔、流行ったKYという言葉。
読まなきゃいけない空気は誰が決めたの?
常に「他人軸」で考えなきゃいけない。
そうなると懲罰的思考になる。
子供に懲罰的になってしまっているとき、
「自分の子供が社会の中でやっていけるように、
自分が知っていることを使って、
精一杯やっているんだと自分に共感してあげる」
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いやぁー、NVCやっぱり好っきやー。笑
こんな例もなくランダムに書いて、
伝わるのだろうか。
トレーナーが語る一言一言が染み渡り、
それぞれの反応を起こす参加者たち。
わたしは毎瞬毎瞬、心動かされていた。
しっかり自分の中で噛み砕いて
たくさんの人に伝えていきたいことばかり。
セッションは予定の夜21時を超えてまで続き、
わたしは途中子供たちが気になって仕方なかった。いつもはもう寝ている時間だ…
終わって一人で真っ暗な森の中を
懐中電灯を照らしながらダッシュして
母屋へ向かった。
娘はアシスタントの方とご機嫌よく
絵を描いて過ごしてくれていた。
息子もタブレットし放題で最高に楽しんでいた。(これはちょっと心が痛い)
でも、よかった。。
あー、しかし毎日21時すぎまでセッションで
どうやって二人をお風呂に入れたらいいのだろう?
女湯男湯ってあるけど、
6歳の息子ははどっちに入ったらいいんだろう?
一人で男湯に入れるのかな?
入れないよな。。
女湯はアメリカだったらアウトやけど… もしかしたら嫌って人がいるかもしれないし…
いつ聞いたらいいんだろう…
なんだか聞くのも怖いな…
結局二人とも興奮気味で、
寝たのは22時半。
前日もホテルでなかなか眠れなかったし、
この日も遅くなってしまって、
明日キッチリ決められた朝ごはんに
二人ともちゃんと起きられるのかな…
二人の準備をして、
わたしも準備もして…
どこかの休憩時間にサッとお風呂入れないと…
と、スケジュール表を見たり。
初日の夜、
色々考えれば考えるほど
ポロポロポロポロ涙が溢れ、
結局わたしは2時ごろに泣き疲れて寝た。