周りとは繋がれていても、自分とは繋がれているか。

外出はできないけど、散歩や運動はいい、ただし人から6フィート（1.8M）離れること。

とのことだったので、さすがに24時間ずっと家はおかしくなるねって、ちょっとドキドキしながらみんなで家を出た。誰もいなかったらどうしよう… 警察いるのかな…

しかし、早速散歩している人たちをたくさん目撃する。

あれ？結構歩いてるやん？

スタバへ行った。
レジにみんな2メートルくらい距離を取って並んでいた。店内は椅子とテーブルはないけれど、テラスでは普通にお茶していた。

お茶してるんやん。。

公園の横を通り、芝生を散歩して帰ろうとなった。

あれ。。。公園めっちゃ普通に子供たち遊んでるで？
昨日の政府の話はなんだったの？？公園は距離を取るのが難しいから行かない方向じゃなかったけ？？

バスケットコートは若者たちが群れている。
テニスコートも埋まっている。
ジョギングする人。
ベビーカーで散歩する人。

完全にいつも通りだった。。

「わたしたち、真面目ジャパニーズなんだね。」
「だな。。」

あんな風に発表されたら、日本だったらみんな守ろうとすると思う。守らない人、公園で遊んでる人たちがいたら、「え・・・あかんのにあの人たち何してんの…？」っていう目で私も見てしまうと思う。1.8m離れたらいいよって言われてても、なんか歩きづらいし、明かにすれ違うときに避けるように歩くのも、相手に気を遣ってしまったり。

（うちの息子は、「前から人が来たぁー！」っと思いっきり避けていたけど、誰もそんなことは気にしない。）

他の家族とも遊んだりもしないことって書いてたけど、何組か子供たちが楽しそうに遊んでいたし。なんなら、みんな会社行けないし、不意にできたこの時間を共に楽しく過ごしているようだった。

でもこの人たちが、コロナを楽観視しているようにも見えない。

二極化しているのかも。

例えばパニックで買い占めに走る人たちと、

ある程度身を守りながらも、とりあえずあるもので過ごして、数日経てばスーパーの品揃えも、人の多さも落ち着いているだろうと思いながら過ごしている人たちと。

どっちに良い悪いはないし、どっちも「安心」「安全」というニーズを満たそうとしている。でもわたし個人としては後者で在りたい、後者で「安心」を満たしたいなぁ。

それには「自己共感」ってすごく大事だなって実感している。

昨日ココさんの置き手紙にもあった、

「意識をハートに落として、周りとつながり、自分とつながり、穏やかに元気にたくましく過ごしていこう。」

という言葉。

周りと自分、どっちも繋がること。

でも最近、周りと繋がろう繋がろうとはするんだけど、自分とは繋がれていないように見えることがある。

楽しく過ごそう！頑張ろう！弱音なんて吐いてられない！乗り越えなきゃいけない！と、みんな必死になってて、それはとても素敵なことやし、そうやって乗り越えないといけない時ももちろんあるんやけど、日々SNSのたくさんの方の投稿を見ていて、わたしは少しザワザワしている。

みんな本当は辛いのに、不安なのに、自分の心の声聴けてるかな…？
見て見ぬふりしてない？
蓋をしていない？

リラックスして、呼吸して、自分の心と向き合う時間を取っているだろうか。(余計なお世話だけれど。)

NVC仲間のどりちゃんのつぶやきが、わたしにはとても響いたので載せておく。

『不安病』や『悩み病』には
全然なりたくないけど、

『元気でいなきゃ病』
にはもっとなりたくない。

元気なときも明るいときもあれば
悩むときも不安なときもあるし、
その波があるってことを、
自分にOK出そうぜ〜🙆‍♀️
#起こるべきことが起こる

— はたなかみどり@毎日作曲46日目 (@aimeysang) March 13, 2020

本当、そうだと思う。

「元気でいなきゃ」だけになると、心は本当は震えているかもしれないのに、見てもらえなくて、声を聴いてもらえなくて、実は疲弊しているような気がするんだ。(というかSNSを通じて見えてしまうんだ。。)

わたしだって、不安がゼロなわけではない。子供たちの休校、自由に外に出られないこと、来週からワンオペかもしれない、いつ感染するかはわからない、感染したときどうなるんだろう？こわいよね…不安もあるよね… と、自分の気持ちをしっかり感じ、しっかり受け止め、その気持ちも大切に大切にあたたかく包み込んでいる。

こうして自分と繋がれているからこそ冷静でいられるんだと思うし、「ヨシ、リラックスして、好きなことして過ごしていこう♡ 子供たちも各々好きに過ごしておくれー♡」と、周りに流されずにマイペースに過ごせているんだと思う。

いろいろ縛られている分、子供たちを家の中ではあまり縛りたくなくて、のびのびと過ごして欲しい。そしてそれは大人も一緒、わたしも旦那も、好きなことをして過ごしている。（旦那はほぼ仕事しているけれど。笑）

昨日のココさんの言葉をまた書くけれど、

「こういうときこそ、共感の力、呼吸、瞑想の力。だからわたしたちは自分の心とコネクトして、自己共感ができているから、落ち着いていることができるんだよ。みゆきちゃん、周りに流されないで、こういうときこそ、愛を与えていこう。」

「わたしたちNVCやってて本当よかったよねー」

って話した。本当にそうである。今までのわたしなら前を前を向いて、奮い立たせてボジティブポジティブ！！不安な気持ちは奥の奥にギュッギュッと押し込んで、ガツガツ動いて、どこかの時点でドンっと倒れていただろう。

それにも良い悪いはない。でも今は、持続可能でいきたい。

ヨシ、わたしもサークルで自己共感がみんなの一部になるように、ゆっくりゆっくり伝えていこう♡

みなさんが穏やかな一日を過ごせますように。