第一章　心の底から与えるー非暴力コミュニケーションの核心②

NVCの本に沿って書いていくシリーズ第二回目。

では早速、前回の第一章の続きを書いていきますね。
ともに深めていけたらうれしいです♡


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【過酷な状況でも、人間らしくあり続けるための言葉とコミュニケーション】

これがNVCの基盤である。

人と人はお互いに関係を築けるものだという自覚を取り戻す、本来そなわっている力を思い出すもの、新しいものは何ひとつない。

（これは今後も、何度も何度も伝えていく言葉になると思います。）

自分を表現し、他人の言葉に耳を傾ける。
共感を保ちながら、自分の内側で起こっていること、相手の内側で起こっていることを注意深く観察し、自分自身を言葉で明確に素直に表現できるようになる。

NVCはとてもシンプルなんだけど、わたしたちを大きく変えるパワーがある。

相手（自分）の言動に対して、

批判
ジャッジ
暴力
レッテルを貼ること
分析
正しいか間違っているか
解釈
強要など

「こいつは頭がおかしい」
「あいつは間違っている」
「あの人はこうすべきだ」
「あいつに裏切られた」
「わたしはバカだ」
「わたしは本当できないやつだ」
「わたしは母親としてダメだ」

というような言動が良い悪いと言いたいわけではないのです。

ただ、そこに意識を向けることから、

観察して、
自分（相手）の感情に気づき、
自分（相手）のその奥には何を大切にしているのか、

に対して、好奇心を持って、
意識を向けることにシフトしてみたら・・・

一体どんな世界が見えてくるでしょう？

視野をふわっと広げ、視点を変えることで、

判断・ジャッジなどの世界観から、

心の深いところで、
自分の大切にしていること、
相手の大切にしていることに、

『意識の光』を当てて気づくことができたら、
私たちは、自分自身を、人々を、
理解することができる。

そして、それは深い共感へとつながる。

人生に求めるのは人を思いやる気持ちである、人と心の底から与え合いながら関わり合うことだ、とマーシャルは言う。

見返りもなく、恐れや罪悪感、強要感などがない状態で、心の底から相手に与えるとき、わたしたちは自然とよろこびが湧き起こってくるのだ。そして、自然なよろこびからだと受け取る側も受け取りやすく、無心によろこべるのだ、と。

たとえば、コンビニでプリンを買って来てくれる、という行為。

相手に買い物ついでにお願いすると、「えー！もー、次はあんたが買って来てやー。めんどくさ。。」と言って出て行ったとする。そんなときは買ってきてくれたとしても、ありがとうとは思えても、どこか申し訳なさや心地よくない気持ちであったり、心からよろこべないことがある。

一方、

「え！あのプリン？あんたまだ食べてへんの！？めっちゃ美味しいのにー！あれはあんたにも食べて欲しいわ〜。帰りにコンビニ忘れんように寄るから待っててやー！美味しいでぇ♡」と、本当にうれしそうに買って帰ってきてくれたとする。やっぱりこっちも無条件にうれしいよなぁって。

（あ、わたくし関西人です。）

みなさんもそんな経験ないですか？

あのときは、あれこれしてくれたけど、なんか罪悪感を感じたなぁ。
あのときは、あんなにもたくさんしてくれたことが、ただただ本当にうれしかったなぁ。

おそらく、後者は、相手もよろこびから与えているときだと思います。
（もちろんすべてではないですよ。）

そんな自然とよろこびが湧き起こってくるような分かち合いを、マーシャルは人々が人生でできるようになるのを目的としている。

NVCを実践するとき、相手がNVCを知っておく必要はない。

また、心を通わせたい、つながりたいって言う気持ちが、たとえ相手側になかったとしてもかまわない。

自分自身がNVCを生きていて、相手を思いやり、与え、受け取ろうとし、それ以外に目指すものは何もない、という精神であり続けるかぎり、いつか相手もこのやりとり参加して来てくれて心を通わせる日がやってくる。

必ずしも毎回ではない。
でも実践し続ければ、必ず、人は思いやる気持ちが花開くとマーシャルは信じている。（わたしも信じています♡ 現にたくさん目撃してきました♡）

では、次回はNVCの四つの要素について、書きますね。

今日、わたしはまさに自然なよろこびからの分かち合いを体験していました。明日はそのことついて書こうと思います。

（※このシリーズは毎日更新ではありません♡　日常のアウトプットもしないとわたしがパンパンになり爆発してしまうので。。笑）

今日も、自然なよろこびからの分かち合いが、あなたの街に増えますように。

また明日ココで♡

Miyuki

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