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アドバイスはできなくても

ある方に、

「最強のエンパシスト(共感力を持つ人)だよね。」

と、一年半ほど前に言われた。

言われると意識しすぎて、わけわからんくなったから、そもそも「共感」ってなんじゃ?そんな講座ってあるんかな?と調べたら、一番上にココさんの共感コミュニケーション講座が出てきて、ココさんが用いているのがNVCだったんだ。

そこから始まったわたしのNVCジャーニー


共感力があるというのを掘り下げているときに、

「聞き上手だよね」
「人に寄り添う力があるよね」

と、いう言葉が周りからたくさん集まり、正直、当時のわたしは意味不明やった。

だって、わたしはしゃべるの好きやし、人の話をあまり聞かない人(笑)やと自分自身で思ってたから。


それをさっき思い出していたら、フッと思ったことがあった。

わたしは誰かの悩みや相談をよく聴いていた。そして聴いているときに、当事者じゃないわたしにはなにも言えることがなくて、いつも落ち込んでいた。

「こうした方がいいんじゃない?」
「それはこうこう、こういうことだったんじゃない?」

そういうことはあまり言わなかった。
言わなかったというか、言えなかった。

自分に自信がなかったのもあったと思う。恐れ多いというか。それに、そんな風にチャキチャキアドバイスとかができるタイプではなくて。。(できる人が羨ましい)
あと、話の内容によってはわたしが言ったことで、もしもっと大変なことになったら…と、責任が取れないというこわさもあったと思う。


帰り際に、

「なんか、何のアドバイスも、役に立てるようなことも言えずにごめんな。。聴くしかできひんかった。。」

と、落ち込んで帰ったときもあった。


でも、わたしの落ち込みと相手の反応は真逆で、みんな笑顔になり、ありがとうと言ってくれて、さわやかなスッキリした顔をして帰っていった。


「聴いてくれるだけでほぼ解決。」

と、よく聞くれど、わたしは相手の話を割って、何か言うこともなかったし、ひらすら辛そうな相手と同じ表情・気持ちになって、わたしも辛くなり、うなづいていた。

それしかできなかったし、それが自然とできたんだ。それは今でも変わらない。


でも、今思えば、昨日書いた【話し切る・聴き切る】が、まさにそれで、そもそもわたしという人間それそのものだったのかもしれない。


NVCの世界観で「共感的でない11のコミュニケーション」というのがある。

・アドバイス
・分析
・評価、批判 

などなど。

これを先日、友人二人とzoomをつないでワークをしてみた。


またそのことについて次回書こう。

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