3歳娘:「ねいるがほしぃーねいるがほしぃーのぉー」
「ねるねるねーるねじゃなくて?」
「ちっがーーーーーーうっ!!!」
母、あなたを妊娠する前からずっとネイルしてへんで?家にネイル一本もないで?
「ほしー。ほしー。ほしぃーの!!」
どうやらYouTuberに憧れているのね。
今朝は、玄関でプリスクールいくよーと声をかける父に、「まだおけちょーしてないよ!!」とプリプリ。父は結構待たされていた。きっと旦那はわたしにもそんなに待たされたことはないだろう。笑
イヤリングして、
ワンピース着て、
ネックレスと、
ブレスレットもして・・・
ワンピースを選んだ日にズボンを穿かせようとすると、「今日はドレスだよ!なんでズボンいるんだよ!」とプリプリしています。
何を着て行っても、何をつけて行っても、
「So cute!」
と言ってくれる。
ここがアメリカでよかったと心底思う。笑
なんなら先生が、地面につくようなロングドレスだったり、超ミニスカートだったり、胸元から半分おっぱいが見えていたり、ビーサンだったり、長い爪のカラフルなネイルも、大振りのアクセサリーも、真っ赤な口紅も、先生になに一つ制限がないんだから、子供に「これはダメだよ」はそらないわな。
毎朝、娘に、
「動きやすい服装じゃないとあかんからズボンとTシャツ。着替え直しておいで。」
「アクセサリーつけたらあかんねんで。外そうな。」
「化粧もして行ったらあかんねんで。帰ってからしよか。」
なんて娘とやりとりしていたら、わたしは朝からエネルギーを大消耗してしまう。笑
ということで?準備に忙しい娘は毎日遅刻しています。それでも笑顔で入口まで迎えにきてくれる先生。
もう一度言います。。
ここがアメリカでよかった。。笑
わたし日本社会で生きていける気がしない。。
(確か中国帰りの時も、窮屈で一回死んだ。。笑)
そして娘はお出かけの時にも、ピンクの紙袋にポーチとアクセサリーを入れている。ちなみに、母はポーチとやらを数年持ち歩いていない。こういうのって本能なの?
旦那:「いや、なんでお前がそういうのを忘れてしまっているのかが意味がわからん。美を忘れすぎててそっちの方がビックリするわ。」
と言うんですよ。育児に奮闘してる奥さんに一番いうたらあかんやつを何度言われたことか。笑 こういうの言われれば言われるほど逆効果です!わたしの場合は!!笑
うちの旦那はそういう感覚なのだ。妻に常にAneCanのような容姿であって欲しい人なので。(ムリ笑 そもそもわたしはAneCan方面にベクトルは向いていない笑)
むしろ、奮闘してすっぴんで髪振り乱している姿を、命燃やしているなぁ、美しいなぁ、と思える感覚であっていただきたい。がんばって!応援してる!笑
そして、さらに3歳娘の首の横で髪をかき上げる仕草にもビックリしている。髪をかきあげる時の表情にも驚かされる。
母、天パでそんな風にかき上げたことあらへんで?だいたい、くるくるくるってお団子してるで?このお団子には憧れてくれへんのかい?笑 本能で女子っぽくないとか感じているのかしら?
というのは「これは女の子っぽいとか、これは男の子じゃん!」とかよく言ってる。わたしはそういうことあまり決め付けたくないので言わないようにしてるんだけど、これって娘は女性としての心の割合がとても多いから?自然にそう感じるのかな??わからんけど。。
さらにこのことで思ったのは、欧米人を見てるとティーンエイジャーも、大人も、おばあちゃんもみんな髪をかきあげるとき、セクシーなの。どの年代も。でもそれがごくごく自然で、こちらもなんにも違和感を感じない。
そこに関して小さい頃から誰にもなにも言われてきていないからなのかな?
わたしは髪をかき上げるって恥ずかしくでできないのです。そして物心ついてから周りでもしている日本の友人は少なかったように思う。(わたしが仲良くなかっただけかもしれないし、たまたまかもしれないけれど。いたらすまん笑)
でも日本って「いい女風」とかちょっとよくわからないこと言われそうなイメージ??いわゆる一般的に美しいと言われている人にしか似合わないから、「オイ!お前がやるな!」って思われるように感じるんだなぁわたしは。(わたしだけか?笑)
そして、娘がこうして自然と女性性を出して髪をかきあげているのを見て、わたしも旦那も思わず笑ってしまうのです。。
これなんだんだろう?
わたしも小さい頃やってたのかはわからないけど、やっていたとしたら、きっと笑われていたんだろうな。そうして、やらなくなっていったのかな?
昔「ぶりっこ」という言葉があった。女子から嫌がられていた。わたしの中で、女子女子している人はよろしくないという刷り込みがあるなって今になって気づく。
これは、娘の仕草は笑わないようにしてあげたい。たっぷり本能のまま楽しんでもらいたい。笑われてやらなくなっていくのは悲しい。
そんな中、母がとっても爪に優しいらしいネイルを見つけ、買ってしもーたのです。
ネイルは爪が呼吸できない気がして、わたしまで息苦しくなるのであまり好きではないんだけど、数年に一回わたしの手元にやってくる。
これ娘に見られたら、おそらく一日で液体がなくなってしまう。それだけはいやだ。笑
ということで数日寝かしていたんだけど、やっと塗りました。そしてお迎えに行ったら秒で気づかれました。笑
でも「大人用をもらった」と咄嗟によくわからない嘘をついたらすんなり納得してくれた。嘘ついてごめんねっ!!笑
そこで気づいたのは、なんと!ネイルをしていても、あまりテンションが上がらないということ!!笑
手先が可愛いのは可愛いんだけど、ネイルをした手で料理するのはあまり好きではなく。。
なんかわたしの中で「美」というものが、自然に近くなればなるほど「美しい」と思う感覚に年々なってきている。(決してもうめんどくさいというわけではないと信じたい!笑)
ネイルもして、お化粧もしっかりして、アクセサリーもつけているおばあちゃんも好きなんだけど、やっぱりわたしは若杉ばあちゃんのような人に憧れるんだ。
ではでは、今日は娘を観察していて、自分の中にあるものに気づかせてもらったというお話でした。
みなさま、髪をかきあげてみる一日を♡笑
すべて美しい♡
また明日♡