ヘレン・ケラーの水のような体験
先月からわたしのホールドしているサークルに入って来てくれている友人と、昨日「共感サークル」というものをやってみた。
「共感サークル」とはこちら↓
友人も「どりちゃん作成の感情とニーズカードが届いたよ!」ってちょうど連絡をくれたところだったので、
「よしっ!今日はそれ使ってみよう!!」
とは言ったものの、あれ?わたしオンラインでカード使ってやるのはじめてやん!って始まってから気づく。笑
でも、まぁなんとでもできそうだと思い、こうして広げてみました。
結果、
「できるじゃん!!」
と新しい発見をさせてもらい、ありがたやー♡
まずは彼女に最近あったモヤモヤした出来事を話してもらい、わたしが「共感的でない11の反応」をする。そして、彼女の身体や心にどんなことが起こったのかを聴いた。
11の反応のうち「まぁそうだよねー」って思うものもあるけれど、評価や批判がモヤモヤをさらにモヤモヤさせたと。
おそらく、彼女は普段から誰かに対して、評価や批判というのはあまりしていないんじゃないかなぁっていうわたしの推測で、本人にも聞いてもみると、あまりしないようにしているとのことだった。
そして「まぁそうだよね」と受け取れる反応は自分自身も普段、相手にしていることなんじゃないかなって。
そうなると、その人その人が相手に対していつもどんな反応をしているか「クセ」みたいなのにも気づけたり。
そして、今度はカードを使って共感的に彼女の心に寄りそう。
(わたし、この瞬間に、なんだか世界が話してくれている相手と私の二人だけのような感覚になります。ちょっと自分でもよくわからんのやけど。不思議。子供たちに話しかけられると一気に引き戻されるんやけど。笑)
友人も同じカードであったため、画面の向こう側でも広げてもらい、わたしが「このニーズかな?」って差し出したものを友人にも探して並べてもらう。
(サラッと書いていますが、ひとつひとつ時間をかけます。そしてその人の心に寄り添いたい気持ちでひとつひとつ丁寧に大切に差し出す。)
プラス、友人にもさらに選んでもらい、集まったその中からコアなニーズを3つ選んでもらって、そのニーズたちと「つながる時間」をつくった。
「どうだった?今どんなかんじ?」
と感想を聞いてみると・・・
「つっかえていたものがなくなった!」
「スッキリした感じ」
「血が通うような感覚」
って♡
わぁー♡
それを体感してもらえたことが何よりうれしー♡
その後に友人から、
「わたしはスッキリしたんだけれど・・・そのあとはどうしたらいいの?その出来事に対して何か解決みたいなのはあるの・・・?」
という問いがきて、わたしはもうキュンキュンした♡(変態か笑)
彼女がまず、わたしから共感をもらい、
感情の奥にあったニーズとつながり、
自己共感をしたことで、
相手にも想いを馳せてみようと思える
【スペース】ができた。
自分がモヤモヤしたままだと、相手に心から寄り添うことは難しい。「相手の言いたいこともわかるけどさぁ〜…」のようなぐるぐるした状態では、理解してあげたいんだけど、なかなか心が伴わないことがある。
だからNVCでは、
何がなんでもまずは「自己共感」
とよく言われる。
そして、友人は結局そこに何かアプローチをしないと、今回起こった出来事が繰り返される、それをできれば避けたいんだ、と。
では同じように、今度は相手に共感もしてみてみよう!となり、またニーズカードと向き合う。
自己共感ができてスッキリした、
つっかえていたものがとれた、
血が通うような感覚になった今、
「モヤモヤした相手の言動の奥には何があったんだろう?」
「どんなことを大切にしたくて、あの言葉と態度を取ったたんだろう?」
と、相手の心に寄り添えるんです。
これ不思議な感覚なんだよなぁ。
(毎回必ずそうなるわけではないんだけれども。)
そこでいくつか見えてきた相手の奥にある大切なものたち。
(それが合っているのかどうかは必ずしも相手に確認する必要はなくて、ただただ想いを馳せてみます。)
「あぁーーそうかもしれないーーー。」
と彼女もなった今、
もし同じことがまた起こったとしても、相手の言葉や態度をそのまま受け取ったり、捉えたりするのではなく、
「あーイライラしてるな。。怒ってるな… そうだよね、こんなことを大切にしたいもんね。。」
と、言葉そのものではなく、その言葉の奥にあるニーズに意識を向けることができる。
(さらに相手に何か行動をしてもらいたかったりするのはNVCのリクエスト。でもこれを話し出すとかなり時間がかかるので、またゆっくりいこう、時間がある時に伝えるねってことで、今回はココまで。)
友人はなんだか本当に目を見開いて、ちょっと興奮状態だった。
どうだったかまた感想をもらうと・・・
「今までもNVCを学んだりしてきたけど、
今日が一番わかりやすかった!!
なんていうのかな、
ヘレン・ケラーの水みたいなの!!
これがNVCなんだーーーーって!!
なんか感動してる!!!」
・・・・・・・・・もうね、、
泣くのを通り越してわたし。。。。
ずっっっとニヤニヤしたよね!!笑
「やばいー、うれしい。」
「あーもううれしい。。」
「いやーあーもーうれしいわー。。」
って、ず・・・っとニヤニヤしてた。笑
終わったときはもうこっちの23時半ごろだったんだけど、うれしさで興奮して眠れませんでしたー。笑
あー。。。伝えてきてよかった。。
と、また思うこの瞬間。。
講座も受けた、
フェスも受けてみた、
ニーズ表を眺めたりもした、
なんかすごく大切なのはわかる、
だから続けたいと思ってサークルに入ってきてくれた。
そして、今までの体験がすべてつながって、「こういうことなのか!NVCの本質はココなのか!」って、なにか視界がぱぁーっと開けるような、何かがパッカーンと開いたような感覚を体感してもらえるタイミングがきた。
(これは人ぞれぞれで、何十年もかかる人もいるそうです。)
NVCは本来すべての人にそなわっているものを思い出すもの。
「どのように話したり聴いたりしたら、人は本来持っている人を思いやる力を思い出すことができるか、思いやりを持って生き、自分自身と相手を理解し、心から与え合うことができるか。」
by マーシャル・B・ローゼンバーグ
NVCは、新しいことはひとつもない。
本来人間が持っている、みんな昔から知っていること。でも日常のあらゆる出来事や環境、様々な要因で、
「忘れてしまっている状態」
「奥に隠れてしまって気づかなくなった状態」
だとわたしは思っています。
まさに、彼女が何かを思い出した瞬間だった。
何か内側の奥底からムクムク隠れていたものが、溢れ出してきたような感じだった。
「NVCジャーニーが始まった。」
そう感じた。
そして、そこに立ち会わせてもらったこと、
目撃させてもらったこと、
さらにこれから共に横を歩くことができること、
わたしにとって本当に本当にギフトです。
すべての時間、経験が、宝物。
友人の存在、彼女の命に、心から感謝。
いつもありがとう。
(タイトル画像のお花は彼女をイメージ♡)
たくさんの人たちにそんな体験をしてもらいたいって改めて思った日でした。
それって一体なんなの?と興味を持ってくださった方は、わたしが書いているこちらのnoteのマガジンを開いてみてくださいね♡
まだ途中ですが入口あたりは書いています♡
(金額は設定されていますが、今のところ無料で全部読めます♡)
では、今日はココまで。
ハートフルな1日を♡
また明日ココで♡