正直でいると誰かを傷つけるんじゃないか…という怖さからわかること。

旦那がめちゃくちゃ忙しそうで殺気立っているので、わたしは朝から日射しが入ってくるリビングの床にゴロンとし二度寝しました。ちょー気持ち良くてスッキリ♡ 夫婦でバランスを取ろうと思って♡笑　

（逆ならスーパーイライラするけど。笑　
忙しそうなエネルギーを感じ取ってしんどくなってきちゃうし、寝て一旦シャットダウンしたもあるかも。）

さて、今日も書いてみます、
ヨラム氏のセッションでのこと。

小グループで身体感覚から湧き起こるものを正直にそのまま話すというワークをやるときに「フィルターかけてもいいかなぁ？」という質問があった。

すべてを正直に口から出すことができない、ということ。わたしもそうだよなー、そういうときもあるよなぁ、相手との信頼とか配慮とかを思うときに。

ヨラムは「何か湧き起っていることがある、でもフィルターをかけたいと感じていたとしたら、そのフィルターが今一番大きなことなんだよ。」と。

だから、そういう時は、その「フィルターがあるということを伝える」という選択肢もあると。

「今、思っていること、伝えたいことがあるんだけれど、それを話す気持ちになれない。何か自分の中にあるものを守りたい気持ちがある。」という風に。

もし、そこでそのフィルターをかけたいって気持ちを無視して口に出したら、自分を裏切っていることになる。自分の中では今これを言いたいくないって思っているから、と。

ちょっとフィルターとは違うかもしれないけれど、わたしが昨日最後の方に書いたのと似てるなぁって思った。

すごく大切なことを話してくれている。でも今すぐには伝え返したりすることはしたくない、なぜならうまく言おうとしている、うまく言わなきゃいけないって思っている自分が今いるから。

そしてそれをわたしは相手に伝えるという選択肢をとった。その気持ちを無視しないために。無視したまま言葉を伝えないように。

次に出た質問。

「正直さで誰かを傷つけるのではじゃないかと心配になる。周りの人たちも安全でいられるようにっていつも思っている。」

これもよーーーーーくわかる。。。わたしもずっとずっとそうやって周りの安全を大切にして、相手を傷付けたくもなくて、無意識レベルで自分の思うことを言わない選択をして生きていた。それが調和だと思って。

NVCを学び、少しずつ正直な気持ちを伝えられるようになってきたときに、それで相手にすごいショックを与えてしまって、落ち込んだこともあった。正直であることに疑問を持ったこともある。

それに、わたしがそうやって今まで心にある声を出してこなかったから、みんなもわたしから出てくる聴いたことがない言葉にビックリしちゃったんだと思う。

わたしが伝えた言葉でショックを受けるか受けないか、モヤっとするかしないか、苛立ちを覚えるか覚えないか。

そこにはそれぞれ育ってきた環境があって、それぞれの背景・経験してきたことがあって、今のその人がいる。一人一人、全員違う。

そんな一人一人の背景を含んだ上で、一つの言葉が、うれしいと感じるか、悲しいと感じるか、苛立ちを感じるのかは、すべては相手の中にあるもので、受け取り方はその人次第。

というのを頭ではわかっていたんだけど、それでもわたしは相手の気持ちも感じ取るし、誰も傷つけたくないって思いが強いだけにヘコんだんだよね。

ヨラムは、正直になれないことを、

「そう、だって、それも正直さの一部だもんね。身体って正直だなーと思うのはこの恐怖って関係を大事に思ってるってことなんだよ。僕は恐怖に対して愛情を感じてる。恐怖って素晴らしいと思ってる。」

と言っていた。

恐怖に対して愛情を感じている…
恐怖って素晴らしいと思っている…

ヨラムから出てくる言葉は、いつもわたしの経験してきたことから全く違う感覚を与えてくれ、驚きと共にワクワクさせてくれる。

母との間でのやり取りで例を出してくれたんだけど、お母さんに言いたいことがあるとする、でも言うことに恐怖を感じていることがある。それは、お母さんとの関係が近くなりたいって本当は思っているし、決して遠ざけたいと思っているわけではないから。

そこで「正直になるぞ！！」という感じになってしまうと、自分の一部を裏切っていることになると。

だから、その自分の中にある思いをすべて対話に込めること。
身体は正直、相手との関係を無視することなんてできない。身体ってものすごく関係を大切にしているんだよー、と。

今日の最後に。
ヨラムの言葉で印象に残っていることを。

・それぞれのニーズを満たすこと。

・恋人と一緒にいることにこだわると、 対話に緊張が生まれる。

・「それならいいよ、また新しい彼女見つけるから」という話ではない。

・こだわってるのは皆のニーズを満たすこと。

・(別れずに) 一緒にやっていくことにさえこだわってはいない、 それよりもっと大きなことにこだわってる。

・不思議なことにちょっと魔法みたいだけど、その精神だと最終的には一緒にいられるんだよね。

・だけどそれは副作用であって対話の精神ではないんだ。

わたしもこの精神で在りたいって思った。

でもこれ、うちの旦那さん、めっちゃ実践してるかもしれんと思った。笑

ときどき彼が言う「聴けば聴くほど俺はNVCそのものやと思う」というわたしがとても理解し難い言葉（笑）

そういう視点で彼を眺めてみよう。
あ、激務でずっと英語での会議が終わったら、すごい勢いで打ちっ放しに行った。笑

・スペース
・リラックス
・自由
・休息
・楽しみ

そんなニーズが聴こえてきます。笑

外国人トレーナーのNVCは使う言葉や言い回しが、日本人の感覚と違ったりして、自分にあるものと馴染ませるのにも時間がかかったし、文章で書くにも思うような表現が出てこなかったり、うまく伝わるかなぁってもどかしさもあるけれど、今わたしの中に入ってきたものをツラツラと書いています。

ヨラムの動画は6/22が期限。
それが終わったら、次は今月いっぱいが期限の別のトレーナーのを見てみようと思います。

ではまた明日。