「子供がいるのが世界」
リトリートに参加する前のこと。
参加すると心に決めてから、わたしはとてつもない不安に襲われていた。
まず、子供2人連れて長野の山奥へ無事辿り着くのか…
ほかの受講生に迷惑をかけないか…
わたしはちゃんと講座に出られるのか…
娘はアトピーで夜中に掻いて起きるのに、
他の人たちを起こさないか…
そして、わたしは眠れるのか…
講座中は、子供は別部屋。
人見知りの娘は、知らない場所・知らない人たちに囲まれてわたしにしがみつくんじゃないか…
泣くんじゃないか…
さらに追い討ちをかけるように、
帰国してから、
おばちゃんに怒られ、
お姉さんに舌打ちされ…
日本社会での、子連れへの厳しさに心がたくさん折れた。。
こんなんで、子供たち連れて、わたし、
本当に、行けるの…?
不安でパンパン。
破裂しそうだった…
でも、リトリート前にアシスタントの方とのミーティングがあった。
そのミーティングで、
わたしの不安はぶっ飛んだ。
今回のリトリートは、
トレーナー四人+アシスタントが数名。
アシスタントをされるご夫婦とのミーティング。
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今回はビジネスの世界の人たちに来て欲しかったから、ビジネス推しでサイトを作った。
でもこうして子供がいるお母さんから、
申し込みが来て驚きとともに、本当に嬉しかった。
子連れお母さんがくるとなって、
わたしはお母さんと子供のアシスタントがしたいって手を挙げたの。(奥さん)
子供を含むことの大切さ。
そもそも子供を排除するのは不自然だと考えている。
子供がいるのが世界。
子供がいないところでやっても意味がないと思っている。
子供から学んでいく。
でも必ず、子供が騒ついて、
「落ち着かない!集中できない!」
という声は上がってきます。
でも、最後にはやっぱり子供から学ぶんだよ。
もちろんお母さんにも葛藤がある。
辛い思いもたくさんする。
でも大丈夫だよ、
安心してね、
落ち着いてね、
大丈夫だから。
と、伝えたかったんだ。
そうやって声をあげる人ほど、
最後には子供がいて良かったって言うから。
七日間もあるとね、みんな途中で
「朝はセッション(講座)やめます」
と出ない人も出てくる。
疲れるし、集中もできなくなったりしてね。
わたしたちは、
「このセッション、スキップするし、
わたしが子供見とくよ!」
って人が現れたりする状況を思い描いているんです。
いないかもしれないけど、それはそれでいい。
本当に子供が含まれることになって良かった。
子供が含まれることで、
良い意味でシステムが複雑化される。
セッションをしていない時間も含めて、
「子供を含むチーム」
に今回のリトリートがなることが本当に嬉しい。
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と、ご夫婦がおっしゃっていた。
もうわたし聞いてるだけで、
心がずっと震えていて、
終始泣きそうだった。
お二人の言葉に本当に救われた。
そして、今回が、
今までで二人連れてくるお母さんは
わたしが初めてだそう。
奥さんからの言葉、
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みんなで飛び込んでみる。
たくさん頭で考えて、
あれこれ準備をするよりも、
「そのまま」
で、飛び込んで、
「そのまま」
を、体験しよう。
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こうして、いろんな話をして、
ミーティングは終わった。
もうね、
不安なんて、
ぶっ飛ぶよね。
心が温まり、豊かな1時間を過ごし、
朝からなんて優しい時間なんだろう。
心が満タンになった。
さて、リトリートのことを次から書いていこう。