カイさんのセーター
ソーヤー海さん。
長野のリトリートでトレーナーの一人だった
共生革命家ソーヤー海さん。
(共生革命家ってなんだろう…)
「パーマカルチャー」を都会という場所で伝え続ける。
(パーカルチャーってなんだろう…)
カイさんについては、たくさん出てくるけど、
このあたりから。
「ソーヤー海の衝撃!
人をモノのように扱わないコミュニケーション」
https://yohoho.jp/13645
「都会で自分をすり減らして働くみんなへ。
共生革命家・ソーヤー海より5つの提案」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44170
そんなカイさんがリトリート中に
毎日着ていたカーキ色のセーターに、
わたしは衝撃を受けた。
講義しながら真ん中に立つカイさんのセーターが
可愛いなぁって眺めていたとき、
ん?????
あ、
穴だらけっ!!!
そのセーターには大きな穴も小さな穴も
たくさん空いていた。
衝撃でした。
というのは、わたしがそのときも
持ってきていた大好きなストールも、
半年ほど前に、
ベビーカーのタイヤに絡まり、
破れてしまった。。
めっちゃショックやった。。
だって、これはわたしが上海を去る時に
友人たちがプレゼントしてくれた
本当に気に入っている大好きな大好きなストール。
11年もずっと鞄に入っていて、
フィリピンにも連れてったし、
新婚旅行のヨーロッパにも連れてって、
そして今はアメリカ。
ちょっと寒いときに肩に羽織ったり、
膝にかけたり、
冷たい椅子のお尻に敷く(笑)こともあるけれど、
ちょっとしたあたたかさを
ずっとわたしに与えてくれている♡
そんな想いが詰まっているストールは
破れてももちろん離れられなくて、、
「うわ、破れてるやん…」
って思われたらどうしようって思いつつ、
ちょっと隠しながらもずっと身につけていた。
でも、カイさんのセーターを見て、
ハッとした。
わたしは誰のために、服を着ているの??
わたしは誰のために、ストールを巻いてるの??
自分が本当に大切にしているもの、
思いを込めて、ずっとずっと大切に扱いたいもの、
(お尻に敷くけれど。笑)
たとえそれが破れたとしても、
それが心のこもったモノであるというのは変わらない。
その人たちのことを想って、
自分自身が心地良く、あたたかく、
フワッとやさしさで包み込まれたら、
それでええ。
それだけのことやないかい。
きっと、カイさんもあのセーターを
とてもとても大切にずっとずっと着ているだろう。
破れた瞬間に、わたしの意識が
「外からの目線」にいったんだね。
そこでフッと思い浮かんだ
「ミスボラシイ」っていう言葉。
見窄らしいってなんなんだろう?
(みすぼらしいって漢字でこう書くんだと、
初めて知ったんやけど。笑)
よく昔、親から言われたなぁ。
「見窄らしいからやめて」
って。
だからわたしも破れていると
恥ずかしいことなんだって覚えた。
セーターの毛玉が出てくると
恥ずかしいということも覚えた。
旦那さんも子供がヨレヨレの服を着ていたら
「見窄らしいな。他にないの?」
と言うときがある。
外で稼いでくる父・夫として、
子どもに衣・食・住、
十分な生活をさせてあげられていないって、
目で感じるのは辛いのかもしれない。
周りにそう思われたら嫌だ、
稼げていないと思われたら嫌だ、
という気持ちもあるのかも。
義父母が、孫が背が伸びたことで
半ズボンのようになったパジャマを
着ているのを見かねて
「新しいの買ってあげて」
ってお金を渡されることもある。
モノがなかった時代の辛さを経験している分、
なんだか可哀想な、憐れな気持ちになるのかな?
旦那や義父母は、子や孫たちが困ることなく、
いわゆるなに不自由なく生活をしているということが
すごく「安心」に繋がるんだろうな。
そして、そうじゃないと「心配」に繋がるんだね。
どっちにしても、
その奥には絶大な「愛」♡
カイさんに話を戻す。
カイさんはとっても可愛い子供向けの
パーマカルチャーの本を出されている。
なんで、鶏が畑には必要なの?
それは爪で土を引っ掻いで耕してくれるんだよ。
虫を食べてくれるんだよ。
糞をして肥料にしてくれるんだよ。
みたいな、都会育ちの大人にも
「へぇー!」ってワクワクするようなことが
いーーーっぱい載っている♡
一家に一冊置いて欲しいくらいの
『こころあたたまるやさしいほん』
なのだ。
ときどき、一ページパラッと
めくるだけでもほっこりする。
ほら、ほら♡
孫が生まれたら(いつの話。笑)、
孫にプレゼントしたい一冊。
(その前にまず子育て子育て。笑)
カイさんは広島で会える!
うれしいなぁ。
カイさんのセーターから、
思わぬギフトをいただきました♡ありがとう♡
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡