苦しむ教師にとって夏休みは貴重なチャージ期間である
こんにちは。RINGO_先生です。
いよいよ夏休みに入りましたね。
1学期間、本当にお疲れ様でした。
今回話したいことは
タイトルにもある通りで、
「仕事が苦しい教師にとっては、夏休みはとても貴重なチャージ期間だよ」
という話です。
特に小学校の先生を
対象としたお話です。
私の実体験も踏まえて、
特に初任者の方へ向けて
「夏休みをこう過ごすと良いですよ」
といった話をしますね。
それではいきましょう。
1 たくさん遊び、たくさん休みましょう
私に言われなくても
周囲の先生から
言われているかとは思いますが、
まずはたくさん遊んでください。
そしてゆっくり休んでください。
仮に1学期、
学級経営が上手くいっていて
仕事が充実していたとしても
意外と心も身体も疲労が
じわじわと蓄積されているものです。
めっちゃ元気そうに見える先生でも、
力のある先生であっても、
急にバタンとなるのが
この教師という仕事です。
怒涛の1学期を
乗り越えた自分自身を称賛し、
子どものように
夏休みを満喫してください。
そうして心のエネルギーを
チャージしてください。
体が疲れるのと同じで、
心の容量も有限ですからね。
2 ニ学期以降の対策を練りましょう
たくさん遊んで休んで、
心が元気になってきたらやることが
二学期の対策を練ることです。
一学期、忙しない日々の中では
気になっても
スルーせざるを得ないことが
たくさんあったのでは
ないでしょうか。
二学期に同じモヤモヤを
感じないために、
是非対策しておくと良いでしょう。
・元気になり、気持ちに余裕がある。
・じっくり考えたり調べたりする時間がある。
上記2つの条件を揃えてからが
スタートです。
そうでないと、忙しかった
一学期の日々に悩むのと同じで、
ろくな解決策が閃かないでしょう。
何がいけなかったか。
1学期を振り返って、
自分がもやもやしていることを特定し、
それを解消するためには
何ができるかを真剣に考えましょう。
思いつかなければ、
調べたり、他の先生に
相談したりもしましょう。
夏休みで時間があるからこそ
できることですね。
私も教師の時は児童の席に座り、
その目線から教室を
眺めたりなんかもして、
学習環境を改善しようと試行錯誤しました。
あとは
・業務削減のため、決まった宿題は先に印刷して準備しておく。
・二学期分の学級通信の土台を全て作っておく。
・教室内の配置換えをしてみる。(座席、掲示物、教卓周りなど)
余裕があったら
色々試してみてください。
夏休み中の準備の仕方次第で
二学期の学級運営が
グッと楽になるかも
しれませんよ!
3 本を読みましょう
本は人生の攻略本であり、
私たちの悩みのほとんどは
本の中に解決法が載っています。
自分自身をアップデート
していくためにも、
本というのは
とてもコスパの良いものですよね。
是非、夏休み中に
色々な本を読んでみましょう。
先生であれば、
実際に優秀な先生が書いた
授業や学級経営の
ノウハウ本がおすすめです。
私は菊池省三先生の本なんかが
とても好きで読んでいました。
最近ですと、Twitterで有名な
めがね旦那先生が
本を出版されるそうなので、
そちらが気になっていたりします。
あくまで著者である先生の
完全な信者になることなく、
自問自答しながら
自分の引き出しを
増やしていくといいですね。
4 私がしたこと
最後になりますが、
私が教師時代、
夏休みにしたことを述べて
終わりにしましょう。
私自身、2019年度に
初の小学校教師で
ヤンチャな子の多い
5年生を担任しました。
1学期はまあ酷いもので、
心身ともにかなり疲弊していました。
しかし夏休みという
時間があったおかげで、
かなりリフレッシュできましたし、
対策を練ることもできました。
ここに書いてきたことを
周りの先生方の助けも借りながら
地道に取り組んできました。
お陰で二学期からは
学級運営がグッと楽になり、
最終的にとても
温かいクラスになりました。
これが一年目の話です。
一方、2年目であった2020年度は
新型コロナウイルスが流行し、
学校一斉閉鎖などもあったことから
夏休みが大幅短縮されました。
会議や研修を重ねている間に
夏休みが終わってしまい、
心身ともに全く安まりませんでした。
結果、なんやかんやで
うつ病の診断を受けるまでに
なってしまいました…。
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これらの話から言いたいのは、
夏休みという期間は
全く無駄じゃないんですよね。
「長すぎだ。」
「もっと短くしろ。」
と思われる方もいますが、
教師にとっては本当に
貴重なチャージ期間なわけです。
夏休み中にとるべき行動の優先順位としてはここで紹介した通りで、
たくさん遊び、休み、元気を溜める
↓
一学期を振り返り、モヤモヤを解決してから二学期の対策を練る
↓
できる範囲で二学期仕事を先に済ませておく
↓
本を読んで自分の感性、知識をアップデートする
この順番でやると良いと思います。
全国の先生方、
改めて一学期間お疲れ様でした。
良き夏休みを過ごしてください。
私は先生方を応援しています。
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