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エルデンリング ボスの感想(本編)

エルデンリングをDLC込みでクリアしました。
ゲーム自体の感想は別記事に書いたので、割愛します。
当然ネタバレ有りになるので、避けたい方は読まないように注意してください。

フロムゲーと言えば、やはりボス戦!
ということでボスたちの感想をひたすら書いていきたいと思います。
大ボス以外にも印象に残ってる奴は思い出として記載します。

書く順番は適当ですが、実際に戦った順番は販売時期などを考慮してさすがにWikiなどを見ているのでレベル順当(ストーリー性重視)という感じです。オープンワールドの探索が苦手なので自分で探すのは耐えられないですw

全体的には良い感じの難易度かな~と感じました。

ビルドですが、素性は素寒貧、武器は斧槍(火の巨人あたりまでは黄金のハルバード、それ以降は夜騎兵のハルバード)に限定しました。黄金のハルバードを使ってみたかったのでビルドは自然と筋バサに。
基本的に筋力のみひたすら上げ、次にスタミナ→信仰(DLC)と上げました(動画企画などではないのでレベルは順当に上げていってます)。
タイマンの方が好きなので遺灰は使っていませんが、NPCは特定のもののみ使っています。

体力を上げなかったというか未だ上げてないのですが、これは縛りというよりロールプレイ及び戦略的な意図によるものです。

私は初見時でも結構攻め攻めで戦おうとしてしまうので中途半端に体力に振ったところでどうせ死にます。どうせ死ぬなら火力を上げた方が攻略が楽なんじゃないかと考え『1発貰う前に5発殴れば倒せるビルド』を目指しました。

結果的には全ボスよう分からんうちに倒せたので楽にはなりましたが、後述しますが良いのかこれで…?的な面もありました。
ただの俺TUEEEE状態だったボスもいます…。

あと、1発食らうと基本死ぬ(本編最終盤からは『何とかの盾のタリスマン』つけててもほぼ確実に死)関係上、苦労したボスの傾向が汎用される体力系ビルドとは違う気がします。

という事で順々に感想!

忌み鬼、マルギット

タイマンならガスコイン神父を超えた最強の1面ボス(ポジション)だと思います。最初にしては強すぎた、そしてディレイもかけ過ぎた。

特に苦労したのは隙潰しで使うダガー切り払いでした。あれ急にやられても絶対避けられん。

エルデンリングの基礎(このゲームディレイすごいよー、隙潰しまくるよー)を教えてくれる良いボスだとは思います。

初心者無理じゃね?と思ったけどロジェールいるし、遺灰もあるのでクリア率は高いんでしょうね。マップもないようなもんだし。

個人的には楽しいボスだと思います。ディレイも覚えればちゃんと隙があるし、体勢値は低いのでダウンが取りやすく、純然たる戦いを楽しめました。

ただ今回はビルドの都合で黄金のハルバードを両手持ちできるレベルにしてから戦ったので、マルギット側の体力不足感が否めませんでしたね。つまり結構あっさり死んだのでよく覚えてません。
第2形態で最初にハンマー振るのが悪い。


接ぎ木のゴドリック

正直よく覚えてません。
自身の火力もあったし、ダウンは取りにくいけど攻撃も入れやすいのでなんか倒してました。ただ、第2形態のドラゴンの手振るやつに引っ掛かって何回か殺されました。

みんな大体苦労しないから覚えてなさそうだけどモーション自体はいい感じのボスですよね。強すぎずちょっと弱い位。マルギットと出てくる順番逆だと思う。
動きは良ボスだと思いますが体力がないので語れません。


嵐の丘あたりの封牢の坩堝の騎士

この時はまだ黄金のハルバードも持てなかったので君主軍の大剣だったと思います。

…鬼のように苦労しました。
パリィは苦手意識もあるし小盾も持ってなかったので殴り殺しましたが、後々分かったけどパリィなしだと強すぎる。

回復狩りのリーチもえげつないし、隙も少ないし怯まないし、足踏みをジャンプで避ける文化がまだなかったしで何度死んだか分かりません。

ゲーム中盤までで一番苦労したかも。第2形態の尻尾による後隙潰しもあまりに強すぎました。マジで倒した時ガッツポーズした。

後にパリィを覚えてからは楽になりました。もう二度とパリィ無しでは戦わないと思います。


飛竜アギール

最初に戦ったので確かクラブだったと思います。
ドラゴンと近接で戦ういい練習になりました。
ブレスの避け方がこの時は(というかグレイルまでずっと)分からなかったので、それまではブレスが来たら馬にのって離れるしかなく、それ故こいつにはそれなりに苦労しました。

ただここで戦っておいて良かったなと思います。
その後のドラゴン達との戦い方(頭の殴り方)が分かったので、ドラゴン戦は割と好きになれました。いや、やっぱ好きではないな。

ドラゴンだけでなく大型エネミーとの練習にもなった気がするので、ツリーガードなどと合わせて序盤にこういう敵を置いておくのは上手い導入だと思いました。


ノクステラの竜人兵

苦労しましたがPC側への負担が気になるボスでした。
同時にPCが耐えられることにも気付かせてくれました。

自分の火力が高いので第1形態は割とあっさりなのですが、第2形態の何かの技で苦労していたと思います。

地下ボスにしては珍しく倒した時の気持ちよさがありましたね。
竜のハルバードは溜めのモーションが好きじゃないので使いませんでした(私は溜めR2メインなので)。
戦技が強そうだったのに残念。


満月の女王レナラ

第2形態の杖くるくるが強くて、負けると第1形態からやり直しなので面倒でした。第1形態はこの時の火力だと少なくとも2ターン必要だったのもあります。
ただ第2形態もなんかビーム撃ってる間に大体半分はなくなるので、その後はよく分からないけど倒してました。

たしか倒した時はドラゴン召喚されたけど、アギールと戦ってたおかげであまり怖がらずに済んだのが嬉しかったですね。


宿将オニール

こいつも苦労したので書きます。火力的に足りず、ハメ殺しはできませんでした。すると出てくる周りの雑魚がウザすぎて。

更に周りを倒してもオニール自体が順当に強いタイプのボスなので、動きを覚えるまで苦労しました。雑魚一掃する前に殺される事がしばしばありイライラしてました。


星砕きのラダーン

そんなに苦労せずという感じです。
というのも、私はラダーン祭り感を楽しみたいので普通にNPCを呼ぶからです。わちゃわちゃしてて楽しい。それに昔と違って遠距離の矢が馬で避けられるようになってましたね。

ケイリッド探索後からは火力が伸び始めていたので、徐々に脳筋の恩恵を受け始めていたと思います。

こいつの隕石アタックは見た目派手で良いですよね。ラダーンは最強と明言されているデミゴットですから、あれだけの規模でも十分納得できます。
ああいう演出が派手な技は戦闘を盛り上げるので好きです。


写し身の雫

裸にヘルメットという舐めた格好だったので瞬殺でした。
何のためにいるボスなのでしょうかね…。


祖霊の王

覚えてないです。
設定の都合なんだろうけど火をつける労力とこのボスの楽しさが合ってないですよね。強くもなく楽しくもない、報酬も嬉しくないなって感じです。


英雄のガーゴイル

辛かった…ガーゴイル1体でも普通に強いのに、それに今まで戦ってこなかったのに、、、それが2体とか…。

1体目はモーションを覚えると結構良ボスですが、途中から2体目が来る点が厄介ですよね。

結局よく覚えてないのでなんだかんだ倒せたのですが『毒霧でも瞬殺される体力』『物理に振りまくったビルド』と相性の悪さがあり、かなり苦労しました。

1体1体なら中ボスとしては程よい強さだと思うんですが、2体目を意識すると落ち着いて戦えませんね。でも1体だとノクローンのボスとしては物足りないので2体なのが良いんでしょうね。己の心との戦いでした。


暗黒の落とし子、アステール

弱いと言われてますが苦手なボスでした。
ジャキンジャキンのハサミに反応できません。重力波もやられたら終わりじゃね?という感じで焦りました。

ただ物理の効きが良いボスなので、ダウンが取れたらあっさり死にました。
アステールメテオはなんか転がってたら当たらなかったです。未だにあれの避け方が分からないけどみんな転がってますね。

正直もっと体力があれば案外面白いのかなと思います。
自分で火力ぶっぱしといて意味不明ですねw


鉄茨のエレメール

見た目や技も含めてかなり好きなボスでした。ディレイ、早い切り返し、更に遠距離狩り性能が高いと順当な強さなので苦労したけど楽しいボスですよね!
逆にちゃんと一つ一つの技を覚えて回避するとしっかり隙があり、正統派な死にゲーの快感を味わえました。

こいつの装備はエンヤ婆からしか買えないので、英雄って事なんでしょうね。武器のテキストも面白いし、結構凄い奴なんだろうな多分。


降る星の成獣

獣も含めて、こいつも超正統派な強さ&耐久力なので最初はボコボコにされました。
でもエレメールと同じで一つ一つの技をしっかり回避すれば斧槍の溜めR2も入れられるくらい後隙があるので、美しいボスだと思います。

脳筋だとこういうボスと戦うのが純粋に楽しく、出会ったときはいつも嫌だけど倒す頃には好きになってるタイプのボスですね。でも次に会ったらまた嫌いに戻っていますwそれくらい正統派な強さということです。


冒涜の君主、ライカード

王都に入る前に周辺の問題解決かなと思ったので先にライカードを倒しました。
とりあえず大蛇狩りを+7まで強化してチクチクしました。そしたら相変わらず火力でゴリ押しできました。
私はこいつをギミックボスだと思っているのであまり感想とかもないです。
喋り方がモノマネされてそうでおもろいなとは思いますw
あと第1形態の蛇の方が嫌いかもしれないですね…。地面を隆起させる技が苦手で、あれの避け方は未だに分からないのですがゴリ押しできるので調べる気力が湧きません。


坩堝の騎士、シルリア

王都に入る前に出会ったので戦いました。
槍坩堝と戦いなれていなかった(今までの相手は後ろからゴリ押しできた)のもあり、結構苦労しました。そして初めて坩堝相手にパリィを練習しました。

坩堝も純粋に強いタイプなので好きなのですが、こいつはツリーガードBGMが流れる点が更に良いですよね。エルデンリングではああいった鼓舞するようなBGMは少ないので、戦闘が非常に盛り上がります。

ただこいつは序の口でしたね…この後結構すぐ、ここで練習しておいて良かったと感じました。後に触れます。


忌み王、モーゴット

特に苦労した印象のあるボスの中の1体です。
マルギットの時から持っていた純粋な強さが順当に強化されてますね。
特に苦しめられたのは剣とハンマーで薙ぎ払う攻撃で、あれを避けるタイミングが分からず苦戦しました。クルクル回る技は今でもちゃんと分かっていないです。裏に回り込むようですが、他ボスを含めてもその手の立ち回りが苦手なので結局苦戦すると思います。

地味に階段が長いのに、あの激しい緩急の攻撃で1撃死みたいな状態だったのでかなり苦戦しました。しかも連携も長い長い。

ここまで体力を犠牲にした脳筋パワーでゴリ押ししてましたが、ここら辺で黄金のハルバードの補正値の影響もあり火力が間に合わなくなってきたのも感じました(私はRTAプレイヤーではないので、そういう人からしたら十分な火力だろうと思います)。

結論、このボスはかなり楽しかったです。
もっと体力が高ければ一心に近いポジションになれたかもしれないですね(さすがにあのレベルの完成度はゲームシステム上無理でしょうが)。
普通にモーションが強く、後隙は不安定ですが攻撃に死角があるので意外と反撃でき、死闘感を楽しめました。

そしてこれ以降、どこかのタイミングで夜騎兵のハルバードに変えようというきっかけをくれたボスでした。筋力99を目指していたので。


死竜フォルサクス

ストーリー的にモーゴットより後の方が良いかなと思い、保留していました。

古龍とまともに戦うのも初めて(ランサクス1回目は脳筋であっさり終わり、2回目は見つけていなかった)だったので、モーゴット以上に苦戦しました。

範囲攻撃が多く、一定時間ごとの嫌がらせのような落雷でもブレスでも全部即死だったのでとんでもない相性の悪さでした。この頃はまだ黄金のハルバードで筋力しか上げていなかったので祈祷や戦技という選択肢がなかった(というか強さに気付いてなかった)のもあります。

結果的にですが、昔ながらのヒットアンドアウェイで倒した唯一のボスだったと思います。

地を這う雷で死に、、落雷で死に、、ブレスで死に、、、なんか飛び上がった後の薙ぎ払いで死に、、、、

正直ボスとしてもあまり面白いわけでもない気がしますが、普通のドラゴンと同じように顔の前で戦えれば楽しいのかもしれないですね。私にはその勇気がありませんでした。

こいつのイントロからAメロに入るまでに何回死んだかもわからないですw
ただその日のうちに倒せてはいるるので、つまり近接で戦っても最終盤のボスよりは難易度が低かったのでしょう。

関係ないけどフィアは何度も抱かせてくれるのでこのエンディングも見てみたいとちょっと思いますw

坩堝の騎士、オルドビス

シルリアの樹槍を手に入れたことでオルドビスの大剣、アウレーザの英雄墓の事を知りました。
せっかくなので巨人たちの山嶺に行く前に欲しいと思い、手に入れてから菌域に入ることにして挑みました。

地獄を味わいました…w

オルドビス側も今までパリィを練習していなかったのですが、前にシルリア相手に練習していたおかげでむしろオルドビスの方がパリィしやすいと分かりました。

しかしそれでも坩堝の騎士2体というのは純粋に強く、パリィを取れてももう一体の追撃で何度も殺され続けました…日を跨ぐほど苦労しました。
正直、事前にシルリアと戦ってなければ心折れてたと思いますw

私の場合はオルドビスを先に殺す方が安定すると考え、最初に槍持ちが少し離れるように誘導してオルドビスを狩るようにしました。それからは多少安定させられたと思います。成長を感じる瞬間です。
ただ、槍持ちだけになっても普通に強いのが坩堝の騎士です。プレッシャーもありその状況からも何度も殺されました。

倒せた時はマジでガッツポーズでしたw

ただ、地獄といってもかなり楽しめました。
地味に同時行動は少ないし、本編を代表する正統派の強敵2体にツリーガードのBGMという事で、盛り上がらないわけがありません。
戦闘が熱かったので、あの曲も勝手にオルドビスのテーマ曲だと思い込んでいますw

しかも、手に入れたオルドビスの大剣は筋バサ向け武器で最強クラスの戦技を持つ大業物です。入手するまでの苦労から思い入れもあり、今現在の2周目はこの武器で楽しんでおります。

まだアウレーザには辿り着いていませんが、2周目でも戦いに行きたい思います。思い出に残る楽しいボスでした。


宿将ニアール

オニールとあまり変わらないというか、後半はオニールよりも隙ができているのでなんだかんだ終わりました。オニールと戦ってなければもっと苦労していたでしょう。

彼は普通にモーションが強いタイプなので、大技の追加でむしろ戦いやすくなりましたね。とはいえ派手な演出も、それに対する反撃も盛り上がるものです。そんなわけで良ボスだと思います。


火の巨人

個人的に好きじゃないです。というかエルデンリングの汚点その1だと思いますw
さすが悪神の力を有するだけはありますね。

デカすぎるのに足しか攻撃できないのでモーションが分かりにく過ぎます。
『カメラのデーモン』という言葉があるくらい、3Dアクションにおいて視認性の悪さはストレスになります。ただ私は大体の場合慣れれば見えるようになると考えているので、DLCの獅子舞レベルでもそこまでストレスには感じない程度の耐性があります。しかしこいつの場合は純粋に『画面に収まらない』のでストレスを感じました。
しかもゆーーっくりとした追尾弾と範囲攻撃、高い体力と嫌な要素を凝縮したかのようなボスです。

第2形態になると攻撃範囲は更に広がり、足を殴ってもダメージが全然入らずで本当に最悪級のボスでした。
『強い』とは少し違うので最終的になんやかんや苦労も少なく倒せてはいますが、2周目以降は蟲糸系の祈祷で戦うと思いますwそれでも戦いたくないと思ってしまいますね。

DLCに類似のボスがいない辺り、評判の悪さが認識されたのかもしれませんね。
それとたしかこのあたりで遂に黄金のハルバードに別れを告げ、夜騎兵のハルバードに変えました。おかげで火力が増して道中もやりやすくなりました。戦技というシステムの面白さにも気付けたので、変えてよかったと思います。


神肌のふたり

しばしば中ボスに触れているのに、彼らについて触れなかったのはここでどうせ言及するためでした。

正直かなり苦戦したものの、アウレーザの英雄墓での経験があったおかげで同じくらいの苦労で済みました。言い換えると、アウレーザの英雄墓並みかそれ以上に苦労しましたw

そもそも神肌達は坩堝以上に強いモブというか、もはやボスです。
なんでそれを2体同時に、、、しかも両方遠距離持ち、片方はリーチが長く追撃に優れ、片方が隙が少ないです。更に更に、有名ですが明らかに『ふたり』ではありません。『大体4人』と言われています。体力が尽きない限り復活し続けます。

各々について言及すると、私は神肌の貴種相手ならパリィしやすい方と感じるのでそこまで問題ではないのですが、使途はとんでもなく苦手です。全フィールドボスで一番苦手と言っても過言ではないかもしれません。
『純粋に早く、隙も少ない普通にただの強い奴』が結局のところ一番強いのです。しかも私はビルドの問題で黒炎に当たるだけでも死にます。彼は切り返し派生が非常に速いので、本当に相性が悪い。しかし睡眠壺はさすがに使いたくありません。戦闘を拒否したくはありませんでした。

てことで結論、アウレーザと同じように楽しみながら倒しましたw
やり方も同じで、パリィを取りやすい貴種を先に殺し、復活するまでに使途をゴリ押しして殺し、復活した貴種を殺す、大体これで死体殴りまで含めれば終わります。使途はケイリッドの個体ほどの体力ではないので、第2形態に移行しやすく、移行後はむしろ隙が増えるので脳筋ビルドでゴリ押ししやすくなります。もしそれぞれの体力が多かったらもっと苦戦していたでしょう。ある意味『大体4人』のシステムに救われました。

書くと単純ですが各々が『純粋なただの強い奴』なわけですから、貴種にも何度も殺されています。パリィをミスれば死です。そして彼のくるって回す横薙ぎ的な奴は出が早いのでパリィするのが苦手でした。

ただ、これだけやられてもやっぱり普通に楽しめてしまいました。
エルデンリングの複数ボスは不思議といけそうな感じにされているんでしょうね。とにかく落ち着いて戦う事を求められました。丁寧に戦う楽しさがあり、アウレーザ同様楽しく挑み続けられました。
倒した時の達成感もあるので良ボスだったと思います!


血の君主、モーグ

危うく忘れそうだったので倒しに行きました(この記事を書く時も忘れてて書き足しになってますw)。

モーグ自体はモーゴットの重量版といった感じで正統派ボスですが、他の正統派と比べても少し重みがあるのでモーションを覚えてしまえば戦いやすいボスですよね。技の隙も大きいのでR2を入れやすく、血の雨はウザいですがあれがなければ弱すぎるのでしょう。第2形態はノリで終わりました。正直あまり記憶に残ってないです。残ったのは追憶だけです。

DLCまで終わらせた故の感想ですが、モーグはミケラに利用された側だったようですね。そして本人が忌み子として忌避されている故に地下に王朝を作ろうとしたこと、アンスバッハが目立つものの、実はヴァレーをはじめ血の同盟は意外と結束が強く、モーグへの忠誠も皆厚い事を考えると結構な器の持ち主だったのでしょうね。

別にモーグが地下に王朝を作っても地上は迷惑しないと思いますが、ミケラに利用されたことで全てチャラになってしまったと考えると可哀想な奴だなと思います。本編でもヴァレーの台詞などから示唆はあったものの、アンスバッハのおかげで株が上がったキャラとも言えますね。

それにしてもニーヒルとは何だったのでしょうか…よく考えたら調べた事もありませんでした。モーグのデザインはあまり好みでないので調べないかもしれません。

親衛騎士ローレッタ

特記事項無しです。
なぜ隠しダンジョンの裏ボスの前に、再序盤のツリーガードに厭らしさだけを追加したようなボスを置いたのか不思議です。
ここまでたどり着いて今更こいつにめちゃくちゃ苦労する人もいないと思うので、特に強いわけでもなく本当に何もないですね。
差別としろがね人を無くそう。

ミケラの刃、マレニア

遂に辿り着きました。本来エルデンリングの裏ボスですが、世界観を重視していたのでこのタイミングで戦いました。

めちゃくちゃ強かったです。真の裏ボスポジションに相応しく、間違いなくエルデンリング本編では最強のボスでした。

とにかく攻撃の出が早く、瞬殺されるだけで数日かかったかもしれませんw
ようやく攻撃を認知できるようになってきても、思わぬ切り返しで即死、更に体力も多いので丁寧な戦いを求められました。

武器を夜騎兵のハルバードに替えたのが幸いし、巨人狩りを使えるようになっていたので与ダメージは十分でした。それでも『いつ攻撃するねん!』状態が続いていたと思います。

ただ、ビルド的にはかなり相性が良かったです。
アルター高原に入ってからここまでは中量になる程度の防具を着ていましたが、マレニアほどの攻撃力ではどうせ一撃死なので脱いで軽ロリにしました。青い踊り子も(重い斧槍なので相性は微妙ですが)付けて火力を更に増やしました(倒すために必要なものは何だろうと考えた時、脳筋の私が導き出す答えは『力』しかありません)。
しかもマレニアといえばリゲインが悪みたいな風潮がありますが、私はどうせ一撃で死ぬので実質リゲインを封じているようなものです。これは思わぬメリットでした。

DLC以降も私の正装は(見た目のカッコよさも重視したかったので)頭にズタ袋だけとなっていますが、マレニアのおかげで軽ロリの強さに気付きました。どうせ紙装甲だからと開き直れたおかげです。

こいつの凄いところは第2形態に行くまででも数日かかったところで、その理由はやはりマレニアの代名詞である『水鳥乱舞』が原因です。

HPが減ると必ず出すのですが、いつ出すかが固定ではないこと、中距離以上なら避けられるようになったが近距離は無理だったことの2点より、そろそろ来るな、、、というHPになった段階で一度誘発させざるを得ませんでした。

しかしここで問題となるのがマレニアの行動パターンです。彼女は睨み合い(つまりカウンター待ち)も頻繁にするので、結局『スローイングダガーで水鳥乱舞を誘発し、避けてからまた戦う』の繰り返しとなりました。
なお近距離水鳥乱舞回避は練習すらしていませんが、他の技も一瞬の判断をミスったら死ぬくらいには強いので既にその気力がなかった形です。

ようやく第1形態を倒して第2形態になったと思ったら開幕エオニアでやられ、心が折れかけたかもしれませんw

第1形態で丁寧な戦いを練習したので第2形態はさくっといけるだろうと思っていました。超火力に特化した私のビルドでは大体のボスがそうだったからです。しかし、こいつだけはそんなことはありませんでした。
その理由もまた、マレニアの代名詞である『水鳥乱舞』が原因ですw

第2形態で追加されるモーションは浮いてからのものが多いのですが、これが水鳥乱舞の初動と似ているのです。そして件の技である可能性を考えると避け方が完全に固定されてしまいます。
そこに実際には別の技が来て即死、というのを繰り返しました。これは開発側の意図を感じましたね。良い感じに厭らしさのある順当な強化だと思います。

リトライを何度も繰り返し(そして途中でMHWildsの体験版があったのもあり)相当な時間を掛けましたが、第1形態の突破率が高くなった辺りでようやく第2形態の練習ができるようになりました。

第2形態でも変わらず強いものの、追加された技の中には明らかに後隙の大きな技があり、更に巨人狩りの相性の良さもあって最終的にこちらはゴリ押しで撃破しました。

ゴリ押しといっても他のボスのように『完全に攻撃自体を封じられた』わけではなく、丁寧なゴリ押しが求められました。途中で急に来た水鳥乱舞をなんか分からんけど避けられ、まだ避け方を定められていない幻影突進もなんか噛み合って避けられて、、、こいつだけでも合計3日ほどかかってようやくの撃破だったと思います。

自分が最強になったような気分でしたw

第2形態を華麗に戦うところまではいかなかったですが、こいつについては思うところがあります。
間違いなくエルデンリング本編中では一番強くて一番楽しいボスだったということです。
水鳥乱舞も今は避け方が広まっているので、同じ状況を作れば多少の練習で避けられるようになります。

そして第2形態までずっと厄介だったこの技には苛立たされたものの、逆に水鳥乱舞がなければマレニアは物足りなかっただろうなと思います。それほどにあの技の影響は大きかったです。
最初にボコされ続けて居た通り他の技も十分な強さですが、キックを歩きで避ければ巨人狩りが刺さったりと、かなり早いモーションの中にしっかり反撃の機会があり、そして攻撃で怯むおかげでリターンの大きさを感じられました。つまり戦闘を効率化する楽しみを味わえたという事で、これはアクションゲーマーからすると大変喜ばしい事です。

正直、DLCのボスたちと比較しても本編のマレニアは最強クラスじゃないかと思います。しかし体勢値が低いおかげで慣れるとダウンを取りやすくなるので、上達を実感しやすい良ボスでした。

ただ、ラダーンに負けているのに自らを『不敗のマレニア』と連呼するプライドの高さはあまり好きではありませんw腐敗ともかけた自虐ネタだとしたら突っ込み辛いとも思いますしw

写し身であるミリセントは正ヒロインかと思うくらい良い性格だったので、実際には純真な良い奴なのかもしれませんね。というかそういう描写の方が多いです。ミケラへの忠義も厚いですし。
忘れられがちですがマレニアもミケラ、ラニと並んで神人の素質があるわけですから。しかもミケラに魅了されていたのではなくあくまで忠義を誓っていたような描写ですから、それだけ腐敗の呪いは辛いもので、ミケラにも真の魅力があったのかもしれませんね。二人で『優しい世界』を目指したのでしょう。


竜王プラキドサクス

私は基本的にでかいボスはあまり好きではありませんでした。
竜王であるこいつと戦ったことでその印象は、特に覆りませんでしたw

斧槍の超脳筋ビルドである私の場合、再序盤は溜め3回で絶対にダウンを取れ、致命まで入れると体力が半分以下になるのでミスらなければ第1形態はないようなものです。斧槍の溜めR2はスタミナ消費が大きいのでその管理は面倒でしたが。

第2形態は、、、なんというか、ウザいなって感じでしたw
カメラの強制アンロック、範囲攻撃、そして超広範囲攻撃…
まあ対処が分かれば後はミスらなければ良いだけという感じなのでそこまで悪印象でもなく、それなりに強かったものの裏ボスその2にしてはちょっと歯応えがなかったですね。マレニア撃破後なのもあるかもしれませんが。

プラキドサクスの滅びは『ド派手』な技なので個人的には非常に好みですが、判定までド派手なので自分の場合は離れて対処してしまいました…つまりせっかくの『ド派手』さを堪能できませんでした。
まあ近づいて回避すれば味わえるのですが、あそこまでの予備動作があるのにわざわざ近づくのも非効率ですよね…。裏に回れるくらいまで安定しないと積極的に選ぼうとは思えないです。

まあなんか、古き時代の王で裏ボスその2というポジションの割にはちょっと、、、という感じでした。


黒き剣のマリケス

マリケスにも開発者にも申し訳ないのですが、こいつは実質獣の司祭との戦いとなってしまい、マリケスとはまともに戦う前に終わりました…。

というのも本当に『筋力ブッパ&黄金樹の誓い&火よ力を』の超火力特化ビルド(マレニア戦でバフに『火よ力を』が加わった)なので、体力の低いこいつはほとんど行動せずに死にました。

獣の司祭グラングは普通に強く、しばらく瞬殺され続けましたが、マレニア後だったのもあり早い攻撃にも慣れがあったので割と早く順応できたと思います。攻撃が早く、範囲も充分なのになぜか反撃の余地がある美しいボスだと思いました。

そしてマリケスになってからですが、最初の技で何度か殺されたものの、それを避けて溜めR2で反撃するとダウン→致命の一撃→R2まで繋がった気がするのでその後の技を見ることなく倒してしまいました。ちょっとこのビルド、良くないかもなと思い始めた瞬間でした。書いていませんでしたが私はここまでは(マレニアプラキドサクス、ゴッドフレイ以降を除いて)2周目です。発売当初に戦った時のマリケスはとても楽しいボスでした。

言い訳ですがレベルが過剰なわけではありません。確かクリア時がちょうど130だったのでこの進度なら普通程度だと思います。いわゆるレベル上げもしておらず、普通に進めて普通にレベルを上げているだけです。しかし、大体の人が体力に降っている30~50ポイントが全て筋力に振られている事を想像してみてください。文字通りの『超火力』です。マリケスは力の前に相性が悪すぎました。力こそ王の故なのです。


百知卿、ギデオン=オーフニール

まず初めに言いたいのは、私はこのキャラがかなり好きです。
今までもあった拠点にいる道を示す老人ポジションであるにも関わらず、戦闘ではなく知識を求める研究者肌という設定の独自性、そして狭間の地の各所で部下に悪さをさせていたという黒幕感(火山館にも部下がいましたね)。多くのデミゴットの事も認識しており、本人の知名度もあるのでしょう。

正直こいつがラスボスでも良いと思っているくらい好きなキャラです。
しかし私のビルドは超脳筋、戦技は巨人狩りです。

私の王は喋っている間に死にました。
本当に何もさせず、武器も降らずカチあげられてハメ殺しできてしまいました。

虚無だけが私の心に残りました。ギデオンは王になるにはあまりにも弱すぎました。彼に足りなかったのは力です。力こそ王の故なのです。

と、散々な言い様ですが、好きなのは間違いないので少し余談を入れます。
まずこいつ、どうやら周回したりビルド相性によっては恐ろしい強さになるようです。確かにかなり強めの魔術と祈祷をブッパしまくるキャラなので、体力があったら相当厄介そうですね。まあこれは周回前提なのも考えると些かフォロー感が強いですが。

しかし重要なのは次です。ギデオンは大体のサイト等で散々な言われようですが、彼はこの世界観の中では結構な『すげえ奴』という事実があります。

まず、彼はレナラしか使ってこない彗星アズールを普通に使っています。
天才すぎて悲劇を起こした魔術師セレンにこれを見せるとイベントが進むことから、この技はセレンでも使えないはずです。それをカーリアの所属でもない彼が普通に使っているので、カーリアの魔術も全て『知って』いると考えるのが自然でしょう。

他の魔術や祈祷はどうでしょうか。三なる光輪はミケラがラダゴンに送ったものなのでデミゴットクラスの祈祷ですし、黒炎の儀式は黒炎の祈祷の上位のもので、テキストには女王マリカと並ぶ存在であった『宵眼の女王』が出てくるような代物です。更に主人公が倒してさえいれば、ライカード、モーグ、そしてマレニアの技も当たり前のように使用します。そして彼の代名詞たる因果性原理は黄金律の根幹を成す原理を祈祷としたものとも解釈できます。彼はこれらの非常に高位な技を全て『知って』いるのです。

この世界観においてこれだけのスペックを持つというのは、控えめに言っても頭がおかしいレベルです。
エンヤ婆は大ルーンを二つ所持したものを見るのは2回目だと言いました。これはヴァイクを指すと考える方が自然だと思うので(最も王に近づいたとされることから)、おそらくギデオンではないでしょう。
しかしその後『二本指様はお前には期待している。そう、ギデオン坊やと同じくらいね』と言われます。即ち、二本指が主人公の他に最も期待していた褪せ人はギデオンという事です。

その為ギデオンも二本指と対話をしているのですが、王たる聖防護のテキストに注目して下さい。彼はこの時、『とうの昔に二本指も黄金樹も壊れていた』というこの世界の真実を悟っています。これは普通の褪せ人どころかほとんどのデミゴット達ですら悟っていない(黄金律を『正そう』とするのが他の勢力であるため)ことであり、他にこれを知っていそうなキャラは金仮面卿(物語中に気付いた可能性がある)と、経緯は分かりませんが確実に知っている大司祭ユミル卿のみです。他にも火山館勢力や血の盟主達も二本指は狂っていると言いますが、彼らも黄金律への叛逆としての意味合いが強く、世界の根源が狂っているという認識までしているようには見えません。

更に、彼は最終的に主人公を王にしないために敵対しました。彼を倒すことで入手できる装備には『あるはずのない終わりを恐れた』と書いてあります。
ここからは完全に妄想になりますが、つまり彼は修復された黄金律とそれによる未来に気付いてしまったのでしょう。そして完全な『律』のある世界では『知の探究』が出来なくなってしまいます。

最も重要なのは、ギデオンは多くのキャラクターと本質的に異なっており、ストーリー上ではおそらく唯一どの信仰にも属さない、ただ『知の探究』をしたいだけの研究者だという事です。故に矛盾だらけの現行の世界の方がギデオンにとっては都合がよかったのです。要するに彼はただひたすらに探求を続けたかったのです。『律』は世界のルールですから、それが明確なものになるとギデオンは『探求』が出来なくなってしまいます。

ここまでなんでも知っていて黒炎の祈祷も使える者が『死のルーン』の存在も知らないとは思えませんね。ロジェールですら知っていたのですから、当然ギデオンもそれを認識していたでしょう。
そして主人公がそれを手にした時、神が殺され律が正される事が現実的なものとなりました。故に、狭間の地にて唯一『現状の狂った世界を維持したい者』として彼は敵対したのでしょう。

彼の思想は現実の西洋哲学、即ち学問の真理に近いものがあります。私たちが今当たり前のように享受し、私用している現世の倫理観、知識、技術は全て学問から成り、学問は『無知の知』から始まっています。
ギデオンが恐れたのは無知の知が覆ることだったのでしょう。純然たる研究者肌のキャラクター且つここまで設定もりもりのキャラも珍しいので、本当に彼がラスボスでも十分なスペックだと思います。というかマジでラスボスの候補だったんじゃないでしょうか。ただ足りませんでしたね…力が。


最初の王、ゴッドフレイ

ギデオンが好きだったので、パッと戻ってきたこいつが最初は嫌いでした。
しかしムービーを観て1秒で殺され、戦い続けて分かりました。こいつが真の王の器です。ギデオンでは王に至れません(至る気もないけど)。

こいつも普通に早く、ディレイもあり、範囲攻撃もあり、隙もちゃんとありという『真にただの強い奴』です。しかしこいつの場合モーゴットとモーグの良いところだけを合わせたような感じで、技の出が早く隙も少なかったのでめちゃめちゃ苦労しました。

軸合わせからの素早い足踏みが最初の壁でした。ジャンプはそこまで頻繁に使ってこなかったので、あそこまで出が早いと反応できない事が多々あります。更にジャンプ回避できても今度は斧の攻撃範囲が広く対応が安定しません。そしてなんか地面を爆発させるやつも広範囲で、回避のタイミングをつかむのに苦労しました。回避とジャンプどちらが最適かを探していたのもあります。

結局、唯一坩堝のタリスマンを付けて回避性能を高めて倒しました。
それくらい回避が安定させられなかったということです。

体力が半分を切ると突然セローシュを殺して上裸の王、つまり蛮族の漢ホーラ・ルーに戻ります。自身の真を開放し、共に王の座を争う『対等な存在』として褪せ人と戦うという胸熱展開で、殺された際には『力こそ王の故よ』という新たな名言を残してくれます。私は上裸どころかズタ袋とふんどしが正装の脳筋野郎ですから、なんだか彼とは通ずるものがありました。

後半はとにかく超広範囲土下座の回避が厄介でしたが、前半で綺麗に戦えていると後半でちょうどダウンを取って殺せたので正直印象は薄いです。力こそ王の故という事で、ゴリ押しとゴリ押しのぶつかり合いを楽しめました。

彼は色々なところで名前が出てくる上、『最初の王』という風格ある立場、それに見合った度量、そして純粋な強さを設定・ゲームプレイの両面で持つ非常に良いキャラクターですね。やはり純粋な王道を行くキャラは格好いいですね。ラダーンが憧れたのも分かる気がします。


黄金律、ラダゴン

エルデの獣とは別で書きます。
下手したらゴッドフレイ以上に『普通に強い奴』だったので、めちゃくちゃ苦労しました。流石に発売から時間も経っていますからエルデの獣の事は知っていたので、こいつマジで前座か?と思う位苦労しました。

こいつも数少ない『日を跨ぐほどやられたボス』の一体で、モーションが遅そうな雰囲気なのに普通に早いんですよね。全然派手じゃない攻撃をしてる時も早すぎて瞬殺が続きました。ただ、これまでのボスと同じく攻撃をしっかり避けると溜めR2を入れられるだけの隙がありましたし、こいつ自身が頻繁に攻撃を出してくれるので、戦闘テンポもかなり早くて楽しかったです。
途中で戦技を貫通突きにすると開幕効率よくダメージを与えられると気付き、それ以降かなりやりやすくなりました。

苦労して(大体の場合致命の一撃を取って)第2段階に入ると、槌をひたすら叩きつけてきます。いわゆる『英雄的殴打』ですw
これの避けるタイミング、避け方が分からず、ここでも苦戦しました。しかし色々試していると1回目と2回目の叩きつけ時に出した痕跡が爆発していることに気付きました。つまりそれに気付いていなかったのでずっと回避できなかったということです。
ただ、それに気付いてからも回避安定には至らず、難しいままでした。

しかし私は超脳筋ビルドです。叩きつけ回避の練習をしていたはずが、気付けば叩きつけ直前に殺すパターンに入ってしまい、ラダゴンは大体それで倒すようになりました。という事で、再度戦っても間違いなくあの英雄的殴打に殺されるだろうと思いますw

しかしゴッドフレイによる『最初の王』の風格、そして『現在の王』を感じさせる格好良すぎる登場ムービー、無骨な攻撃と派手なエフェクト、王道の見た目と全てをそろえた神のような男でした(神なんだけど)。

こいつもマレニアと同じで戦っていて面白いボスだったので、このまま第3形態!といって欲しかったですね。ということで、、、


エルデの獣

なんで最後にこんなクソみたいなボスが来てしまったのでしょうか。
エルデンリングそのものであり、エルデンリングの汚点その2です。

まず、ビルドを理解してくれてる方なら分かると思いますが、こいつにあの超ホーミング弾を撃たれたらその時点で終了です。負けが確定します。

そのくせこいつ自身はそういうオワコンみたいな技以外はやたら遠くに逃げるばかりで別に強いモーションでもありません。
イメージ、本体は穢れた樹霊をちょっと弱くしたくらいの強さだと思います。ハメ技こそがエルデの獣であり、エルデンリングなのです。ビルドのせいだけど。

ということで、ラダゴンを倒して気持ち良くなっていたところに現れる謎のクソボスでしたが、結局そこそこ剣を振ってくれた回にダウンを取り、超火力のおかげでそのまま脳筋パワーで殺せました。オワコンを筋力が上回った瞬間です。

戦った回数はほとんどラダゴンが占めておりエルデの獣はそこまで多くなかったので、本当にこいつのパターンに依存した汚い戦い方になってしまったのですが、正直やり込みたいとは思わないですw


終わり

という事で、エルデンリングのボスたちの感想でした。
歯応えがあって楽しいボスが多く、エルデの獣もなんだかんだ自分的には少ない試行回数で倒せたので上手くできてるんだろうなと思いました。体力があればエルデの流星も実際にはオワコン技ではないのでしょう。

エルデンリングはやっぱり体幹崩しが良くて、超脳筋にしても縛りという感じにならず楽しく戦えるので面白いですね!1分間のうち40秒位死んでね?と思う事も多々ありましたが、初心者がこういう極端なビルドを使ってもクリアできる大味なゲームバランスは最後まで楽しめました!

めちゃくちゃ長くなってしまったのでDLC編は別で書こうと思います!

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