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#EP14 ケベックシティに行ってみたい人必見!ケベックシティってどんなところ?

Bonjour, Hi! Karinです!
先日家族が来た話を書きました。今日はその時一緒に行ったケベックシティについて紹介したいと思います。

ケベックシティの基本情報

ケベックシティはカナダ東部ケベック州の州都です。
街にはフランス風の歴史的な建物が多く、モントリオールよりもフランス語やフランス文化が色濃く残っています。しかしその美しさだけではなく、北米で唯一要塞が残る、英仏植民地戦争の歴史が刻まれた街として世界遺産にも登録されています。=「ケベックの歴史地区」

モントリオールにいると、少しでも店員さんのフランス語がわからなかったり、どもって流暢に話せないと、すぐに英語に切り替えてくれます。(フランス語の練習にはならないけど笑)けれど、ケベックシティでは基本フランス語、言っていることがわからなくて聞き返しても簡単なフランス語で答えてくれます。
薬局で道を尋ねた際、フランス語が通じてないと判断され、英語を話せる店員を呼んで来られた時には、英語が話せない人もいるんだと驚きました。(モントリオールのバイリンガル率がすごいのか?笑)

ちなみにモントリオールからは鉄道またはバスで3時間ほどかかります。
乗車の予約が早ければバスの方が安くなりますが、1ヶ月~1ヶ月半前に予約するならどちらも変わらないくらい値段になっていました。
発車頻度もどちらもあまり変わらないので、もし利用する機会があればご自身に合った時間を値段で決めちゃってください。

今回は、席が広くテーブルもついていて、WI-FIも使えること、そして景色が綺麗に見える点から、私たちは鉄道を利用することにしました。値段は4人で$400いかないくらいだったかな。(バスの方が高かった!)

車窓からの景色

ケベックシティでの交通手段

観光スポットはコンパクトにまとまっていますが、観光スポットから少し離れた場所にホテルを取ったり、次に紹介する郊外の滝まで足を伸ばしたいという方には、バスを使うことをおすすめします。

バスのワンデーパス

バスのチケットはワンデーパスで$12でした。チケットを買った時間ではなく、最初に使った時間から24時間有効で乗り放題です。距離は関係なく、1回の乗車で$3.75なので4回以上乗るならワンデーパスの方がお得ですね。
このワンデーパスはコンビニで買えます。

街の中心街だけで観光を楽しむなら徒歩でも全然大丈夫だと思います!

シャトー・フロンテナック(Le Château Frontenac)

ケベックシティに来て一番目立つのがシャトー・フロンテナックというお城みたいなホテル。Château(=お城)という名前やそのたたずまいからして、お城をホテルに改装したのかと思いますが、もとから高級ホテルとして1829年に建設されたそうです。
エリザベス女王やチャップリンなど名だたるセレブや政治家が宿泊したり、多くの映画やドラマの舞台にもなっていたりするようです。

Le château frontenac

私たちは今回ホテルの前の広場から見上げるだけ(泊まったら1人一泊最低でも6~7万円、一番グレードの高い部屋だと約40万円!)でしたが、せっかくだから少し贅沢しても良いかなという方には、ホテルのレストランでブランチをいただくのがいいよーと知人にお勧めされました。
行った人がいたらぜひ感想を聞かせてください!笑

プティシャンプラン通り(La rue du Petit Champlain)

シャンプラン通りは、シャトー・フロンテナックがある崖の下にある通りです。なんでも北米で最古の商店街だとか。
そんなヨーロッパを思い起こさせる狭い石畳の通りには、お花が飾られた石造りの建物が並んでおり、その一つ一つがギフトショップや食べ物屋さんになっていて歩いているだけで楽しいです。

La rue du petit champlain
なんのお店かわかるように、看板には
置物があったり絵が書いてあったりします

お土産を見たり、氷の上で固まらせたメープルシロップキャンディやハンバーガーとケベックの名物プーティンを味わったり。
路上パフォーマンスでおじいちゃんが弾いてたピアノの演奏もなんだか雰囲気に合ってて素敵だったな。

ケベックのB級グルメ「プーティン」
メープルシロップのキャンディ
とろっとしててベッコウ飴みたい

メープルシロップ屋さんの隣には、18世紀のケベックの人たちの生活を描いた壁画があって、繊細でとてもリアルで、街の雰囲気も相まってタイムトリップしたようでした。

プティシャンプランの壁画

車通りから一本入った通りにはこんな映えスポットが。少し遠目から中心街の方を見ると後ろにシャトー・フロンテナックが見えます。
その日はとても良い天気だったのですが、傘が日陰を作って良い仕事をしてくれていました笑

傘の通り、奥にはフロンテナックが。

モンモラシーの滝(La chute Montmorency)

モンモラシーの滝はケベックシティの中心街からバスで約40分の郊外にあります。
日本の自然とは違い、さすがカナダの自然はダイナミック!あまり知られてはいませんが、実はあのナイアガラの滝より落差があるんだとか!

私たちが行った日はたまたまオンタリオ州あたりからトルネードが北上した翌日で、前日滞在していたモントリオールでも土砂降りの雨と落雷で、道路が冠水したり停電した地区もあったようでひどい災害でした。
そんな日の翌日だったからなのか、滝の水量は半端なく、水もなんだか茶色がかっていました。

La chute Montmorency

入り口近くには芝生が広がっていて、ホテルの近くのパン屋さんでサンドイッチやサラダを購入して持って行き、お昼は芝生でピクニックを楽しみました。ダイナミックな滝と芝生でのピクニックで自然に癒されました。

芝生でピクニック

今回行けなかったところ

  • ケベック要塞

  • アブラハムの平原

  • Le grand marché = 地元のマーケット

ケベック要塞では夏の間は毎朝10:00~本物の衛兵の交代式を見られるそうです。(式を見るためには要塞の歴史ガイドツアーに申し込む必要があります。)私たちは土曜日に行ったので既に予約が満杯でチケットが取れませんでした。見たかったら早めにチケットを取ることをおすすめします!!

アブラハムの平原は要塞の奥にある広場で、英仏戦争の戦場になった場所です。今では毎夏にミュージックフェスティバルが開かれていたりと市民にも観光客にも親しまれているようです。

Le grand marché(ルグランマルシェ)は地元の人も通う大きなマーケット。ケベック産のお野菜やフルーツ、メープルなど見たかったですがこれもまたの機会に。。。

紹介出来た箇所は少ないですが、もしケベックシティに行く予定がある人がいたら少しでも参考になれば良いなと思います。また、今のところ行く予定がない人にとっても、こんな街があるんだ~と知っていただくきっかけになって、是非行ってみたいなと思ってもらえれば光栄です。

【今日のフランス語】

Le patrimoine mondial de l'Unesco (ル パトゥリモワン モンディアル ドゥ リュネスコ)
=ユネスコ世界遺産

ケベックシティの世界遺産から取ってこちらを紹介しました。
私も日本で習った時はこんな単語使う日来るかー?と思っていましたが、ケベックだけではなく、日本のことを紹介するときにも意外と使えました。
こんな単語サラッとでたらかっこいいです、、、!

それでは今回はボリューミーな内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、à la prochaine!

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