スマホと距離を置く方法
気が付けば、一日に何時間もスマホを触っていませんか?
スマホがなかった頃は、その時間一体何をして過ごしていたんだろう…というほどに。
一体私たちは、いつからこんなに一つの手のひらサイズのこのつるんとした板を、場所も時間も問わず、見つめるようになってしまったんでしょう。
目の前にある家族や友人の顔を、きちんと見れていますか?
ベッドにスマホを持って入って、睡眠の妨げになっていませんか?
スマートフォンは非常に便利で、私たちの生活にもはやなくてはならないもの。
何でも簡単に調べられるし、人とも連絡が取ることができ、これでお会計まで出来る。
しかし、心のどこかで、
"スマートフォンばっかり眺め過ぎじゃない?"
"いい加減、やめたら?"
"必要なときだけに出来ないの?"
”…そこから一体、何の重要な情報を得ているわけ?”
やめた方が良い気がするのに止められない…
辞めたいのに、なかなか止められない…
自分でコントロール出来ていないということは、中毒?
使っているつもりが、いつの間にか使われているような?変な感覚に。
この違和感をきっかけにしたい!
ということで、スマホ依存から抜け出すべく、その方法をまとめてみました☺
スマホの触り過ぎをやめたい、という方、是非参考にしてみてください。
依存性があることを理解する
まず大前提として、スマートフォンを供給する側の企業や開発者は、
私たちがスマートフォンに依存するように熱心に研究を重ねて、
出来るだけ長時間触っているように一生懸命考えていることを把握しておきましょう。
気になって仕方がない、手に取ったら何時間も見てしまう、そのようにスマホやアプリは設計されているのです。
通知はオフ
スマホが気になって触ってしまう原因の一つに、通知があります。
他の作業や考えごとをしている最中に、それを一方的に中断されないように、緊急性のないような通知はオフにしておきましょう。
こうすることによって、生活を邪魔されないだけでなく、重要な通知の見落としも防げます。
スマホを開くときは、必要なときに自分から、せめてこの設定にしておきましょう。
アプリは必要最低限
多くのアプリを入れてしまうと、スマホを触る機会が増えてしまうのも当然です。
お店や通販のアプリなどは、アプリとして入れることによって、その情報に自分からアクセスしやすくなって、利用頻度や購入頻度を上げてしまっていませんか?
私は、楽天やamazonのアプリもスマホから消しました。
スマホにアプリを入れていると、ついつい買い物してしまうので、必要なときはパソコンからログインして利用しています。
また、SNSなどは、観る時間をコントロール出来ないのであれば、アプリをアンインストールしてしまいましょう。
これで少しは、気が付けば何時間も経っていた…ということは少なくなるはず。
作業はパソコンで
ソファに寝転がって何時間もスマホを触ってしまうことがないように、パソコンでも出来ることはパソコンでしましょう。
パソコンであれば、基本的に椅子に座って机で作業することになるので、寝転がっては操作しませんよね。
寝転がっていても、触りやすいのがスマホの大きな特徴です。
しまうなどして、距離を置く
つい見えるところにあると触ってしまうという人は、スマートフォンを引き出しにしまうなり、鞄に入れてしまいましょう。
就寝時には、別室に置いておくのもオススメです。
近くにあると、つい触ってしまうのは必然です。
触る時間を決める
朝早くから夜遅くまで、一日中触ってしまうという方は、原則夜の8時以降は触らない、などと決めてしまうのはどうでしょう?
眠る数時間前からのブルーライトをカットすることで睡眠の質も向上します。
また、設定で利用時間を定めることもできます。
しかし簡単に解除出来てしまうので、自分の強い意志が必要です。
スマホを置いて出掛けてみる
外出先でもスマホを触ってしまうという方は、スマホを置いて家の近くの散歩から、出掛けてみるのはいかがでしょう?
遠くへ行くのは難しいかもしれませんが、近所を少しお散歩するくらいならスマホがなくても、案外大丈夫かもしれませんよ。
デジタルデトックスをする日を設ける
スマホに限らず、パソコンでもネット依存は起きるので、可能な日はスマホもパソコンも触らないと決めてみるのも手。
一回やってみて良ければ、またやればよし、やっぱり不便と言う場合は、もうしなければ良いだけ。
触る時間を決めるより、こちらの方がラクに出来る方もいるかもしれません。
まとめ
私たちは、動画を見たり、インターネットを眺めるロボットではありませんよね。
自分から進んでその行動をとっているように思えますが、少し離れて客観的にみれば、全く違う見え方に気が付くかもしれません。
しかし、スマホを完全に手放すのは、もはや生活に支障が出ます。
というわけで、上手に付き合っていくことが求められていると思います。
スマホを触っていた時間に、料理をしたり、行ったことのないところに出掛けてみたり、身体を動かしたり、出来るかもしれません。
むしろ、それらの自発的な行動をするときの道具として、スマホを活用したいものですね。