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【DAZN観戦】2024明治安田J2リーグ 第20節 愛媛FC戦【完敗】
MEIJI YASUDA J2 LEAGUE · MATCHWEEK 20
SUNDAY, 16 JUNE 2024 · KICK-OFF 18:03 JST
in Ningineer Stadium
1.サッカーの無い週末
予てより不可能とされてきたアウェイ日曜ナイトゲーム
四国愛媛となればさすがに帰宅難民となり、週のはじめから有給使うか、もしくはエクストリーム出社するか…
どちらにせよ自分にはその選択肢は無く、静かに画面の前に座って観戦となりました
でもね
ホントは行ってみたかったよ、愛媛遠征!
2.レビュー
さて、結果は3-0での完敗😱
スコアは大した問題ではないかもしれません😲
なんとなくここ数試合の悪い部分が改善されずそのまんま放置されているような、そんな試合ディティールでした
まずは先制の場面から
愛媛のボールホルダーへのプレスが無く、前を向いて楽にパスを出させてしまえば簡単に決定機に繋がります
どうもここ数試合で気になるのはそこッ!
前掛かりになってカウンター食らうのは織り込み済み(のはず)なんだけど、ネガティブトランジションで、リトリートするのかディレイするのか、ボールホルダーへアタックするのか各選手に迷いが感じられます
先制された場面はリスタートからの失点ですが、相手のゴールキックからGKからの縦パス、FPを3人経由してフィニッシュ
非常に効率が良いですね
全体に間延びした時間帯で気が抜けていた感じだったのか、ワンタッチでパスを捌かれるとプレスは常に後手に推移し、最終局面でも数的不利でもないのにワンチャンスを得点につなげられています
2失点目の場面も大差ありませんね
ワンタッチからハイラインの裏を取られると、焦って帰陣するのに終始し、最後はディフレクションを正しく処理できずに失点
こりゃノーチャンスですよ
前線からのファーストプレスが機能していないため、簡単にボールを運ばれてしまう点が問題です
試合中プレスが甘い時間帯もあるでしょう
状況次第では先制もされることもでしょう
でもね
勝つ気があるなら、そのアクションが欲しいんです!!
具体的に言うなら「早い攻め」
数的優位を作るためのチャレンジが足りてないと思いませんか!?
まずブラガがブレーキになっているのは気になります
変化をつけるという点では今期の発見でもあり十分機能していましたが、カルリーニョスが不在だとウィークポイントが顕著になります
ブラガは右サイドからのカットインが得意のプレーであることから、縦への仕掛ける場面は少なく、同時にブラガのボールキープ力が高いので、そこに依存しすぎて球離れが悪くなっています
カルが縦への推進力を補っていましたが、SBもしくはWBの追い越しがないと前線が航也一人となり基本的にコマが足りなくなります
H藤枝戦の前半でも感じた停滞感も同様で、北爪がブラガを追い越す動きがないことに起因してます(後半は修正されましたが)
また、ブラガはDF2人背負ってもボールロストせず自力で展開する力を持っていますが、プレーパターンがサイドから中に切り込むというテンプレになりつつあり、ディフェンスは先読みしやすく中央で囲まれてボールロストするまでが雛形化されつつあります
故に、ブラガが前半でカルと交代したのは必然だったと思います
ブラガ改
ブラガのストロングポイントは前述の通りボールキープ力と独特のリズムのドリブルです
相手に危険だと思わせるからこそディフェンスを引き付けることが出来るのですから、引き付けたらのなら簡単にフリックして北爪の攻め上がりをアシストしたり、中へのカットインだけでなくサイドから縦に仕掛けるとか…、チームタスクとしてブラガの役割を選手間で共有した方が良いでしょう!
あとはより高い位置でボールを受けること!
中盤ではなくペナルティエリア付近で仕掛けられた方がよっぽど怖いです
少なくとも相手の最終ラインと駆け引きできていたら、愛媛も簡単に攻撃へ転じることはできなかったはずです
乾にたいしても同じことが言えますね
はっきり言ってこの試合における2シャドウの乾ブラガのフリーロールはデメリットにすら感じてます
ボールキープできるという甘い誘惑に頼りたくなるのは分かりますが、丁寧にパス回ししても得点の匂いはしてきません
首位であるということは相手は必ず対策してきます!
しかも相手が先制したらリスクを追わず引いてカウンターのみに集中すれば良いのですから、そこをこじ開けるのは難しいですよ
シンプルに早い攻めを切望してるのは、相手が戻り切る前にフィニッシュにつなげるという単純な答えのひとつです
引かれた相手への対策には、ペナ付近でのファウルを誘いプレーとか、ミドルシュートとか、単純に高さと強さという武器タンキをスタメンから使うってのも良いと思います
少なくとも後半からのオプションはスピードか運動量を補う起用を求められるはずなので、この試合には松崎ではなく西原や川谷凪のほうが適任だったのでは?と妄想してます
3.BOOOOOO!!!!!!!!!!!
で、アウェイにて連敗中の清水エスパルス
遠方ほどコアサポが集まってる気がするんだけど、長い旅路の末にたどり着くのが敗戦だとシンドいよね
そりゃブーイングもしたくなるけどさ
そうすると湧いて出てくるのが「ブーイング良くない!」論
選手が負けて凹んでる時に追い打ちをかけるのは良くないとか、選手にもリスペクトを持って対応すべきとか…
ん?
誹謗中傷とブーイングがごっちゃになってないか??
個人的にはブーイングは肯定派
ファン・サポーターの意思表示だと思ってるし、スタジアムの雰囲気づくりの一環、イベントの演出のひとつだと思ってます
日本で生まれ育った自分なんでブーイングの本来の形とか言うつもりはないけど、海外のコンサートなんかある、良けりゃスタンディングオベーション!悪けりゃブーイングって分かりやすい意思表示だと思ってる
もっといえばプロレスのそれなんて、ヒールに対する演出になってるのを知っていれば楽しめるんだけど…
ちなみに
結果にブーイングも良いんだけど、臆病になって縦パスさせないマリノスのDFだったり、前塞がれただけで仕掛けずに後ろ向くWGにブーイングが出るようになると良いなと思う。
— やすたか (@yasutaka_10) June 16, 2024
その分ミスになったとしても積極的なトライを評価できる感性や拍手も起こるようになるとマリノスが強くなっていくと思う。… pic.twitter.com/he2iWKv728
味方の消極的なプレーにブーイングってありだと思ってます
それって選手を育てるって思うんです
脊髄反射で「ブーイング反対」って言うのではなく、ちょっと考えてみて欲しいですね
残り時間が少ない状況で負けているのに、サボってる選手がいたら見ていて『?』って思うでしょ
逆にルーズボールに対して最後まで全力で走り込んだり、前線でボールロストしてからプレスバックで自陣までサボらず走る選手なんかにはスタンディングオベーションで迎えようよ
ブーイング程度で日和ってる選手は逆境で輝けないと思ってます
野次や罵声とは違うブーイングってのを
ちなみに誹謗中傷はアウトだからね
当然、選手のSNSとかに凸するとか論外
そこには明確なラインがあるから
4.新戦力?
夏のマーケットの噂が出始めてますね
正直、黄金週間まではその必要性すら感じませんでしたが、5月後半から停滞気味というかマンネリと言うか、スタメンを固定したツケがここに来て噴出している気がします
ハードワークを強いる現代サッカーにおいては、十分な休養を与えないとパフォーマンスに影響を及ぼすどころか、負傷リスクが高まりシーズンを棒に振る可能性もあります
今のところ手薄なのは…
CB
菊地をレンタルしたすぐ後、蓮川が負傷!?
今節ではジェラはお休み🤕
前節で高木践がスタメン情報があったことを考えると、万全ではないと予想できます
同時に高橋の出ずっぱり感が否めません
かろうじて光明が見えるのは高木践への期待!高さはないものの、強心臓で縦への意識が高い点が好印象です
このまま経験値を積んでスタメンを脅かしてほしいです
SB
ここ数試合3バックを採用する関係から北爪部長の出番が増えてきています
左右できる吉田、CBと兼任の原テルをフルに使えばなんとかなりそうな予感もしますが、山原を酷使して負傷離脱とならないようケアすべきでしょうか
ボランチ
一番のボトルネックでしょうか
中村が常にファーストチョイスで代えが効きません
宮本にはもう少し攻撃時のインパクトが欲しいところですが、彼を差し置いてボランチに据える選手が見当たりません
残念ながら白崎、矢島、西澤(負傷中)はポリバレントに使えますが、スペシャリティでないためファーストチョイスになりにくいのが難点
で
今のところ噂レベルでブラジル人ボランチ、ノナトの名前が上がっています
彼のプレースタイルは現行の清水のサッカーには合っているようですね
とはいえ短いパスワークを主体とするなら白崎、矢島、西澤でも良いのです
今欲しいのは中長距離のフィードを得意とする視野の広い選手だと思ってます!
トニ・クロースとか来てくれねぇかなw
5.次節
さ~て来週のエスパルスさんは…
アウェイ秋田戦です
また日曜開催です!
14:00KOなので、なんとか帰ってこれるんです
どうすっかなぁ🤔
って思っている間が一番楽しいんですよね
というわけで現地にいるかどうかは後のお楽しみで【了】