【号外】2024明治安田J2リーグ 第3節 V・ファーレン長崎戦
MEIJI YASUDA J2 LEAGUE · MATCHWEEK 3
SUNDAY, 10 MARCH 2024 · KICK-OFF 14:03 JST
in transcosmos Stadium Nagasaki
1.基本的に…
今回のアウェイ長崎戦は現地に訪れることはおろか、リアタイすらできていないし、そもそもDAZN観戦をnoteにしてもきっと面白くないし、独りよがりが強すぎる長文が予想されるため、基本的に控えるつもりです
が、
あくまで自分の備忘録として書くこともあるでしょう
なので、チラ裏程度に見守ってください
んで、失点の場面
基本的に「点取られるんならこんなパターンだよなぁ」って状況で予想通りでしたね
以下、蛇足
2.さて試合開始に先立って
結果は4-1
ホーム長崎のリーグ戦初勝利を素晴らしいスコアで飾りました
もちろん清水サイドとしてはこの4失点は看過できませんね
じゃあ、長崎は如何にして清水を攻略したのでしょうか?
2-1 長崎のスタメン
少々手前味噌な言い方になるかもしれませんが、今季の清水は昨季と比較しても良いスカッドを揃えていると思います
他所に誇ってもいいくらいです😤
一方長崎はオフシーズンに監督の契約問題で足を引っ張られ、リーグ戦未勝利、またミッドウィークにルヴァンの試合と連戦の中、ホームとはいえ清水相手にハナから真っ向勝負に行くつもりはなかったのかもしれません
とはいえ、菓子杯を120分で勝った勢いを活かしたい…ぐぬぬって思いを苦慮して選んだ結果がこのスタメンでしょうか
にしても#5田中選手はヤバいっすね、若いとはいえ出ずっぱり💦しっかり休養とって次の試合に臨んで欲しいです💪
2-2 清水の誤算?
清水としても決して油断はなかったと思います
長崎対策もしてたと思われます
それは高橋の起用です
個人的な妄想では…
「長崎はフアンマが軸、当然ルヴァンはスタメン回避でリーグ戦に臨むはず!」ってのが誰しもが予想するファンマ対策の流れでしたね
でも結果的にファンマは控えでした
中にはこの選手起用が敗因だと言う人もいるかも知れません
でも個人的にはCBがジェラでも高橋でも大きく変わらないと思っています
もちろん、SBが原テルから北爪に変わったことが敗因でもないでしょう
だからといってあの場面が清水にとってノーチャンスって訳でもありませんよ!失点にはしっかりとした理由があります
3.ざっくり振り返り
失点の理由、それはハイラインのプレスです
これは良い点でもあり悪い点でもあります
2-0で折り返したハーフタイム時点でのスタッツを見てみますと、
ゴール期待値を除けばすごく良い結果を残しています
でも2-0でリードされている状況
パス数、支配率を見て、これってまるで昨季序盤の悪夢が…って思う人もいるかもしれませんが、試合を見ていれば絶対にそう思うことはありません!
ただ、ペナ内でシュートが打てていないんですよね!!!
が、その前に長崎サイドの視点から
3-1 長崎の思惑(仮)
長崎が上手かったのは出来ることを徹底したこと
(あれ?、どこかで聞いたような…)
清水のボール回しに必要以上に食いつかずリトリートしてペナ内への侵入を防ぐことだけは徹底した守り方でした
おかげでそれに気づくまで「ウチらのパスワークってこんなに上手いのかぁ」ってホルホル🥰してたんですが、長崎の思惑に気づいた時には2失点してましたね😱
実際、清水は相手陣内でボールがリズムよく回るので、スマートな攻めではあるけどシュートタイミングが遅かったように感じてました
結果、要所を崩されることなくシュートコースも限定できて、前半までで長崎にとって「怖い」と思わせるシーンは皆無でした
つまり清水のゴール期待値は妥当な数値を示していますね
3-2 リスク覚悟のハイプレス
2点ビハインドだとしても、清水が後半から選手交代する必要が感じなかったのは、まだまだハイプレスが効果的だったからです
人もボールもよく動くコレクティブなサッカーで、きっと逆転できるだろうって思わせてくれました
けど、そんなにうまく試合運びはできませんでしたね
この2失点、TL上で見受けられた嘆きのつぶやきは、「軽い」だの「安い」だの言われてますが、確かに長崎からしても「ラッキー」と言う他ないくらい上手くハマったと思います
ただハイラインに対して裏を狙うのは定石中の定石!FP2,3人で得点に繋がったんだから効率が良い
3-3 じゃあどうすんのさ!?
ネガトラです!
とにかくネガトラです!!
ボールロストしたんなら、そりゃもう必死に食らいついて奪い返す!それが現代サッカーのハイプレスの鉄則
そのために最終ラインも高くして、味方同士が近い位置でコンパクトな布陣を保つんです!これがポジショナルの基本的な考え方
例えば、今のクロップには遠藤航がいますし、ペップの偽SBが生まれたきっかけも、ボールロストからより早いタイミングでボール奪取するための変則的なSBのポジション取りだったはず
つまるところ今季の清水は、攻めで走れて同じくらい守備でも走れる選手でないと起用されないということにつながります
同時に2失点とも簡単にロングフィードを放り込まれているので、当然ながらボールホルダーへのチェックも怠ってはいけません!
ちなみに試合終了時のスタッツも
最後までハイプレスを維持できた数値のように見えますね
4.清水の展望
基本的にこの方向性を支持します!
何一つ間違っていないと断言できます!!
ただし最後まで走りきれるスタミナと対人の強さ(インテンシティ)は常に求められるでしょう
これはモダンなサッカーそのものですよ
誰ですか秋葉監督はモチベーターだから戦術がないだなんて言ってるのは!?
今是非見てほしい点は攻撃時のポジションスライドです
スタートが仮に乾とすると、トップ下の位置からズレた時の航也、松崎、宮本の位置、蓮川がドリブルで持ち上がったタイミングの中村や原テルの位置取りなんかもそうですが、昨季からすると見違えるようなモダンサッカーに変貌しています
かといって失点が多いのは…って思いますよね?
でも思い出してください、マリノスがポステコグルーを率いた1年目を!
この結果が良い反省材料になること祈って次節を楽しみに待ちます【了】
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