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子どもの疑問に答えられるか

子どもとのルールや約束ごとを決めるときは、必ず説明できることしかしないようにしている。理想は学校の校則もそうであって欲しい。もし、疑問に感じる校則とかがある場合、なぜその校則がありどのような意図で制定されているのかをきちんと説明できる学校や先生であって欲しい。

そこに規則があるから守らなければならないとだけで納得させて統率していれば楽なのかも知れないが、明らかに理不尽だったりおかしな規則が存在していても、規則だからルールだから守るのが当たり前の思考を植え付ける教育は、疑問に思ったり発信したりする力を奪ってしまうような気がしてならない。

集団に所属している以上、規則に従わないとダメなのだけれど、その集団が気持ちよく生活するために存在する規則なのだとしたら、逆に不必要だったり新たに作った方が良いこともあるかも知れない。そういうことは、集団の一員なら意見を言っていいし、学校が社会の縮図だとしたらその手段を学ばせる場所であって欲しい。

クラスの意見をまとめて学級委員が生徒会へ、生徒会で吟味された然るべき意見は、生徒代表として生徒会長が先生又は校長へ伝える。職員会議又は教育委員会などで生徒の意見を真剣に議論して回答を落としていく。これは社会に出ても全く同じだと思う。国民は自分たちの生活をより良くするために必要であれば真剣に声を上げる。議員は国民の声に耳を傾け、最終的には国会で真剣に議論する。

大切なことは声を上げる方法と、皆の思いで変えられることもあると信じられる団体や組織であること。多様な価値観、考え方がある中でできる限り皆が幸せであるように試行錯誤しながらでも、より良くなっていけたら素晴らしい!

家族だってそうでありたい。

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