【好きな人をほめるとフラれる!?】不都合な恋愛パラドックス
恋愛するのに不都合な真実は多い。
一般的に大多数の人には効果があることも、一部の人には逆効果になることが恋愛においてはしばしば起こり得る。
その中でも今回は相手を褒めることについて考えてみたい。
美人は褒められ慣れている
ほとんどの人は、誰かから褒められたら嬉しい。
特に、普段褒められる機会が少ない人なら尚更だ。
だから、好きになった人を褒めて気分良くさせようと考えるのは、正攻法としては当たり前にやった方がいい戦術だが、でも万人にこの『褒め戦術』は使えない。
恋愛においては、美人を褒めると逆効果になること可能性が高い。
一般人には理解しにくいが、美人はいつもあらゆるところで褒めらまくっているので、それが彼女にとっては日常のことである。
例えば、
『キレイですね♪』
『かわいいですね♪』
『モテそうですよね♪』
『スタイルいいですね♪』
このような、ビジュアルについての褒め言葉は、彼女からしたら日常にありふれていて、当たり前の状況なのだ。
パッと見て、好意を持った女性に男性ならこんな褒め言葉を盛んに投げかけて興味を持ってもらおうと考えるのはよくあることだろう。
だが、、大抵はうまくいかないし、彼女はまったく興味を示さない。
なぜなら褒められ慣れている美人を普通に褒めてしまうと、彼女の潜在意識はいつも褒めてくれるその他大勢のオスの一人として、あなたを判断してしまうからだ。
その結果、必然的にポチとして忠犬扱いのフォルダに入れられることとなるから、彼女から好意を持たれないことになる。
あなたが好きな人が誰からも相手にされないような女性なら、褒められることで好意を持ってもらえるが、多くのオスが繁殖相手として選びたい女性なら、普通に褒めることはかえって逆効果となる。
なぜ好きな人を目の前にすると反射的に褒めしまうのか
とはいえ、大抵の男性は突然『やりたい!』と思うような女性と出くわして、話す機会があったりしたら、当たり障りのない褒め言葉を連発して彼女にひれ伏してしまう。
そうなると、先程説明したように美人の潜在意識はその他大勢のオスと一緒のポチフォルダにあなたを入れてしまう。
なぜありきたりの褒め言葉を連発してしまうかというと、あなたの心に余裕がなく、情動優位の潜在意識に心と身体が支配されてしまい、IQが低下して頭が働かない状況になってしまうからだ。
冷静な意識はどこかに飛んでいってしまい、彼女と『やりたい!』の一心ですべて情動的な行動に終始してしまうことになる。
彼女と会話している時は、心拍数が上昇し、頭がボーとしてしまう。
頭が働かないので、彼女からしたら退屈な男にしか見えなくなる。
『あなたの意識』が戻ってくるのは、おおかた彼女と別れた後になるだろう。
つまり美人に対して常に、『あなた』以外の『何か』に心と身体を支配されてしまっている状態となる。
美人をものにしたいなら、常にIQの高いメンタルレベルを維持するのが不可欠なのだ。
美人から興味を持ってもらうには
美人から興味をもってもらいたいなら、その他大勢のオスと同類扱いされないことが不可欠となる。
つまり、他のオスとの差別化が必要なのだ。
彼女に寄ってくる数あるオスの中から選ばれるため、差別化をして美人から興味を持ってもらう解決策は、大きく2つある。
一つは、他の誰もが褒めない要素を褒める!
そしてもう一つは、あえて素っ気ない態度で接する!
2つのやり方それぞれ組み合わせて、その場の状況に応じて使い分ける必要があるので、彼女に身も心も持っていかれているようでは、とても使いこなせないのは先に心してほしい。
ではこの2点を順に解説しよう。
誰も褒めない要素から攻める!
先程から再三言っているように、美人はビジュアルにまつわるありきたりな褒め言葉に慣れている。
だから、褒める戦術を使うなら、他の誰もが褒めない部分から切り込む必要がある。
ポイントは、彼女が見た目の部分含め、自分で良いところだと認識していなかった部分を褒めることだ!
見た目を褒めるならしっかり相手を観察して、ディテールを攻めるのが基本となる。
できれば、見た目以外の中身のどこかを褒める方がベターだ。
例えば、
『〇〇ちゃんの鎖骨って、女性らしくて素敵だね♪』
『〇〇ちゃんの前歯のカタチって、すごいきれいだね♪』
『今日の巻き髪、髪色と合っていて素敵だね♪』
とか、
『○○ちゃんて、誰に対しても気配りできるところ素敵だね。』
『〇〇ちゃんの声聞くと癒やされるよ。』
『○○ちゃんて、持ち物のセンスいいよね。』
更に、あえて見た目を軽くディスってから褒めるのも使い方によっては有効となる。
例えば、
『○○ちゃんて、かわいいだけのおバカさんかと思っていたら、
めっちゃ集中力があって仕事できるいい女なんだね♪』
こんな感じで、下げてから、上げた方が褒め効果も大きくなるし、
『この人なに!・・!♡』と、最初はプライドからか、怒りを覚えるかもしれないが、彼女の潜在意識にアピールでき、オスとして特別なフォルダに入りやすくなる。
とにかく、会話に入ったら徹底的に彼女の至る部分を観察し、頭をフル回転して、誰も見つけていない彼女の良い部分を探すことが重要となる。
そして良い部分を見つけたら、スマートな言い回しで褒めていくことを心がけよう。
美人に対しては、褒めるにしても余裕のある感じを出すことも忘れずに。
あえて素っ気ない態度でギャップをつくる
これこそ美人には最高に効く戦術となるが、博打要素も非常に大きい。
美人は日常的にオスから積極的に話しかけられるし、ご機嫌取られてがっつかれているから、逆の反応をするオスに潜在意識は反応してしまう。
『なんであの人あんな態度取るんだろう・・・♡』
例えば、何人かの男と女がいて、みんなが美人に我先にと話しかけて群がっているのに、一人だけみんなが見向きもしない女性と仲良くして、美人にそっぽを向いていたりする。(美人の目線の入る場所でやる)
そうなると、美人はそのオスが気になって、自分から近づいて話しかけたりする。
話しかけられても、特に冷たくするわけでもなく、褒めることもしない。
向こうからの積極的なアクションをひたすら待つだけにする。
ポイントとしては、適度に興味ありそうで無さそうな、グレーゾーンをキープすることだ。
当然、この方法は相手にとことん惚れてしまっている状況ではまず使えない。
そして博打性も高い。
勝つ時はデカイが、上手くいかなければ嫌われて終わりだ。
多くの場合はただ相手から興味を持たないで終わることになるが、たまにホームランが出て、美人からものすごく惚れられることもあるだろう。
どのみちポチになるくらいなら、嫌われる覚悟であえて勝負するほうが間違いなく得策でもある。
モテる男はこの素っ気ない態度を振りまいて、美人を困惑させて、洗脳させることに長けている。
美人をものにしたいなら競争に勝つしかない!
大抵のオスはメスに惚れると脳が働かなくなり、すぐにやることしか考えられず、忍耐はどこかに消え去り、冷静に美人と会話できない。
その結果、相手の気持ちを考える余裕もなく、ありきたりな褒め言葉を投げつけてご機嫌を取ろうと終始してしまう。
そもそも美人と仲良くなるためには、常に他のオスとの競争となるので、差別化を徹底してリスクを取って勝負していくしかない。
リスクを取っていくので、嫌われてしまうことが大半だが、それでも挑戦し続けることには意味がある。
挑戦すれば美人からポチ扱いされることは無くなるので、結果的にうまくいっても、いかなくても、成功といえるのではないだろうか。