私の観劇日誌〜Shakespeare in Love〜
TwitterとかInstagramに感想載せるのも考えたけど、せっかくならと思ってnoteに。初韓国演劇、以前に演劇自体も初だった私の観劇日誌、1ページ目です。
演劇情報✍️
Shakespeare in Love(셰익스피어 인 러브)
2023.2.22 (밤) / CJ토월극장
정문성 김유정 송영규 오용 김도빈 박정원
キャストが発表された瞬間に観劇を決めました。もう豪華すぎて。特にシェイクスピア役(以下ウィル)はキムソンチョル・イサンイ・チョンムンソンと好きな俳優勢揃い。本当に悩んだ… 伝説と呼ばれる10学番の演技も観たかったから。けど、写真が公開されて直感的にこの人のウィルが観たいって思ったのがムンソンさんでした。まぁ結局のところ観に行く日程が決まってて実質的に選択の余地はなかったので、ムンソンさんなら尚更いいな〜ぐらいだったんです。そしたら!見事にムンソンさんだった〜🙌ヴィオラも一番会いたかったユジョンちゃん!こうして、感想見てても絶賛しかない2人の演技を観に行ってきたたのです。。
感想
ここからは感想(若干のネタバレあり)。劇場に着いて発券したら、その先には有名な巨大垂れ幕とキャスティングボード。もうテンション爆上がり。
座席は1階Cブロックの9列目だったんですが、想像以上に近かった。涙までは見えなかったけど、肉眼でも表情や手の震えが十分見えました。あと、Cブロック側で良かったって思う場面がいくつか。ソネットのシーンとかめっちゃ綺麗にユジョンヴィオラ見えました。
実際に舞台が始まる前に俳優さんが注意事項を述べてくれるんだけど、その段階で私これから演劇を観るんだ…って実感してなんか泣いてた。机を前に座るムンウィルが現れた瞬間、思わずかっこいいって口から漏れそうになりました。そこからはもう華やかで楽しい舞台。他の演劇やミュージカルもそうなのかは分からないけど、演奏者もオーケストラピットじゃなくて舞台の上で演奏してくれるから視覚的にも聴覚的にも華やか。舞台もほんとどうなってるのって思うぐらい出てきて消えて、回転して上下して… まじで一回見てほしい。
日本帰ってきて映画も観たんだけど、意外とオリジナルの場面もあったんだなって。はじまりも映画と違ってソネットの書き出しに悩むウィルだし、マーロウとの関係もより深く描かれてたと思う。そして、舞台ならではのユーモア!思ったより笑い声が溢れてた公演だったなって。フェニーマン最高😂
ここからは帰りの電車で急いで書いたメモを整理してご提供。なるべく時系列。ネタバレ注意!
・ムンウィル、もうほんとかっこいい。かっこよくて、情熱があって、愛らしさもあって。
・ムンウィル観た方の感想見てたら、犬のお尻を쓰담쓰담してるときとしてないときあるみたいなこと書かれてたんだけど、今回はしてました。
・ユジョンヴィオラはお姫様そのもの…顔小さすぎ…自分も役者になりたいと夢を語るユジョンちゃん、ディズニープリンセスだったかな?乳母とのやりとりも可愛かった♡
・女性は役者になれないから男装してケイトとしてオーディションに来るんだけど、低くハキハキした喋り方に変えていました。ホン内官思い出すよね。
・ケントを追ってヴィオラ家の舞踏会に入り込もうとするウィルとマーロウ。門衛をかわした後の振り返って決めポーズ、まじ何ㅋㅋㅋㅋ
・ケントから一転してドレスを着たヴィオラに一目惚れするウィル。そりゃ一目惚れするよ…ユジョンちゃん本物のお姫様なんだもん…
・バルコニー越しに再会して、自分のための詩(ソネット)を求められるんだけど、実はほぼマーロウが考えたものというㅋㅋㅋ ヴィオラに見えないように何回もマーロウの言葉につっこんだり聞き直したりしてるの笑った。망했다言ってたもんㅋㅋㅋ けど、最後の締めはウィル自身の言葉で。サンイさんも名場面にあげていたシーンです。
・ロミオ役をすることになったケント、相手役との芝居にウィルが演技指導するんだけど、俺がやるから見ててって言っときながらもめっちゃぎこちない演技で笑
・ヴィオラの部屋に入ろうとするウェセックス卿を何とかして引き留めようと階段ゆっくり降りたり嘘ついたりするイェジ乳母大好きです🫶
・ケントがヴィオラだと気づき部屋に忍び込むウィル。お互い人違いではないことを確認してから🫣 まさに美でした……ここで1幕終了。
・2幕はさっきのシーンの続きから。レースカーテンの奥で2人たわむれる様子が幻想的でした。。1幕の方だったかもだけど、向かい合ってロミジュリのストーリーをつくっていく2人、劇のこともお互いのことも大好きなんだなってすっごく伝わってきた🥲
・(愛のない)婚約者のウェセックス卿とヴィオラが女王に謁見しに行くとき、侍女に女装して一緒について行くムンウィル!頭と顔を覆う布がちゃんと巻けてなくて、ヴィオラが何回も押さえ直しててそれだけで可愛い世界…
・ロミジュリ練習中もいつの間にかウィルを見つめてしまうケントヴィオラ。普通にらぶらぶ。マキューシオの方、癖になるあのポーズ。
・劇場で他の一味(?)と戦ったあと、行きつけの酒場で祝杯あげるシーン、演奏に合わせてわちゃわちゃする2人が目の前にいました。。
・そんな楽しい空気のなかで友人であり一番の理解者であるマーロウの訃報が。ヴィオラ家に忍び込んだとき名前を聞かれて咄嗟にマーロウと答えたことから自分のせいで殺されたと思ったウィルは全てを投げ出そうとするし、ウェセックス卿から愛する詩人が死んだと聞かされたヴィオラはウィルのことだと思い込んで失神するし… ここらへんから感情の昂りが😭 울보페어 맞네ㅠㅠ
・劇団でケントがヴィオラであることがバレて去っていく彼女にウィルが台本を渡すんだけど、"우리를 꼭 기억해주십시오."ってムンウィル言うんだよ… 後に感想見てたらチョルウィルは"저를"らしくてㅠㅠ こういうキャストによって解釈違うところ好きなんですㅠㅠ 劇団の仲間たちの名前を一人一人呼びながら、悪気はなかった、俳優をしたかったと悲痛に訴えるヴィオラも泣ける。。
・結婚式の日、ウィルではなくウェセックス卿の手をとり行ってしまうヴィオラ。こういう演出好き。
・ロミオとジュリエットの舞台。最初の前説を舞台袖で見てるムンウィルが存在していたんですが、ため息からガッツポーズに至るまでの感情の変化を直線距離で見れて感激。
・ジュリエット役を演じているヴィオラは本当に生き生きしてる。最後の墓場シーン、嗚咽からの流れがもう과몰입すぎて息止まったㅠㅠ ほんと演技上手ㅠㅠ
・ロミジュリの舞台が終わって観客拍手したんだよね。演劇のなかで演劇が行われるというお得感。セットも真ん中に赤い幕があって、舞台と舞台裏の両方を同時進行で見せられる仕組みになってた。
・出航のときムンウィルは背中向けてだったけど絶対泣いてるんだろうなって思ったし、離れていくユジョンヴィオラは辛くて辛くてㅠㅠ
・そして、ラスト。ウィルが最初と同じようにみんなに囲まれながら(マーロウも🥲)次の喜劇の台本を書く。ウィルとヴィオラは結ばれなかったけど、彼女は永遠のミューズとして生き続けるし、最初と違って悩みがない羽根ペンを見るとハッピーエンドとしても捉えられるなって。신비로운 일이지.
・拍手からのカテコ〜!!カテコの評判いいの知ってたけど、本当に大盛り上がりだった!なんせウィルもヴィオラも皆んな笑顔で踊ってるんだもん。"幸福感"という言葉が自然と頭に思い浮かんだ。最後のお辞儀見て、すごく満たされた時間だったことを実感… カテコ撮影デーください、何回でも観たい。
以上。観に行った日から4日経ったけど、まだ頭のなかで音楽流れてるし、他の人の感想も見てあぁ!確かにそうだった!って思い返したりもしてます。できることならもう一回観たい…
それだけ美しくて不思議で愛が詰まった演劇、Shakespeare in Loveでした。今回の観劇日誌はここまで。ありがとうございました🤍
余談:3月から始まる신성한 이혼にムンソンさん出演するんですが、全く違う役柄なのにメイキングとか見てても普通にムンウィル思い浮かんでしまって… 誰か治療法教えて……
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