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NHKを見ていると馬鹿になる!?

毎朝のニュースで繰り返し報道されているのは

 小生、毎朝出勤前にテレビのニュースを見ることが日課となっている。これは社会人となってからずっとそうであり、海外に住んでいた時も同じだった。そしてそのニュースを疑うことは、ある時まではなかった。もちろん、マスコミの大半が左翼勢力の支配下にあることは知っていたし、報道されないもの(最近のマスゴミが言う「報道しない自由」なるもの)があることも想定はしていた。
 しかし、最近のマスゴミの報道の偏向ぶりは大したものだ。NHKのニュースを見ていると、ただひたすらにパンデミックを煽り続けているし、ワクチンを射ての大号令。一方でパンデミックによる死者を数字などのデータをろくに出さずに過剰に報道し、ワクチン被害の報道は一切しない。

厚生労働省の公表データ

 厚生労働省のホームページには、新規感染者数、重症者数、死者数、PCR検査の実施回数などのデータが公開されている。それを見ると確かに新規感染者が爆増しているのは確かであるが、PCR検査の実施回数も相当増加しているし、その逆に重症者数、死者数は増加するどころか低水準での推移にとどまっている。以下に厚生労働省のホームページに公開されているデータをグラフ化した物を示す。

厚生労働省公表データより筆者作成

 このグラフからわかるのは、
1.       確かに新規陽性者数(青い線)は増加している
2.       PCR検査の実施数(オレンジ色の線)も同様に増加しており、新規陽性者数との間にはどうやら相関性が見られる
 … 検査数が増えれば陽性者数が増えるのは当たり前では?
3.       重傷者数(灰色の棒)は増加していない
4.       死者数(黄色の棒)も増加していない
 …つまりインフルエンザと大差ないのではという事では?
といった事ではないだろうか。
 インフルエンザとその関連死が、毎年おおよそ1万人発生していると言われている。1月に直すと833人である。確かにこのパンデミックでは1000人を超す人が亡くなっている月もある。(交通事故で亡くなった後に要請が判明した場合パンデミックでの死者とカウントされているそうだし、インフルエンザでも季節性による偏りもあることに留意が必要)だが現在では800人を下回っているのだから問題ないのではないだろうか。

ワクチンは安全なのか?

 2020年6月から2021年5月迄の死者数が10865人、2021年6月から2022年5月迄の死者数が18228人と2021年後半から2022年にかけての方が死者数の大幅増がみられることが気になる。なぜこんなにも増加したのだろうか。ここで問題となるのがワクチンである。ワクチン接種は2021年2月から開始された。2回目は2021年9月以降、そして3回目は2021年12月以降である。NHKでは一切報道されないが、ワクチン接種による死亡者や後遺症を訴える人が少なくないという事である。長尾和宏医師の著書「ひとりも、死なせへん 2 コロナと闘う尼崎の町医者、ワクチン葛藤日記」には、ワクチン接種直後に亡くなった方の事例、後遺症が発現しその後亡くなった方の事例、様々な症状の後遺症に苦しむ方の事例などが紹介されている。2021年後半つまり2回目接種が始まったころから2022年つまり3回目接種が始まったころにかけての死者数にはこれが含まれているので増加したのではと筆者は疑いを持っている。

岸田首相って大丈夫?

 第7波が来たと大騒ぎしている中、岸田首相が武漢Virusの伝染病の指定を第2類から5類への引下げを表明、というので喜んで詳細を読んでみた。しかし、現在の第7波が去ってから、というのでがっがりした。すでに2年以上前に故安倍晋三元首相が退陣前にその発言をしていたのだが、マスゴミが発信を怠った所為か大した話題とはならなかったのが残念である。既にそのころから武漢ウィルスの弱毒化が議論されており、保健所による全数把握の限界も囁かれていた。前述の長尾和宏医師は、早期発見、診断と治療が必要であり、そのためには近所の「かかりつけ医」が対応すべきだと以前から主張されていた。
 現在の医療の逼迫、と言われている現象は、指定の病院でないと診られなかったり、会社が診断書、要請、陰性証明などを要求したり、無症状の人まで隔離したりという指定伝染病の第2類相当の管理の所為なのではないのか、と思えてならない。事実、その様な発信をしている医師をマスコミ等で見たことがある。インフルエンザと同様の管理であれば、近所の「かかりつけ医」で対応してもらえ、重症者のみを大病院、施設の整った病院で治療すれば良いので、逼迫などあっという間になくなると考えるのは、小生の考えが足りないのだろうか。
 NHKの煽り報道で多くの日本人は『武漢Virus』を怖いものと思い込まされているのだ。朝から晩まで武漢Virus感染者が何人、重症者が何人、死者が何人とそればかり報道している。それにより、テレビ以外の情報源を持たない人はそれが重要だと思いこむ。しかし待って欲しい。先に掲げたグラフを見れば判る通り、感染者数は確かに増加しているが、その原因の一つとして検査数が同様に増加している事実…感染率は大して増えていない。重傷者数、死者数共に新規感染者数と全く相関が見られないという事実。どこにNHKで報道する必要性があるというのだろうか。筆者には理解できない。
 岸田首相は2022年6月15日の国会閉会に際しての会見で、「新型コロナへの対応、ロシアによるウクライナ侵略、世界的なエネルギー・食料市場の高騰、何十年に一度の歴史を画するような危機的事態が次々と、しかも、同時に起こる中、内閣総理大臣として、国民の命、暮らし、雇用、経済を守るため、日々、決断と実行の連続でした。」と発言している。しかし、前述のように検討ばかりで決断がないではないか。YouTubeなどで「検討使」などと揶揄されているのも当然か。

 先日も筆者の高齢の母が骨折して入院する騒ぎとなったが、入院先が決まるまで何時間もかかってしまっていた。幸い予防接種をしていたので受け入れてもらえる先が見つかったのだが、もし接種していなかったらどうだったのだろうか、と思うとぞっとする。
 小生はこの3月に慶應義塾大学病院に入院し、簡単な手術を受けたが、入院時の武漢Virusの抗原検査のみで他には何も言われなかった。さすが慶應義塾大学病院、他の病院と違いきちんと病気を評価して対応していると感じた次第。

NHKを見ていると馬鹿になるその他の理由

 他にもまだある。SDGsや、気候変動(以前は地球温暖化と言っていたもの)などもその一例である。
 旱魃、熱波や山火事などの暑い方のニュースで持ちっきりだが、大雨や寒い方のニュースは殆ど報じられていない。

 2021年の日本の出生率の悪化の記事が日経に載っていたが、なんと日本の出生率の低下は、ジェンダーギャップ指数が低いのが原因なのだそうだ。対して出生数が回復している国として、挙げていたのがアイスランド、スウェーデン、フィンランドなどであり、その理由はジェンダーギャップ指数が高いためだという。しかし考えてほしい。欧州ではとうにマスクなどの武漢ウィルス対策は解除されているし、スウェーデンに至っては当初から自然に任せた規制なしの姿勢で乗り切っている国である。どこぞの未だに武漢Virusで大騒ぎしているマスゴミのいる国とは大違いである。これらの国では、武漢Virus騒動が過ぎ去り、子どもを持とうとする機運が早く訪れたのに対し、日本ではいまだに規制が続いてその様な機運が盛り上がらなかったのではないのか。筆者の友人のお子さんも結婚式を1年以上延期し今年やっと挙式したと聞いた。そんな状態でどうやったら出生率が上向くというのだろう。どうしてもジェンダーギャップについて言及したいがための記事としか思えない。

NHKの報道の問題点

 NHKの偏向報道、これはとても重大な問題である。民放は、スポンサーからの広告収入が無くなれば放送ができないが、NHKは違う。受信料をとり、税金が投入されているのであるから、広く公平な立場、目線で報道して欲しい。事実に基づき、世論を扇動するような報道は絶対やめてほしい。
 そんな暇と金があったら、海外への日本情報の発信をもっとしてほしい。世界に広がる慰安婦像など韓国の嘘を暴いて日本の主張をすべきではないのか。
海外生活をしている頃、日本語放送と言えばNHK国際放送しかなくそれを楽しみにしていたが、大して面白い番組があるわけでもなく、ニュースも現地のものとは大違いの内向きなものばかり。そのうち英語放送が入るようになったが、ただ翻訳しているような内容で面白みがなかった。中国はCCPが支援して多言語で中国の宣伝、プロパガンダ放送を垂れ流しているというのにまるで対抗できていない。そんな不満を持っていた。

 ある人が言っていた。「NHK職員が高給取りなのは、不都合な真実を口外しないための口止め料が入っているからだ。」と。ニュースで若く美しい女性アナウンサーが誤った情報を流しているのを見るにつけ、その言葉が浮かんでくる。
 いつになったら日本は戦後レジュームから脱却できるのだろうか。
 

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