哭声 感想(ネタバレ)

前から気になっていた韓国ホラー「哭声」がアマプラで終了間近とのことで、観てみました。
以下、ネタバレの超個人的感想です。

気になる登場人物
?(役名不明):國村隼演じる不気味な日本人。山の中の小屋に住み着いている。
イルグァン:怪しさMAXのイケオジ風祈祷師

序盤、印象的なのは國村隼の不気味さと事件の凄惨さと、その2つに不釣り合いなジョングのおとぼけお巡りさんぷり。

何かもっと酷いことが起こるのではないか、ジョングが酷い目に遭うのではないかという予感とともに物語は進む。

更に怪しさMAXイケオジ風祈祷師イルグァンの登場。(けっこう好き。)

イルグァンは、「ジョングの娘に取り憑いている悪霊は國村隼で、並の祈祷では効かない。殺を放つ」という。要するに、すっごい祈祷によって悪霊を成敗するから大金を払え、と言う。

娘のため、大金を支払い、祈祷をお願いするジョング。

あー何かやらかしちゃうのねイケオジ風祈祷師が、と高まる予感。

イルグァンが全力祈祷(?)する一方で、え、あ、國村隼も裏で祈祷を?なんか悪霊にも効いてるぽいけど、どっちがどう効いてるの?みたいな。

、、、と、このあたりまではなんというか、悪霊との闘いとみせかけて何か本当のアレがあって、さてそれはなんだろうという期待を持って飲み込めるのだけど、

え、ゾンビ出てきたよね。この後。

なんかジョングが幼馴染?とあの不気味な日本人倒すぞえいえいおーみたいな感じで國村隼のとこ行くあたりは、若干のコメディ色も感じられる。

そのあたりから、なんだかよくわからなくなってしまった。

國村隼もイルグァンも怪しいそぶりを見せて、実際悪いやつだった、と。
正体は「悪魔」とイサムは言っていたけど、見た目は日本でいうところの「鬼」でしょうか。

怪しい奴がたくさん出てきて、あれ?こいつどっち?悪いやつ?実はいいやつ?てなりながら見るのは面白かったけど、(キャッチコピーも「疑え、惑わされるな」でしたね。)どっちだどっちだ?って振られすぎてラストはなんか釈然としなくなっちゃった。

あーそういうことかーっていうのを期待してたけど、そうはならなかった、な、、、。

だって國村隼が悪魔なら「は、、!この事例は」みたいな顔して写真撮ってたのは何やったん?研究者の顔してたやんおもいっきり?

悪魔として人を生き返らせる研究をしていた?とかなの?

それかあれはゾンビじゃなくて、キノコで錯乱してただけ?だとしたら余計に研究者顔の意味が分からんくない?

結末知った上でもう一回見たらよく分かるのかなー。にしてもちょっと長いからなー。

イルグァンだけならみたい気もするなー。
あのイケオジ風祈祷師の全力祈祷と褌姿、、、。





って、え、あの褌ってまさか、國村隼の仲間だという伏線、、!?

なんか不自然に脱いだものね?

褌が伏線だなんて、、、。

他にも気づかなかった仕掛けがあるかも。
やはりもう一度観て確認しないと。

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