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けむり噴く 桜島には 灰の雨

【文字数:約900文字】

 先日に九州の南、鹿児島県の桜島が噴火したとのニュースを見聞きした。

 各地への旅で桜島に行ったことのある私は、そういえばと画像フォルダを漁ることにした。

 ヘッダー画像は桜島に渡るフェリー、その展望デッキから撮影した。

 左右に伸びた船首の間、緑色の部分は接岸した後で通路になるもので、下記のような状態で車が待機している。

 乗船した向きで待機して、下船するときは前に進めばよいというわけで、とても合理的な作りをしている。

 出航時に入れ替わりで入港した船がコチラ↓

 対岸の鹿児島港から桜島が見えるので、乗船時間は20分くらいだった気がする。

 あっという間に桜島が大きくなったと思ったら、慌ただしく下船の準備をするよう促される。

GO! GO! GO!

 上陸して少し走ると、道の脇にはバス停のようなものがあった。

タ☆イ☆ヒ GO!

 島内には様々な施設があり、その中の桜島国際火山砂防センターに立ち寄った。

たぶん「はじまりの村」的な位置

 そろそろ出発するかと外を見たら、明らかに噴煙が多くなっている。

 外に出ると鹿児島市内にもあった、火山灰を捨てるための袋が積まれていた。

 火山灰は雨のように流れて蒸発するわけではないので、しっかりと捨て場所が決められている。

信じられるか? これ全部、灰なんだぜ?

 火山灰をよく見ると、なんとなく砂に近い気がした。

甲子園の砂ではない

 そんなことをしているうちに噴煙が空を覆い始めた。

この後、すみやかにタ☆イ☆ヒ GO した。

 夕暮れになっても桜島は噴煙を上げていた。

 ちょうど今回の噴火についてラジオで特集されており、現地の人からすれば「よくあること」だそうな。

 その中で印象的だったのは火山灰が晴れ、曇り、雨、灰といった天気の1つとして認識されていたことだ。

 番組では多くの犠牲が出た御嶽山についても触れており、今回の桜島と関連させる形で理解を深めることができた。

 日本は多くの火山がある以上、まったくの無関係というわけにはいかない。

 だからこそ正しく怖れつつ、その恵みに感謝していきたいものだ。

 ちなみに鹿児島市内では東京、上野公園にもある西郷隆盛の像を見つけることができた。

サイゴウさんが、み☆て☆る





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