エンジニアが副業でWebサービスをリリースした話
先日Webサービスをリリースした。
現状はPCしか利用できないが、学習を管理できるWebサービスだ。
勉強予定を管理できるTodoリスト
集中した学習をサポートするポモドーロタイマー
今までの勉強時間を振り返ることができるレポート機能
などの、学習効率を上げるための機能を提供している。
副業という限られたリソースの中、なんとかサービスリリースまでたどり着くことができたので、このサービスをリリースするまでにかかった時間やコスト、使ったツールなどを紹介したいと思う。
リリースにかかった時間
まずはどのぐらいの期間でリリースできたのかを紹介する
去年の誕生日に開発(構想)を開始
私がこの個人プロジェクトを始めようと思ったのは去年の誕生日(11/19)だ。
ここから、技術選定やプロダクトの全体像の検討、デザインなどをはじめた。
最終的に10月1日にリリースとなったので、約10ヶ月の期間がかかったことになる。
リリースにかかった工数
副業での開発ということと、私がインフラエンジニアでアプリケーション開発が得意ではないという理由で、友人のエンジニア3人に副業での開発支援を依頼した。
彼らが稼働してくれた時間と私が稼働した時間を合わせると1000時間ぐらいをこのサービスに費やすことになった。
使ってよかったツール
次にリリースまでの間に使用したツールを紹介する
AIコードレビュー
まず、最初に紹介したいのが、AIコードレビューのCodeRabbitだ。
これを開発で使っているGithubに導入するだけで、全てのプログラミングコードをAIがレビューしてくれる。
時間と予算が限られている副業サービス開発ということもあり、各エンジニアのソースコードをレビューすることはできない。
そのため、AIにソースコードのレビューをさせて、コストを抑えながらソースコードのクオリティを担保することに成功した。
Notion
ドキュメントの管理はNotionを利用した。
API仕様書
DB設計
サービス方針
などを、Notionで作成して、メンバーに共有することで、フルリモートのチームにも関わらず効率的に情報共有することができた。
Webflow
サービスの紹介ページはWebflowで作成した。
これがサービスの紹介サイトなのだが、Webflowのテンプレートを購入し、そのテンプレートの内容を変更していくことで、すぐにサイトを公開することができた。
時間が限られている副業サービス開発の場合、何でもかんでも自分で作ろうとするのではなく、積極的に外部サービスを利用するべきだ。
もし、Webflowを使わずに外部のWebデザイナーにサイトのデザインとコーディングを依頼していたなら、何十万というお金が失われていただろう。
Figma
サービスのデザインに関してはFigmaを利用した。
私はデザインに関する知識を一切持っていない。それにもかかわらず、Figmaの直感的に使用できるUIUXのおかげで、サービスのデザインを作り切ることができた。
もちろん、Udemyや書籍での学習はしていない。
Slack
他のエンジニアとのやり取りはSlackを利用した。
ITエンジニアはSlackに馴染みがあるので、Slackをコミュニケーション手段にするのは正解だった。
Stripe
今回のサービスは有料サブスクリプション機能がある。
毎月1280円を支払ってくれたユーザーに追加機能とユーザーコミュニティへの招待を行っている。(興味がある人は検討してみてほしい)
その決済機能に利用しているのがStripeだ。
クレジットカード決済を自前で実装しようとすると果てしない工数と時間がかかる。しかし、Stripeを利用することで、簡単に実装可能だ。
正直、Stripeがなければ、副業で決済機能を導入するのは難しかったと思う。
リリースまでにかかったお金
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