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このnoteでお届けしたいコト

月刊『理念と経営』編集長の前原政之です。
編集部では、これまで、公式ウェブサイト(https://www.rinen-mg.co.jp)のほか、公式SNSとしてX(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラムを運用してきました。しかし、noteについては利用していなかったのです。

先日、竹村俊助氏の著書『社長の言葉はなぜ届かないのか?――経営者のための情報発信入門』(総合法令出版)を読みました。

竹村氏は株式会社WORDS代表取締役で、「顧問編集者」として活躍されています。
顧問編集者とは、顧問契約を結んだ経営者の思考を、適切な言葉、適切なメディアで発信する手伝いをする、新しい職種です。

竹村氏がその仕事を通じて身につけてきた知見を詰め込んだのが、『社長の言葉はなぜ届かないのか?』。経営者に限らず、我々メディアにとっても、SNSなどを通じた「発信力」の強化について考えさせられる良書です。

同書で竹村氏は《「noteとX」が最強の組み合わせ》(章タイトル)だと述べ、2つを組み合わせて発信ツールとすることを推奨しています。それを読んで、「Xはすでに利用しているから、『理念と経営』公式noteを早急に開設しなければ……」と考えたしだいです。

公式noteでやりたいこと

公式X・フェイスブック・インスタについては、更新頻度を下げますが(これまで、編集部員持ち回りで3種のSNSを毎日更新していました)、運営は続けていく予定です。その上で、今後は編集部からの発信の中心をnoteに置きたいと考えております。

具体的には、まず、発売日に合わせて月1回アップする「今月号の読みどころ紹介」です。

また、『理念と経営』公式サイトで、私が編集長になって以来書き続けている書評連載《編集長が選ぶ「経営に役立つ今週の一冊」》も、今後は公式noteに連載の舞台を移します(これまでに書いてきた同連載の書評についても、すべてnoteに転載しました)。これは月3~4回更新予定です。

それ以外に、各編集部員がそれぞれ月1回程度、何らかの記事をアップする予定です。

記事内容はたとえば、
①自分が担当したイチオシ記事の、取材などの舞台裏紹介
②「編集者の日常」を紹介する日記的記事
③自分の好きな企業・商品・サービス・作品などについて熱く綴る「推し活」的記事
などなど……。

基本的には「何でもアリ」のゆるい縛りで運営してまいりますが、内容が企業経営からあまり離れすぎないように、自制していきたいと思います。

まだ見ぬ読者にリーチするために

私どもは、『理念と経営』は中小企業の経営改善に大いに役立つ内容だと自負しています。
しかし残念ながら、創刊(2006年)から20年近くを経たいまも、小誌の知名度は決して高くありません。そのため、本来読んでいただきたい人々に十分リーチできていないという、忸怩たる思いがあります。
その状態を改善し、まだ見ぬ潜在読者にリーチしていきたい――この公式noteには、そのような切実な思いが託されています。

編集部一同、頑張って運営してまいりますので、ご期待ください。そして、どうぞごひいきに――。

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