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すもーるすてっぷCookingを実施する上でのこだわり3選

私、山ノ内凜太郎が主催する、“気付く・ワクワク・やってみる”を大切にする料理の個人レッスン、すもーるすてっぷCookingですが、

3月21日に思い付き、

4月には2回実施。

5月にも現時点で3回開催させていただくことが決まっています。

控えめに申し上げて、

今世紀で一番嬉しいです!!!!!!!(いや本当に)

noteを通じて知ってくださった方々はまだしも、元々つながっていた方々からしてみれば、僕が料理教室の先生をする…なんて、想像もしていなかったと思います。僕ですらそうですから!笑

にも関わらず、実績もないのにこうやって手を上げてくださったこと、興味関心を寄せてくださったこと、心から感謝しています(*^^*)

やはり実践経験を積むということは本当に大切で、やってみたからこそ見えてきたこと・思いつくことがたくさんありました。

同時に、すもーるすてっぷCookingを実施する上で、やはりこれはこだわりたい!ブラさずいこう!ということも見えてきたのでまとめておきます。


その① むやみに写真・動画を撮らない・アップしない

僕がすもーるすてっぷCookingの受講対象として具体的にイメージしているのは、

・料理に興味関心をもつきっかけに恵まれた小中高校生
・一人暮らしで自炊をしなければならなくなった大学生・社会人1〜3年目
・同棲や結婚を機に、自分以外の誰かに料理を提供することになった中堅社会人
・今更誰にも相談しずらいけれどそろそろどこかで料理を学ぶ必要があるなと感じていた主婦・主夫
・子どもと一緒に料理を学びたい、子どもに料理を学ばせたい親御さん

…です。

料理の腕前で表現するのならご自身を料理初心者〜中級者と感じられている方々といえるかもしれません。

そういう方々にとって、料理をしている自分の姿やつくった料理は、あまり多くの方々に見られたいものではないでしょう。

包丁の扱い、火の具合、手際、盛り付け方など、常に「これでいいのかな」と考えながら実施している中で、撮られることや他者の目に触れるかもしれないという思考がよぎることはノイズでしかありません。

一般的には、開催中の写真をたくさん発信していた方がレッスンのイメージがしやすく集客に繋がり易いと考えるところでしょうが、僕が対象としている方々には必ずしも響かないのではないかと考えています。

そしてそれ以上に、受講者が安心してキッチンに立てる場づくりを最優先したいと考えています。

なので、動画は自分自身の調理のクセ等をその場で振り返るためにしか撮りませんし、撮影も慣れてきた終盤や、自信を持って「出来た!」「撮って!」というものしか撮りませんのでご安心くださいね。

その② いきなり講師がお手本を見せようとしない

専門学校でも、僕が参加したことがある料理教室でもそうだったのですが、「講師が最初に料理を行い、それを真似て受講生が料理を行う」のが一般的な形なのかなと思います。

でも、すもーるすてっぷCookingでは、最初に包丁を握り、フライパンを振るのは受講生です。

なぜか。

最初に何が出来て、何が出来ていないかを正確に把握し、その人に合った適切な情報提供や関わり方を選択するためです。

事前ヒアリングでも料理のスキルについて伺いますが、「出来ない」という言葉は「やり方が分からない」場合もあれば、「自分のやり方に自信がない」という場合もあり、実際にやっているところを見て判断する方が確実です。

前者の場合は、僕が一通りのやり方をお見せした方が学びが深まる場合もあるでしょうが、後者の場合は「それでいいんだよ」と伝えした上で本人が実践する時間を多く設けたり、本人が知らない別のやり方をお見せした方が実りのある時間になるでしょう。

教え方をパターン化せず、その人その人に一番適した学びの場をつくることで、短い時間で一つでも多くの「出来た!」を実感していただきたいと思っています。

その③ 正解を教えようとしない

専門店のシェフが目指すのは「そのお店の看板を背負う料理」であり、料理の味がそのままお店の魅力に直結しているので、ある程度の正解があります。

しかし、我々一般人がつくる料理は「自分や自分の料理を提供する相手が美味しいと感じられる料理」であって、正解はその数だけあるはずです。

誰しもがシャキシャキの野菜炒めを欲しているわけではないですし、ちょっとしょっぱいぐらいの味付けの方がご飯を美味しく食べられるという人もいるでしょう。

そう考えると、一般人が料理をする上で本当に必要なことは、例えば

「この料理には塩を小さじ2杯入れる」という正解ではなく、

「小さじ2杯の塩を入れるとこれぐらいのしょっぱさになる」という経験と、

「じゃああの料理にはこれぐらいの塩を入れてみようかな!」という好奇心とチャレンジ精神なのではないでしょうか。

すもーるすてっぷCookingでは、既存のレシピにお世話になるときももちろんありますが、同時にそのレシピを疑いながら、自分の好みを知る機会もつくっています。

また、僕がお伝えする手法も「これが正解」ではなく「こういう方法もあるよ」という選択肢を提示する形でお伝えするように努めています。

一方で、料理をする上での自由な発想を存分に発揮するための土台となる調理技術や基本的な台所の使い方に関しては、より楽に・綺麗に・手間なく使える小ワザを色々とお伝えできればと思っているのでお楽しみに。

…と、こんなことを考えながら場をつくっておりますので、気になった方はまずはお気軽にご質問・ご相談からいただければと思います(*^^*)
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