初めまして、山ノ内凜太郎です。
すもーるすてっぷCookingの主催者として、簡単に自己紹介をしてみようと思います。
*肩書
合同会社Active Learners 共同代表
わぐわぐWorks メンバー
そして…すもーるすてっぷCooking 主催←New!!
*学歴
立教大学法学部政治学科卒業
武蔵野調理師専門学校調理師科第56期卒業
*専門・資格
ファシリテーター
ワークショップデザイナー
調理師
食育インストラクター
野菜ソムリエ
普通自動車免許
普通自動二輪免許
*その他
妻と娘(現在2ヶ月)と猫2匹と暮らしています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私にとって「料理」は、実は専門領域ではありませんでした。
普段の私は、ファシリテーター/ワークショップデザイナーと名乗ったり、呼ばれることが多いです(記事Top画像のようなイメージ・左の立っている人が僕です)
会議・研修・授業など、人が集まる場の設計や運営について悩みを抱えるクライアントからのご相談を受け、参加者がより主体的に参加できるワークショップ型のプログラムを提案し、当日は中立的な立場で進行を担うというお仕事をしています。
参加者が「自ら学ぶ・動ける場をつくる」ことが、私の専門領域です。
そんな私がをすもーるすてっぷCookingを主催しようと思った理由。
元々、僕にとって「食」はとても身近なものでした。
母がとっても料理上手で、何をつくっても美味しかったんですよね。
それもあってか、私自身、料理をすることに何の抵抗もなく、大学時代に一人暮らしを始めてからは自炊が基本です。
それに、美味しいものを食べるのも大好き。旬の食材を求めて旅行に行くこともありますし、料理を食べながら「これ入ってる!この組み合わせ面白い!今度やってみよう」と参考にさせていただくこともよくあります。
大学時代には、「コミュニティカフェをつくりたい」という夢を抱いて、大量調理施設でアルバイトをしていたり、パン屋さんで働いていたこともありました。
私ももう少しで40歳。転機が訪れました。
とある飲み会で友人達と話していた時でした。
「いつか本当にカフェ開きたいよね」
「シェフ誰やる?」
「新しい仲間探すか〜」
そんな話が挙がったとき、ふと心がもやもやしました。
もし仮にそれが実現したとして、シェフは絶対に自分がやりたい!
他の人には譲りたくない!
仲間内で、自分こそが「食」に関するスペシャリストでいたい!
そんな自分の想いに、気が付きました。
そして一念発起。2023年4月から、武蔵野調理師専門学校調理師科に通い始めました。
専門学校に通った結果。
自分で言うのもなんですが、料理の腕は飛躍的に向上しました。
一番大きかったのは、これまで何となく行なっていた作業…例えば、前もって塩を振っておくとか、ここでお酒を入れるとか、この大きさで切り揃えるとか、この調理方法を選択するとか、そういったことを「なぜ、するのか」の理由が分かったこと。
理由が分かれば、応用が利きます。学校で実習した多くの料理を家でアレンジしながら、たっくさん実践しました。
また、理屈が分かっていても出来ない技術的なことに関しては、何度も反復練習しました。
それに、現場体験として、ホテル鹿島ノ森@軽井沢の中にある中国料理レストラン『桃園』や、ミシュラン3つ星を獲得した『茶禅華 』のオーナーが経営する中国料理専門店『桃仙閣 六本木』でお世話になり、客単価数万円する専門店が、どのように食材や料理へ向き合っているのかを肌感覚で学ぶことが出来たのも大変貴重な経験でした。
一方で、これは職業病的なところもあるのですが、学校の授業や実習を自分だったらどうデザインするかを常に考えながら出席していました。(嫌な生徒ですね。笑)
そしていよいよ卒業。
改めて今の自分に何ができるのか、何をしたいのかと問うてみました。
最初は、まずは専門店で働くということも考えていました。しかし、色々なきっかけがあり、改めて考えてみたところ、ふと頭に浮かんだのが、
①1年間、とことん料理と向き合い積み重ねた濃厚な経験と確立した学習方法
②日々の生活における料理への興味・関心と費やした時間・品数
③ファシリテーターとして10年以上活動してきた学びの場づくりの知識と経験
という、専門学校で学んだこと、これまでの人生で積み重ねてきたこと、これを合わせて活かすことが、僕だからこそできる食への携わり方ではないか…ということでした。
そうして思い付いたのが、すもーるすてっぷCookingです。
これは料理に限らずですが、
出来ないことが出来るようになるって、嬉しい。
分からなかったことが分かるって、楽しい。
何か新しいものをつくるって、ワクワクする。
料理が他の物事と一番異なることは、そうやってつくったものを「食べられる」ということです。
そして、自分のつくったものが美味しいと感じられること、美味しいって言ってもらえることは、とぉぉぉってもハッピーです。
そんな自身が感じてきたワクワクと幸せをおすそ分けさせていただくために、すもーるすてっぷCookingを始めることにしました。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。