看護学生の彼氏の受難。

私が高校3年生の時にできた彼氏は、県内の大学に進学しました。

今思えば、青春と言うか可愛いらしい恋愛。
その彼氏のどこが好きか？って聞かれたら、
迷わず“顔”です。
告白されたとき、全く知らない人でしたが顔が好みだったのでお付き合いしました。
　
そんな彼とはお互いに忙しい時間を割いて、週1位のペースでデート。
彼のアパートに行くことが多かったです。

そんな中、看護学校の授業が進んでくると色々習いますよね～。
その中の一つ。

ひげ剃り。

基礎看護の授業で習うので、まあ…基礎！ですね。
とは言っても…18才で中々人のひげ剃りなんて経験したことないですよね～。

学校では実習用のお人形で、

必要物品の準備
お湯の温度調節
剃刀のあて方
手順

を勉強するんです。
でもねぇ…一度習っただけじゃ、中々ねぇ…
実習が不安…。

そこで、頼れるのは彼氏♡

お願いするとすぐに快諾！
さすが！！
そこそこ最初はノリノリでした。


じゃあ、そこに座って～。
温かいタオルで顔濡らしますね～。

うわぁ！あっっつい！！

お湯で濡らしたタオルを絞ろうとしたら、熱湯σ(^_^;
水入れて薄めたのになぁ…。
それを見ていた彼氏は、

………大丈夫？………

大丈夫、大丈夫ちょっと熱かっただけ～と返答する私。
この場合は今なら分かる！
私じゃなくて自分の身を案じたのでしょうね(；´Д｀)

それでもめげない私。

よし！今度こそ！！

石けんつけますね～。
あっ！石けんで滑った！！

手がヌルヌル～！！！

………。

………………。

20分後。

ようやく終了。
ひげ剃りに20分。
そりゃあ、赤点でしょう…。

私が大好きだった彼の顔は、3カ所から血がうっすら…。

痛い…？
大丈夫だよ～と笑ってくれる彼氏。

看護学生の彼氏って大変ですよね～(;・д・)
ひげ剃りなんて序の口。
この彼の受難はまだまだ続きます。

今この役出来る人、手をあげて～(^O^)/