ロゴ作成で参考にした書籍やサイト #Figmaネイティブ
書き留めたかった理由、ロゴ制作の経緯
以前よりデザインのエッセンス(?)が詰まったロゴ作成を、プロセスを丁寧に理解しアウトプットに起こしたいとぼんやり思っていました。
というのもWebデザイナーからスタートし、実際に依頼を受けロゴを作成したことはありませんでした(デザインスクールで最初の提出物として制作したきり)
そして、普段使うFigmaはUIデザインやプロトタイピングに特化したデザインツールです。デザイナーといえば最低限「イラレはサクサク使えるでしょう」という周りの期待に応えきれないのでは、という焦燥感もありました
※実際言われたことはないのであくまで想像です、が。
このような状況の中、名刺デザインを考える機会をもらい流れでロゴも提案する流れへ。
以下、個人の備忘録としつつ同じような「Figmaネイティブデザイナー」が直面するかもしれないという想定で書き残します。
1.ロゴ制作プロセス、事例リサーチが丁寧に書かれている本
書籍で紹介された制作プロセスは、ロゴに限らず日頃のデザイン業務に通じるものがあり、実感を持って理解できました。
特にヒアリング、情報整理やコンセプトづくりは、根拠のあるデザイン、企業や団体が長く使い続けられる耐久性のあるロゴを作るために重要な要素だと考えています。これはWebサイトやUIデザインを考える上でも通じる要素だと個人的は捉えています(ロゴを通して改めて知識がアプデされました)
ロゴをデザインするには、コンセプトを作る力、発想のアイデア、造形力、さらにそれらを言語化してプレゼンテーションする力など、デザイナーとしての様々な力量が求められます。
本書ではその多面性を紐解くために、ロゴデザインの制作フローをヒアリング・情報整理・コンセプトづくり・ラフスケッチ・実制作・ブラッシュアップ・プレゼン・修正・精緻化・納品データ・ガイドライン・ツール展開の12のステップに分け、100ものロゴの実例について、それぞれ重要なステップをピックアップして解説しました。
2.Figmaのベクターデータの編集のしかた
曲線や円を調整するため、Adobeでいうベクターパスの編集作業を行う必要がありました。公式でも解説はありますが、パスの作成からGIFアニメーションで確認できるので大変助かりました。
こちらの記事もベジェ曲線についてわかりやすく解説されています。
3.Figma→イラレへデータを移す方法
記事は見つけられなかったのですが、SVGでコピー→イラレへ貼り付けを行いました(もっと良い方法があればぜひ教えてください)
逆にイラレで作成したデータをFigmaへ移す方法はネット上で結構紹介されているようです。
余談、積み残し的なもの
ロゴが名刺以外にも展開されることを想定し、これからガイドラインの作成と名刺以外のモックアップ検証など視覚化していきます。