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リナについて #1

続・レスられという試練

女性は性欲を満たすためだけに行為を望むわけではないということは
ぜひパートナーを持つ全男性に知っていただきたいことです。

さて、長女を出産後しばらくして私はふと考えました。
どのくらい夫と触れ合ってないのか、ということを。
おっそろしいことに1年半以上指一本触れていないという事実。

込み上げる焦燥感。
私って奥さんとして愛されてる??

その日から、それとなくおしゃれしてみたり
くっついてみたり、手を繋ごうと言ってみたり
軽い接触から始めてみたわけなのです。

それを拒みはしない夫。
しかし、一向に夫婦生活は再開されず日々が過ぎて
あらゆる手を尽くしましたが、
私の努力も虚しく20代後半からなんと今日のこの日まで
レスが続いているのです。

どういうこと!?

私の涙ぐましい努力や
その結果夫からかけられた残酷な言葉
その他、いろいろなエピソードは
また改めて。。。


配信に出会う

レスられというものは病むものです。
しかも思うよりずっとダメージが大きく
元々低かった自己肯定感が氷点下を記録、
病み病みデスノートを日々更新してしまう始末。
そんな私が夫から気持ちを離してしまうのに
あまり時間はかからないのでした。

そんな時、友人の一人が「ライブ配信」なるものを
していると話していたのを思い出したのです。

彼女は私と正反対の悩みを抱えていました。
夫が異常なまでの性欲をぶつけてくる、毎日どうやって逃げるか考えていると。
そう、彼女は「レスり」の側の人間でした。
いろんな夫婦がいるものだなぁ、とぼんやり考えつつ
彼女から「ライブ配信」の話を聞いたのでした。

面白いのは、配偶者から性欲をぶつけられて嫌な思いをしているはずの
彼女が「アダルトな配信」をしているという点でした。
その矛盾とも取れる彼女の行動に強く興味を引かれて
私も彼女の紹介で「配信サイト」に登録をしたのでした。
結果、これが私のこの先の人生を変えたと言っても過言ではない出来事となりました。

それはそれは色々な会員さんと出会いました。
配信でのエピソードも、別記事にて。。。


SNSに出会う

「裏垢女子って知ってる?面白そうじゃない?」

「配信サイト」に登録して3年ほど経ったある日
私は別の友人からSNSについて持ちかけられました。

夫のことを気にしなくなってからというもの
私はやりたいことはできる範囲で何でもやってきていたし
この時も迷わずSNSのアカウントを開設、
雰囲気のわかる写真と挨拶文を投稿しました。

裏垢として経験したことのない新しい世界は
下衆な下心や、詐欺の香り漂う甘い言葉、
不愉快な欲望の矢は決して少なくありませんでしたが
それでも純粋に応援してくださる方、
褒めてくださる方、寄り添ってくださる方も存在し、
そして続けるうちに私の癒しになって行ったのです。

今では、SNSと配信は私にはなくてはならない生活の一部になり
夫への負の感情は気づいたら小さくなっていたという結末です。

まさか、軽い気持ちで始めたSNSが
フォロワーさん2万名に手が届くほど大きくなるとは
思っていなかったのですけれど。。。


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