![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13719910/rectangle_large_type_2_59948bb80b8ed9d84660f18ce2d4ff18.jpeg?width=1200)
慶應大学交換留学 学内選考突破方法1 -書類編-
こんにちは。
今回と次回に渡って、慶應大学の学内選考突破方法を書いていきたいと思います!
ご存知の方も多いと思いますが、学内選考は1次・2次に分かれており、それぞれ書類審査と面接審査になっています。
慶應大学のホームページによると、審査基準として
① 留学計画 目的や内容、留学希望大学に関する知識等
② 専門分野に関する知識 専門性や学業成績
③ 自己表現の明確さ
④ 自立心・精神的成熟度・社会性・積極性・協調性
⑤ 留学先大学使用言語の聴解力・口頭表現力・読解力・作文力
⑥ 異文化に対する適応力や柔軟性
以上を考慮すること、また学業成績や語学能力のみを重視するわけではないことが述べられています。
学業成績や語学能力については、協定校により基準が異なります。
私の友人はどちらも基準に達していないにもかかわらず、学内選考を突破していました。
ということは、単なる数値だけではなく、書類や面接でいかに自己アピールができるかが重要なカギとなるでしょう。
書類審査には何を書くの?
事前知識として、書類には
①志望理由
②留学先での学習計画
③志望校別志望理由
を書く必要があります。
それぞれ日本語と留学先での使用言語の2パターンが必要です。
以下では最も重要だと思われる、①志望理由の書き方を説明していきます。
書く前にすべきこと
まず、書類を書く前に自己分析&情報収集をしましょう。
自分がなぜ留学に行きたいのか、今までどのように学生生活を送って来たのか、将来何を目指すのか。
「自分はこういう勉強がしたいんだ!」と気づいたら、その目標を達成できるような大学を選びましょう。
情報収集の方法としては、大学のホームページ、慶應大学の交換留学報告書、先輩からの経験談を参考にすると良いです。
書類を書く際のポイント
書類を書くにあたり重要だと思うのは以下2点です。
①過去・現在・未来を構成の軸とする
②留学が必要不可欠であることをアピールする
①過去・現在・未来を構成の軸とする
これは留学経験者の誰もが口を揃えて唱えるポイントです。なぜでしょうか。
それは、自分の伝えたい事を論理的に説明できるからです。
過去・現在・未来が同じ目標に向かう直線となり、その直線のうえに留学が乗っていれば、それぞれの因果関係が明確となり、説得力が増します。
具体的にはどのようなことを書けばよいのでしょうか。
過去
・~をきっかけに〇〇学に興味を持つようになった。
・昔から〇〇が問題であると感じていた。
・△△という経験を通して、〇〇に魅了された。
現在
・〇〇という活動に参加している。
・授業で〇〇学を専攻している。
・自主的に〇〇を勉強している。
未来
・将来は〇〇になりたい。
・留学で学んだことをゼミの学びに生かしたい。
・〇〇という活動に貢献したい。
「えっ自分こんなこと考えたことない…(´;ω;`)」って思いましたか?
私も同じ状況でした。笑
まずは、自己分析をしてみましょう。
頭で考えるのではなく、ノートに書きだしてみると、意外と出てくるものです。
「あれ、自分こんな活動してたんだ。これとこれ、繋がるじゃん!」って感じで、過去・現在・未来って自然と繋がるものです。
繋がったこの3つを軸にしましょう。
ぼんやりとしか想像できていなかったことも、少し整理するだけで全然伝わり方が違うんですよね。
②留学が必要不可欠であることをアピールする
2つ目のポイントは少し忘れがちです。
「あれ、この学生、留学無くても目標達成できそうじゃない?」
「目標と留学が関係なくない?」
と思われないためにはどうするか。
先ほど整理した過去・現在・未来。「この3つの直線上に留学がある」と書きましたが、少し訂正します。
「この3つの直線を留学が補完する」です。
現在→未来への道路には穴があり、留学が橋となりこの2つを繋げるとうイメージでしょうか。
では、書類にはどのように埋め込めばよいのでしょうか。
・自分の勉強したい〇〇は、日本より海外の方が研究が盛んだ。
・将来〇〇をするにあたって、様々な背景を持つ学生と交流したい。
・国際的に活躍するために、英語で議論する力を身に付けたい。
・〇〇教授のもとで勉強したい。
注意点としては、「英語を話せるようになりたい」ということは書かない方が良いです。英語は勉強するための手段であり、交換留学は英語を学ぶためではなく、英語で学ぶためにあると考えた方が良いでしょう。
また、審査員は大学の教授であるため、慶應大学をけなすようなことは書いてはいけません。
まとめ
書類の書き方、理解していただけましたでしょうか。
審査では面接よりも書類の方が重視されているのではないか、と私は思っています(完全に個人的な見解です)。
②留学先での学習計画③志望校別志望理由についてはあまり説明しませんでしたが、たくさん情報収集して自分に合っていることをアピールしてください。
最後に、ひとりで完成させるのではなく、いろいろな人に添削してもらうことも大切です!私は日本人5人、外国人1人、教授1人に添削してもらいました。
是非アドバイスをたくさんもらって、何度も書き直して、自分の納得のいく書類を完成させてください!
次回は面接について書いていきたいと思います!
ではでは。