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慶應大学交換留学 -交換留学の仕組み-

こんにちは。

もうすぐ、2020年度の交換留学学内選考が始まりますね。

私は慶應の交換留学でマンチェスター大学へ派遣されていますが、この学内選考を突破するために、多くの人に助けてもらいました。
特に、ある交換留学経験者の先輩のおかげで通ったと言っても過言ではありません。

その先輩から学んだこと、また私が感じたことを、これから学内選考を受ける皆さんに伝えていきたいと思います。

慶應義塾大学の交換留学とは?

・慶應義塾大学派遣交換留学とは、本学が外国の大学との間で交わした全学学生交換協定に基づき実施する留学プログラム
・1学年間、世界トップレベルの協定校での大学生活を経験する機会を提供することにより、塾生の国際感覚の育成と視野の拡大を目指すもの

つまり、慶應と協定を結んでいる海外の大学で学ぶことができるプログラムです。

私費留学と交換留学の違い

留学の方法として、交換留学ではなく私費留学をする学生も多いかと思います。
しかし、私は交換留学で派遣されることを強くお勧めします。

なぜなら、交換留学のメリットとして
①単位が交換できる
②世界の大学は学費が高いにもかかわらず、慶應と同じ学費で学べる
③慶應大学からのサポートがある
以上の3点が挙げられるからです。

①単位が交換できる
留学中に取得した単位は、慶應の卒業単位として認定してもらうことができます。※語学の授業などは不可
認定単位は10単位ほどですが(人によってまちまちです)、1年間在籍しないにも関わらず単位が取得できることは大きいと思います。

②世界の大学は学費が高いにもかかわらず、慶應と同じ学費で学べる
海外の大学は日本に比べて圧倒的に学費が高いです。
→例えば、慶應法学部は年間113万円ですが、私が派遣されるマンチェスター大学は270万円、アメリカで有名なボストン大学は531万円です。
交換留学のプログラムでは、学費は慶應に納めたまま海外の大学に派遣されることになるため、通常の3分の1や5分の1程度の学費で、かなりお得に海外の大学で勉強することができます。

③慶應大学からのサポートがある
大学のプログラムであるため、現地の大学への入学手続きや保険等、慶應大学がサポートをしてくれます。
イギリスビザ申請の際には質問にも答えて頂けたので、かなり助かりました。

ただ、交換留学の協定校は限られていますし(とはいえ多いが)、1年間という制約もあるため、もっと自由に留学を希望される方は私費留学の方が良いのかもしれません。

どの大学だと通りやすいのか?

大学やその年によって人気は大きく変わりますが、一般的にはアメリカやイギリスなどの英語圏が人気と言われています。

http://www.ic.keio.ac.jp/doc/tebiki_statistics.pdf

毎年8月に応募状況が発表されますが、やはりアメリカのブラウン大学、ボストン大学、カリフォルニア大学は倍率が高かったみたいですね。
ただ、今年度マンチェスター大学は倍率が4倍から2倍に下がっていますし、スウェーデンのウプサラ大学は今年度は4倍超だそうです。ビックリ

英語の環境を望むならば、カナダは募集人数が多いにも関わらず定員割れの大学も多いため、ねらい目かもしれません。

就職活動はどうするの?

毎年、ボストン・ロンドン・上海キャリアフォーラムが開かれ、日本の企業が留学生を対象に就職フォーラムを開催してくれています。
そこで内定をゲットし、帰国後卒業単位を取得できれば遡及進級が可能です。

ただ、企業が限られていることや、留学の勉強に支障を来たすのではないかという懸念もあります。

私はロンドンが近いので、予備練習として行くだけ行ってみようかな~と思っています。まだ全然決めていません…。(まずい)


次回の投稿は、学内選考の突破方法を1次・2次に分けて書いていきたいと思います!

ではでは^^

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