
小池夫妻・婦人姉妹が来た
年に2回、毎年必ず同じ日に訪ねてくる人たちがいるらしい。先日ちょうど来るタイミングで、私がそれを知ったのは前日。当日予定を入れていたので、予定までの時間でお話しすることになる。
事前に軽い話を聞いていただけで、全く状況が掴めずいた。。どうやら小池さんは県内の病院で医者をしているらしい🤔❔婦人姉妹は県内の精神科医との関わりのある仕事をしているらしい🤔❔話が読めないけど、小池先生のジョーク混じりのトークに笑いが飛び交う。
会の最後の方、本日費やした時間の1/10で、小池先生と1対1で話す時間があった。そこで、自分の近況と今後を話す。選択肢の中にまだ迷いがあり、完全に肯定的な気持ちで決定できる状態ではないと伝える。
すると、『まだまだやれることがある』『自分の信念だけは絶対に曲げるな』とアドバイスをくれる。話を聞いていると、小池先生自身が過去夢に敗れ、今に繋がる生き方を貫いてきたという。
先生自身は、“県内にがんセンターを作る”という目標に向かって全力を尽くしてきた。しかし、40歳にして、県の財政的にそれが叶わないとわかる。その瞬間、次に何をモチベーションに生きたら良いかわからなくなった、という。でも、その時に「医師としてのやれることはやり切ったけど、自分の中ではまだまだやれることがある」と思ったらしい。
それでなにをしたか。
外科医で、特に乳がんの専門だった先生は、“乳”という名前がつく山を全て制覇した。その後、“乳”“おっぱい”がつく地名を巡り出した。聞いていて笑ってしまったけども、本当に実行したらしい。
で、毎回旅の記録をしていった。その旅の記録が反響があり、本となり、今は長野県医師会報に連載されているらしい。。🤣
そんな人生の経験もあり、『今の道でやれることをやり切っただけ。頭打ちになったら、別の道から、自分の道で進めばいい』と。目に涙も浮かんだし、笑い要素もあって、なんとも言い表せない感情になった。
帰った後に、今日話した方の正式名書を知り(小池綏男さんというらしい)、いま住んでいる家にその本があると知る。いまやるべきことをすぐに片付けて、読み始めようと思う。