「固定概念」のメガネをかけてないかい?~サバティカル休暇日記⑧
サバティカル休暇中に、週1で行っている家出。
今週わたしが数あるHafHの宿泊施設の中から選んだのは、渋谷にある「ザ・ミレニアルズ渋谷」というホテル。
家出をして、旅行気分でひとりの自由時間をエンジョイ
→翌朝早起きして、ずっといきたかったお店にご飯を食べにいく
という理想なプランを実現するために、HafHの中で行きたいお店へのアクセスが良く、滞在するのも楽しそうな場所は…!?と探して見つけたのがここでした。
ザ・ミレニアルズ渋谷
「ホテルでありながらもオフィスにもなる近未来型の滞在施設。「暮らすように泊まり、遊ぶように働き、働きながら旅をする」新たな時代のライフスタイルをお楽しみください!」という施設の紹介文を読んでワクワク。
暮らすように泊まり、遊ぶように働き、働きながら旅をする……なんて理想的な暮らし方なんだろう!
部屋の写真を見ると、ん?半個室??カプセルホテルなのかな??
過去に何度かカプセルホテルに泊まった時のことを思い返すと
・あてがわれたのが上段のカプセルで荷物の出しれが面倒
・近くの宿泊者のいびきがうるさい
・男性の利用者が多い
など、あまり良い思い出がなかったけれど
■ ベッドは、全米シェアNo.1のサータ社と共同開発。高級ホテル並みの寝心地を実現
■ スマートポッドはすべてiPodでコントロール
■ キッチン付きのフロアラウンジは24時間利用可能
■ 夕方は毎日フリービールタイム!
■ 朝は日替わりのパンサービスあり
といった特徴に興味を惹かれて、予約ボタンをぽちっ!
覆される固定概念
予約当日、ホテルに到着したのは22時前。
(さすがにその時間だと、フリービールタイムは終わってました。もしかするとコロナ過でやってない可能性も。)
フロントで渡されたのはカードキー代わりのiPod Touch。これが部屋の照明や、空調を操作するリモコンになってるとのこと。
へー!と思いながらエレベーターに乗り、割り振られた部屋に向かうと……大きなベッドがどん!と鎮座する個室。
おしゃれで清潔感のある内装。
ふかふかのベッド。
むしろ居心地の良さをもたらす、閉じられた空間。
「カプセルホテルなんておじさんがよく泊まる、狭くて寝心地が悪いもの」という概念が、一瞬で覆されました!
荷物を置いたあとは、施設内を探検。
2つの階にそれぞれあるワークスペースも充実していて、仕事をするのにも良い環境です。
渋谷駅から5分強。近くにはコンビニが2軒あって立地も◎のアクセス。
喫煙スペース兼テラスでは、都会の夏の空気を感じました。
ひととおり探検を終えて、寝る準備。
ふかふかのベッドは、なんと目覚ましがセットされた時間になるとベッドが起き上がって起こしてくれるみたい!設定して眠りにつきます。
自動ベッドに起こされる朝
翌朝、目覚ましを設定した時間になると……水平だったベッドの枕側が角度をつけて徐々に上がってきます。真横になって寝ていたのが、ベッドが起き上がることで寝ていられない=自然と起きる仕組みに。
背もたれのあるソファーのような形になって止まる頃には、すっかり目が覚めてしまいました。すごい、自動ベッド!家に持って帰りたい!!!
フロントで無料の朝食とフリードリンクのコーヒーをいただきながら、出発の準備。
(このあと朝食を食べに行くにも拘わらず、デロンギのオーブンで焼いたパンがどれだけおいしいかを試したい欲求に勝てなかった……)
準備ができたら、フロントで備品(タオル、パジャマ、歯ブラシなど)とカードキー代わりのiPod Touchを返却しチェックアウトです。
***
今回、ザ・ミレニアルズ渋谷での宿泊はチェックイン22時~チェックアウト7時半と滞在時間は短かったですが、今までのカプセルホテルの概念を覆す設備で、楽しく新鮮な体験ができました。
「カプセルホテルなんて、どうせ~~でしょ。」と、過去の経験から固定概念を持たず、飛び込んでみてよかった。
自分の知らないところで、世界はアップデートしてる。
固定概念のメガネをかけてたら、変化に置いていかれるし、新しい体験をする機会を自分の手で捨てることにことになる。
今回の家出体験では、そんなことに気づかされました。