保育園に通ってる子どもと引っ越しをした時に検討した3つのこと
コロナ過で2人目を授かり、出産後に引っ越しました。
引っ越ししよう!と思い立った最初のきっかけはコロナでした。緊急事態宣言中、当時2歳の娘が登園していた保育園は休園になり、家で元気いっぱいの娘を保育しながら在宅ワークしていた日々。
「子どもをずっと家で見ているの、もう限界…!かといって公園とかに連れ出すのもはばかられるし。Amazonで「固まる砂」ってのを見つけたよ。
これ買って、マンションのベランダに砂場でもつくって遊ばせようか!?」と夫に話すと、
「だったら、いっそのこと引っ越しちゃう!?
お互い仕事はリモートワークがメインだし、今後コロナが落ち着いても、リモートワークがゼロにはならないと思うんだよね。多少頻度は減っても。通勤が減るなら、少し郊外の庭付き一軒家とかに引っ越すのもありだよね。」
そんな流れで、引っ越しを検討することになったのです。
引っ越しに向けて検討したこと
独身時代は好きな時に、好きな場所に、自由に引っ越すことができました。でも、子連れで引っ越しとなると、比べものにならないほどの制約が出て来ます。
特に、子どもがいるからこそ検討時に重視したポイントは次の3つです。
3つそれぞれの中でも細かなポイントがあるので、以下で紹介していきます。
①住むエリア
まずはどの自治体に引っ越すかを検討し、そのうえで選んだ自治体の中でもどのあたりに住むかを決めました。
引っ越し先の自治体を決める時に見たポイントは
・自治体のサポート
子育て世代へのサポートやサービスにどんな種類があるかは市区町村によって違います。「この自治体はどんなサポートがあるかな」「今住んでるところにある〇〇がここにはないんだ」と、自治体のHPを見ながらチェックしました。
・保育園の入りやすさ
引っ越した時は上の子が3歳で保育園に通わせていたので、引っ越し後も新しい保育園に転園させるつもりでした。また、下の子もいずれは保育園に預けて職場復帰を考えていたので、過去3年くらいの待機児童数などのデータを調べて、保育園に入れる可能性が高い自治体か情報収集しました。
これらをチェックして、住みたいと思う自治体(エリア)を2,3つに絞ったあと、希望に合った物件を探していきます。その際、物件そのものの内容に加えて
・家から公共施設までの距離
通える範囲に保育園がいくつあるか。公園や児童館、図書館など、子どもと行きたい施設が近くにあるか。また、病院が近くにあるかなど。
・学区
保育園卒業後に通う小学校はどこか。Googleマップで通学路を見て子どもが安全に通えそうか。さらに小学校の評判はどうか。
を確認していきました。
②引っ越しのタイミング
①で住みたいエリアと物件に関わる周辺情報を調べつつ、同時並行で意識しなければいけないポイントがあります。それは、引っ越しのタイミング。わたしの場合、第2子妊娠中だったため
から逆算して、「11月中旬には新居の契約を完了させる必要がある」、「出産前に一緒に内見に行けるのは〇月〇日がラストチャンス。それまでに家が見つからなかったら、夫一人で内見して決めてきて」と、もろもろのタイミングをシュミレーションして進めていきました。
③保育園の転園
最終的に、出産の3週間前に希望に近い物件が見つかり、予定していたスケジュールに沿って新居の契約をすることができ、「よかった…!」と喜ぶのも束の間。
保育園に通っている子どもがいる中で引っ越しする時は、もうひとつ重要な検討項目があるのです。
それは、転園先の保育園の確保。
引っ越しをすると、ほとんどの方は今通っている保育園を退園せざるをえないはずです。そうなった場合、考えられる選択肢は次の4つ。
新しい土地で、新しい保育園に入れるのが望ましいけれど、年度途中で保育園に入るのはだいぶ厳しくて……。
厳しいのは重々承知のうえで年度途中の保活をしつつ、わたしたちの家族にとってオプションB、C、Dが果たして現実的か検討したところ
となったので、A(新しい土地で入れる保育園を探す)を全力でやりつつ、どうにもならなかったらD(古い家を解約せず、4月までは今と同じ保育園に通う)でしのぐバックアッププランを用意。
結果、認可保育園はやはり空きが出ず。けれど、とある認可外保育園に問い合わせると「企業枠なら1名分空いてる」と言われ、奇跡的にすべり込むことができました。
(しかも、認可外保育園に通っていることで保活で加点がつき、翌年4月からは希望の認可保育園に転園できて本当にありがたかった…!)
子どもありの引っ越しは大変
最初は軽い気持ちで引っ越しを検討し始めましたが、進めていく中で、保育園に通っている子どもを持ちながら引っ越しするのがこんなに大変なことか……!
(上記には書きませんしたが、元気いっぱいの3歳児+生まれたばかりの新生児を抱えながらの引っ越し作業もかなり大変だった…)
でも、それだけの労力をかけた以上に満足できる家、そして自然環境と出会うことができました。(その意味ではただの「引っ越し」というより、「移住」的な要素も含まれているかもしれません)
住みたい場所は、自分で選ぶことができるんです。
今回、今の家族にとってベストな環境に身をうつすことができて、もろ手を挙げて「引っ越ししてよかった!!!」と思っています。
この記事が、お子さんがいる中で引っ越しを考えてる方の参考になればうれしいです。