最初からプロ用の道具を使用した方がよかった話
次の検定まであと2ヶ月とちょっと。
要項も取り寄せられるようになったので、今から道具を揃えて練習を始めるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
完全に独学だと道具を揃えると言ってもどこで買えばいいか分からない、雑貨屋さんやドラッグストアで揃えるという人もいるのではないでしょうか。
ネイリスト3級、ジェルネイル初級であればそのような道具でも受かります。私もそうだったからです。
しかし、さらに上を目指したり、ネイリストの仕事に就きたいと思うならばそれはおすすめしません。
道具にお金を費やした結果、技術向上や時短に繋がり、プロのものを使うということの勉強にもなりましたので買い替えてよかった道具をご紹介します!
①ツイーザー
またの名をピンセット。
3級の時は使わなかったので、失格を免れるためだけにお飾りとしてウェットステリライザーに入れていたツイーザーですが、2級になってシルクを掴む時に必要になりました。3級初級しか取るつもりがなくても、最初から質のいいものを使った方がいいと思います。
私が使っていたのはセルフネイルを始める際に激安のジェルネイルキットに付いてきた物です。
先が太いし、力を入れると先端が浮いて閉じず、物が掴めません。
シルクを台紙から剥がそうとすると地味に時間がかかったり、なかなか掴めずにシルクをダストまみれのテーブルにも落としたりしたので買い替えました。
今までの苦労はなに?というくらいパッとシルクが掴めて台紙からスムーズに剥がせ、爪に乗せることができるようになり、時短になりました。
せっかくなら可愛いものが欲しくてオーロラカラーのものをプロ用品を扱っているネイルショップにて購入。目立つ色なのでウェットスタリライザーへの入れ忘れも防げます。
②キューティクルニッパー
こちらは雑貨屋のネイルコーナーで売っていたものを使っていましたが、2級受験をきっかけに3000円くらいの比較的安いものですがプロ用のものに買い替えました。メーカーは内海。
刃先が小さくて小回りが利くことに感動。
上が雑貨屋で購入したもの、下がネイルショップで購入したプロ用のものです。刃先の大きさが全然違います。
買い換える前はコーナーのルースキューティクルで苦労していてモデルさんを出血させてしまったり、キューティクルがバサバサになっていましたが、買い換えてからはとてもキューティクルニッパーの工程がやりやすくなり、仕上がりがきれいになり、時短にもつながりました。
③メタルプッシャー
こちらも雑貨屋さんで購入したものを使っていましたが特に使いづらいとは思っていませんでした。しかしなんとなくキューティクルニッパーと同時にプロ用の物に変更。メーカーはシャレドワ。
よく見るとプロ用の物の方が先端が薄いし、丸い。
しかし実際に使ってみても使用感の違いがよく分かりませんでしたが、甘皮を押しあげられている最中のモデルさんが一言。
「皮膚への当たりが優しい」
施術者側では使用感の違いは分からなくても、モデルさんに違和感を感じさせていることがとても申し訳なく思いました。
キューティクルニッパーに関しては技術不足もありましたが、モデルさんを出血させてしまっています。
プロ用のものを最初から使っていれば防げたことかもしれません。
プロ用のものは細かいところまで考えられているからプロ用なんだと思いました。それ以降は全部プロ用のものを使うようにしています。
ぜひ道具は、施術者側の使用感だけではなく施術される側の使用感も大事にしてみてください!
以上、最初からプロ用の道具を使った方がいい話でした!お読みいただきありがとうございます!