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成功したいなら論理的思考スキルを極めよ!
こんにちは!しほです。
わたしの超苦手分野がやってきました…
今日のテーマは「論理的思考スキル」
ロジカルシンキングとも言われますね。
ビジネスの世界で生き残るためには
この論理的思考スキルをしっかり伸ばさないと
やっていけませんよとのこと。
これ、わたしが活動している
コミュニティの代表からも
耳にタコができるほど言われてまして。
どう鍛えればいいのか?という部分が
いまいちつかめてなかったんです。
でもさすが竹花さん!
おばあちゃんでもわかる説明で
とても分かりやすかったです!
このスキルは日常でも使えるし
使いこなせるようになれば
世の中に溢れている情報に
踊らされることがかなり減ると思います。
別に起業とかビジネスに関してそこまで興味なーい
という人にもぜひ読んでもらいたいです。
ではさっそく学んだ内容を
アウトプットしていきますね!
論理的思考スキルとは
論理的思考力とは
全体像を把握しながら物事を要素に分けて整理し
矛盾や飛躍のない筋道を立てる力のこと。
デザインやプログラミングなど
どんなに優れたスキルがあっても
論理的思考スキルがなければビジネスでは生き残れない
と言われています。
ここで1つワークがあったんですけど
とあるラーメン店の売り上げと利益を考える問題
【分かっている情報】
座席数、場所、従業員数、ラーメン1杯の価格
このワークでは、
売上・利益の数値の正解不正解を見るのではなく
答えを導くための思考が合っているかどうか?が大事という事でした。
これをフェルミ推定といいます。
フェルミ推定とは
一見正確な数値がすぐにわからない時などに
入手しやすい情報等をもとに論理的に推論し、概算値を求めること
どのような思考で結果にたどり着いたか?という
プロセスに注目する。
ここまで聞いて、数学みたいだなあと感じました。
解にたどり着くまで、たくさんの式を書いていくじゃないですか。
わたしは数字が苦手です。
学生時代も数学が大嫌いでした。
やっぱりわたしの苦手分野だなということを
再確認してしまった瞬間です(笑)
論理的思考の進め方
まずは要素を分解すること。
先ほどのラーメン店の例で言うと
(平日と週末の違い、ランチとディナータイムの違い回転数
来店数、客単価、売上、営業日数、原価、コスト、全経費、利益、経費)
これらの数値をフレームワークに当てはめていくと
売上や利益に関しては簡単に導き出せる。
そのデータを基にさらに分析していくということ。
「顧客の視点を論理的に証明、追求することがビジネスで最重要」
意外とあるあるらしいのですが
事業主さんに立地やコストなどの内容を聞いていくと
「なんとなく」「この辺りがいいと聞いて~」など
まったく数値やデータに基づいてないことが多いと。
ビジネスで曖昧さは超NGということを覚えておきたいです。
論理的思考の天敵
① 思い込み
人は自分中心に物事を考えるくせがあります。
自分が立ち上げようとする事業に対して
自分に都合のいい思い込みや感情を優先してしまうことがよくある。
そこで大事なのが
・時間を置いて冷静になること
・自分の見えている視野が正しくはないという全前提を持つ
・常に自分の視野を疑い続けること
きちんとデータに基づく事実を求め続けないといけないです。
② ドラマチック脳
人は物事をドラマチック化する習性がある(感情が入る)。
「ファクトフルネス」という書籍でおなじみのハンス博士が
世界経済フォーラムに参加したとき
貧困・人口増・ワクチン接種率について3つの質問をしたそうです。
フォーラムに参加していた識者たちの正解率はなんと10%。
メディアが発信している情報がセンシティブであったり
ドラマチックであればあるほど
その情報を鵜呑みにしてしまうという現象です。
「ファクトフルネス」はよく本屋さんでも
目立つところに置かれているベストセラー本ですね。
人はみんなドラマチックな10種類の本能を持っている
という内容で
思考のクセを知ることができたら
1つ1つの情報に振り回されず、判断する力を
持つことができそうですね。
まだ読んだことはないので
次に読みたい1冊に追加しておこうと思います。
③ 分断思考
・人は物事2つに分けたがる習性がある
金持ち/貧乏 先進国/途上国
幸せ/不幸 勝ち組/負け組
サラリーマン/フリーランス
でも、世界の様々な物事は
2つだけに分類できるほど単純ではないですね。
2つの事象には中間層があって
線引きがあいまいなものもある。
そして、人の価値観の数だけ答えがあります。
白か黒かの2色の世界ではなく
グラデーションであることを理解しておくことが必要です。
ビジネス面では立地について例が挙げられてました。
店舗の立地で言うと
・交通量の多いところがいい
・交通量の少ないところはよくない
といった具合に分けられがちですが
・交通量が多ければ本当にメリットしかないのか?
・交通量が少なければ本当にデメリットしかないのか?
きちんと分析しないといけない。
事業継続でとても大事なことは
売上をどれだけ手元に残せるか?
ということ。
・立地がよくても家賃などの必要経費がかなりかかる
・立地が悪くても経費が少ないから手元に利益が多く残る
こんなパターンもあるかもしれない。
自分の事業やターゲットが一番適する条件を
数値やデータで証明していかないといけないということですね。
④ ネガティブ本能
・共感はネガティブに集まりやすい
これは、ネガティブな要素は命に係わる危険があるから
本能的にセンサーが働くようになっていると聞いたことがあります。
実際に、運用代行に携わる中で実感していることは
テーマや発信内容のタイトルがネガティブである方が
注目が集まりやすいです。
メディアはその最たるものですね。
センセーショナルな事件を必要以上に煽って
報道していることをよく見かけます。
本来、事件が起こったという事実のみ伝えることに徹するべきなのに
遺族のインタビューなどを入れてより悲壮感を作ろうとする。
そうすると視聴率がぐんぐん伸びるからです。
見ている側も、感情を引っ張られて視点が偏ってしまいますね。
SNSも分断やネガティブ情報の塊ですね…
ずっと見ていると悪い状況しか目に入らなくなって気が滅入るので
最近はあまり見ないように意識しています。
ニュース記事もタイトル詐欺が多いですよね。
興味を引くために過剰に煽った書き方をしているものが多々あります。
論理的思考のクセがついていない人は
タイトルだけで中身を理解した気になってしまって
的外れなコメントを残していることもありますね…。
情報過多時代を生き抜くために
どんな情報も、中身をきちんと精査する必要があり、
本当にこの内容は正しいのか?
論理的に証明できるように裏付けを取るという意識が大事です。
自分の感情や感覚から発生する思い込みも
常に疑う姿勢を持っておくことも重要ですね。
最後に…
普段どれだけ色んなフィルターがかかった目で
物事を見てるのかな、判断してるのかなと
振り返るきっかけになりました。
コロナをきっかけに
1つの情報だけに偏った見方をしないよう
意識してきたつもりではある。
でも、数値化してとか、データを取って裏付けというレベルまでは
できていなかったです。
SNSとの向き合い方にもすごく活用できる内容だなと思いました。
子どもたちも、この内容を知っているかどうかで
かなり変わってくるだろうと思ったので
スマートフォンを与えるときは
この話も一緒に伝えたいなと思いました。
私自身もより一層、気をつけていきたいです。
ではまた明日!