セレモニーと共に生きる
Earth Partnerとして初めてのセレモニー、「虹の環のセレモニー」を行いました。
「セレモニーと共に生きる」。これは、「地球といっしょにしごとする」という言葉とともに、Earth Partnerとして大切にしている言葉のひとつ。今回はそれがどういうことなのかに触れることができた、忘れられない時間になりました。
どうしてわたしたちはセレモニーにこだわるんだろう?ワークショップ、リトリートという言葉と、何を区別してるんだろう?
その問いには、今回のセレモニーで自然と、いっしょに過ごした人々が応えてくれた。
自然の、地球の、宇宙の、生命のもつリズムとサイクルは、もれなくその一部である私たち人間にも備わってる。備わってるどころか、それがあるから生きている。心臓が鼓動する。吸って吐く。右足を出して左足を出す。今年もまた1つ歳をとる。細胞が生まれて死ぬ。季節と共に、月の巡りとともに、移り変わる私たちの心とからだ。
自然の全部と共に過ごして生命のリズムとサイクルに一致し直すと、「みんなでいっしょに」が起こる。沖縄で開催した虹の環のセレモニーでは、人も虹も雨も風もお日様もウミガメも蝶もイワシの群れも、最高のタイミングでわたしたちを訪ねてきてくれた。人もそう。いっしょにこのセレモニーを過ごすと決めて輪になった時、輪は回り出して、環になる。わたしにあるものはあなたの口から出てくる。あなたはわたし。わたしたち。
セレモニーは生命のリズムとサイクルに自分を一致させる。一致するから、次のサイクルにスムーズに入っていく。その一致とスムーズさはあまりに自然でぴったりなので、体感としては「加速」「進化」がしっくりくる。
外側の自然の生命たちが見せて感じさせてくれるリズムとサイクルに触れて、ああそうだったって自分の生命のリズムとサイクルを感じ直す。それは外側のどこにもなくて、自分の内側にある。本当にある。それに従っている時、従っているのに最高に自由でクリエイティブになる。生きてるって感覚に触れる。
“生きてるって感覚“
それを感じるためだけにわたしたちは生きてるのかもしれない。わたし生きてる!って感じて、わたしたち生きてる!ってみんなと感じ合えた瞬間、わたしたちの世界は色づいて躍動する。
その時、わたしたちは「みんなでいっしょに」に目覚める。自分は1人ぼっちだって気分になっている時、どうにか自分を表現しなければと悶える時、わたしは眠っているのだ。わたしたちみんなでいっしょに表現しよう、と共にいる時のこの自由さと「おかえり」の感じ。沖縄の虹の環のセレモニーでは、「おはよう」がたくさん響き合った。10月の屋久島の龍の環のセレモニーでは、「おはよう」と「おかえり」が響き合う感じするなあ。
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Earth Partner
平田里菜
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