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大人たちは泣いて笑って、お日様みたいにひかりあう

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ゆきやとともに、沖縄。今回も、黄色い扉を開いてはじまる私たちの輪。広くておしゃれでひんやりしたコンクリート作りの「外人住宅」は、ゆっきーが前に働いていた会社が所有するAirbnbのお家。4つの会の全部をこの黄色い扉の家で開催させてもらった。いつも本当にありがとうございます。

今回も、いくつもの弾ける笑顔を見た。ふるえる歌声を聞いた。たくさんのことを背負った大人の、やわらかい言葉を聞いた。溢れる涙を見た。

人は、感じる。当たり前のこと。だけどどうしてこんなに、こんがらがってしまうんだろう?それを探究するのが楽しい時期は過ぎてしまった。自然や地球とのつながりを感じずに人とひとの間「だけ」で生きている限り、とてつもなくこんがらがるのだ。こんがらがらせないと、やっていけなかったんだ私たちは。もうそれは、今はしょうがない。今はただ、感じる時間を積み重ねたい。それだけをやりたい。

感じる世界とのつながりは、生きてる限りちぎれない。ちぎれたわけじゃないから、こんがらがったら、ほどけばいい。何度も何度も触れ直して、涙を流して、歌を歌って、からだを踊らせて、ふるえたらいい。何度もこんがらがっていいし、何回でもほどいたらいい。

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子どもとのアートワーク、ただただ楽しかった。感情と踊った。色と踊った。キャンバスの上で。彼らはまだ若くて、感じる領域がまだ近いから、簡単にほどける。感じていいよ、そのままでいいよ、やってごらん。その声は、振動は、こども達に簡単に届く。これは、私にできる地球への貢献のひとつ。こども達に出会うことは、ただただ続けていこうと思った。もっとシンプルに、もっと簡単に。

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大人とのアートワーク、子どもと全く同じことをする予定だったのに、途中で全く違うことにした。大人には私という光を、色で描いてもらった。夢中になってみんな描いていた。無限の時間をいっしょに過ごしているようだった。絵を描いたあと1人ずつ話すのを聞いていて、私は猛烈にムズムズした。胸が痛い。モヤモヤする。なんだこれは。光を描いたのに、みんなは光じゃないみたいに話す。でもあなたは光だ。あなたが描いた絵も光だ。なんだこれは。

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私は、みんなの中に私を見た。悔しい。なんだこれは。なにがこんなに、くすぶってるんだ。私の光はなんだ。私の命は、何を言いたがってるんだ。真っ直ぐ出なくて、苦しい。現れたい。つながりたい。みんなは、私だ。

私の内側で震えているそれを私が放たなくて、何が「みんなは光です」だ。私が教わったこと。練習していること。私はふるえと共に、そのままを話した。「私はみんなのその絵を、ひとつも汚させない」という言葉が、燃えるみたいに私の中から出てきた。計画を全部変えた。私がやりたいことは、アート楽しいねイエイ、じゃない。本当のことで繋がりあいたいだけ。私たちは生きている。生きているから、大丈夫。喧嘩したって、このワークショップがカオスで崩壊したって、私たちは生きてる限り大丈夫。だから、さあ、未来の話をしよう。あなたが世界に何をもたらしたいのか、その話をしよう。今できてないとか関係ない。やりたいことだけ、教えて。みんなが聴き取る。私たち全員を通して、世界が聞きとる。いのちの声に、耳を傾けよう。わたしたちは輪になって、みんなで話して、みんなで聞いた。

おとなはすごい。こどもたちが光るとき、こどもたちはは華やかで可愛くて弾むようにキラキラする。朝露や、流れ星みたい。だけどおとなたちが自分のきらめきとの繋がりをとりもどして光るとき、すごい迫力がある。人の輪が、ふるえる。しびれる。どんなに可愛い光でも、やわらかい光でも、おとなが放つと、迫力がある。生きてきた時間分、おひさまのようにいのちが光る。

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大丈夫のひと、かえちゃん!ラブ!

たくさん泣いていいよ、と思う。前に、大きい樹が教えてくれた。人前で泣けなかった時、なぜ私は泣けないんですか、そもそもなんのために私たちは泣くんですか、と樹に尋ねた。樹は,「わたしたちの分まで泣きなさい。」とこたえた。樹は泣かないのだと初めて知った。だから、泣きたい時、泣ける時は、我慢せずおいおい泣いたらいい。涙を流したら、目に見えてるものをただ見たらいい。前よりもっとよく見える。

背負ってきたものが大きい人ほど、安心できる場所で、たくさん泣いたらいい。お母さんの輪は、とにかく涙が海のように流れた。思い出しても清いきもちになる。私はみんなにおそわった。溜め込んだものが流れたら、そのあと、必ず人は迫力ある光を放つこと。押し込めてきた時間が長かった人ほど、外の世界に触れた光がよろこびの歌をうたう。ことばは、遠くまで響く音、うたになる。


沖縄で囲んだ4つの輪は、どの輪も忘れられない時間だった。あなたたちが地球にいてくれてよかったですって何回も思った。こどもたちは、そのままいくんだよ。おとなたちは、おとなになるまで生き抜いて、ここに集まってくれて、生きている時間を、ひかりを、分かち合ってくれて、ありがとう。みんなに会えてよかった。みんながいるから大丈夫。本当のことでつながりあって、何度も輪になって、何度も確かめよう。そしてまた、それぞれの場所でそれぞれの役割を果たしていこう。

みんな本当にありがとう。会えて嬉しい!また、その時が来たら私たちちゃんとわかるから、その時また一緒に輪になろうね。

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そして今回は、帰り際ゆきやに愛してるよと言えたのだ。わはは。だけどやっぱり照れて、顔を見ては言えなかった。ぬぬぬ。よし、次はまっすぐ目を見て伝えよう。まっすぐ愛を伝える練習中なんだわたしは。待ってろよこのやろう。あ、持って帰ったパパのパパイヤしりしり、超おいしかったですありがとう!

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次の沖縄は、6月!

現在参加してもらえるオープンなわたしの場は、三重県四日市市でのこちらのサークルです。参加受付してます。始まる前から、深くてしずかなひろいひろい時間になる予感しかない。ネイティブアメリカンに伝わる叡智に沿って、自然とともに、わたしの全部に感覚をすませて、私の平和をいきる旅です。四日市っていうやさしく大きな自然が、この旅にイエスと言ってくれたことがとても光栄。あぁ、たのしみ。誰とすごのかな。

First Peace Ciricle Learning Journey with 四日市

あなたの中で何かがイエスと言うなら、それはもう、そうです。まってるよ。残席3です。

たくさんのありがとうを込めて。

平田里菜





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