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シュレッダーのサンタクロース

会社のシュレッダーは大容量で毎日大量にシュレッダーがたまる。広いスペースに2機しかないので結構たまる。満杯に近づくとピーピーと鳴る。そしてそれは決まって帰り際の時間。みんな早く帰りたいのでシュレッダーの扉を開けて細分されたゴミを平にしてまた閉める。すると次の人も必ずピーピー鳴る。その人もゴミを平にして扉を閉める。

ある程度永遠にできそうな「平にする」行為はもうどうにもこうにも無理!!って状態になる。

その状態にあたった人はサンタクロースのように重たいシュレッダー袋を引きずりながら遠いゴミ置き場に持っていく。そう、私である。

私も自分が当たるまでは平にしてましたよ。だけどあの重たいゴミの袋を持っていく経験をしてしまうと「平にするな!もうゴミを持っていけ!今でもじゅうぶん重いから」と思わずにはいられません。何事も経験ですね。今までの自分の行為が恥ずかしいです。

今日もピーピー鳴ってます。「平にすんなよー持ってけー持ってけー」

1人遠い席から念を送ってます。


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