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歌にビブラートはまだかけられない

霧雨って雨の量は少ないのに風が吹いたりしてると傘さしててもすごく濡れる。なんかいや。


洋画を字幕でみててそのままにしてるとテレビ画面の下にずっと字幕出っぱなし。
面倒なのでそのまま日本の映画も見ることにした。
台本のように"(まさこ)笑う"とか出てくる。
すると女優さんがふふ、とかフッ、とかあははとか笑う。
"笑う"と一言で書いてあっても演技は何通りかあるんだなぁと変なところに興味が湧いてきた。

そして私にはもうひとつ変な趣味が。
そう、次のセリフを当てるクイズ👏👏
映画「川っぺりムコリッタ」👏👏
タクシードライバーの笹野さんのセリフで
「女房の骨を粉々にして花火に混ぜるんですよ」
(このセリフだけピックアップするとちょっとこわいけど全然怖くない映画)
そして沈黙。

あ、これ絶対次は「ドーン」と花火の上がる音言うな。と期待してたら
「ドーンッッ!!」
言ったー!けど声大きい!びっくりした!
自分の思ってたのとちょっと違う。
役者さんのカラー(または監督さん)でイメージがずいぶん変わってくるんだろうな。
なんてことを思った。

それでなぜか昨日の歌のレッスンを思い出した。
「そこ伸ばして〜やっぱり切ってみよう。やさしい声で。ちょっとビブラートかけてみようか」
なんだか歌も歌い方で全く違う雰囲気になるなと思ったのがこの字幕みてて重なった。

演技も歌もピアノも人間関係もちょっとした匙加減でちがってくるんだろうなぁとまた宇宙に想いを馳せてしまった。

でも歌にビブラートはまだかけられない。


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