関所突破の銀行
久しぶりに銀行の窓口にお邪魔しました。
両替機ではできない枚数を両替しようとして。
私、元銀行員ですが昔とずいぶん変わりました。なんと言っても両替に手数料がかかるんですもの。自分のお金出したり入れたり(時間外)両替したりするのになんで手数料がかかるんじゃー!とお客様の立場なら真っ当な意見です。私も賛成です。
だけど銀行員の立場では両替ほど手間のかかる作業はなかったと思います。
あれ、1円とか5円だけ缶や瓶に大量に貯めて持ってくる人。最悪なのはテープでお金を貼ってくる人。小銭を選別する機械が絶対故障します。
大量に持ってくるので時間もかかります。
今思えば手数料とってもいいほどのサービスでしたね。
そんなことはどうでもいいです。
言いたいのは窓口にたどり着くまでの工程です。
ロビーレディ(入口に立ってる人)に軽く手続きを言おうとしたら横の掲示板に予約時間が書いてあってすでにいっぱいになってました。
銀行もとうとう予約制か?スマホでするのか?と一瞬焦りましたが両替ごときで予約とは何事かと思いまして用件を言いました。
「両替したいんですけど」
「手数料かかりますがよろしいですか?」
「はい」
「では用紙に記入してください」
ここで用紙を記入する台まで通されました。
第一関所突破。
用紙の記入が終わったらやっと番号札をとる場所まで行けて番号札ゲット。
第二関所突破。
そしてようやく見慣れた銀行の窓口前まで来られました。
なんか長かった。ここまでが長かったです。
50分待ちと言われました。ディズニーみたいですね。あはっ!
最近銀行も店舗数減ってるからひとつの店舗に人が多くなるのは必然かなと思いました。
あと、昔を思い出して諸届変更とか定期解約とか嫌だったなぁとちょっと心がどんよりしました。
あと、自分のお金だからか知らないけど横柄なお客様が多かったなと。どんどん出てくるな。
久しぶりの銀行が懐かしくもありどんよりとしたものもありで最近感じたことのない気持ちになりました。