YouTubeで指標にすべきは視聴回数?再生時間?
こんにちは!りなです。
ダンスの会社をやっています。YouTubeやTikTokの分析が好きです。
今までYouTubeに関するnoteをいくつか書いてきたなかで、よく以下のような質問をいただきました。
「YouTubeでは視聴回数と再生時間をどちらを指標とすればいいか?」
今回はそのことについてnoteを書こうと思います。
もくじ
1、YouTubeで指標にすべきは視聴回数?再生時間?
2、視聴回数を指標とするとき
3、再生時間を指標とするとき
1、YouTubeで指標にすべきは視聴回数?再生時間?
結論から言うと、以下のように考えています。
動画の比較をする際の指標は視聴回数
収益をあげる際の指標は再生時間
ここから先で詳細に述べていきます。
2、視聴回数を指標とするとき
動画ひとつひとつの良し悪しを比較する際は視聴回数を指標とします。
例えば以下の動画を比べてみます。
こちらは運営しているYouTubeアカウントのひとつで、IZ*ONEさんという韓国のアイドルの新曲のダンスについての動画になります。
左がその新曲のダンスの踊り方を解説している動画で、右が新曲のダンスを踊ってみた動画になります。
アップロードした日はほとんど変わらないにも関わらず、視聴回数が一目瞭然で違います。
これは、このチャンネルが始めたばかりで、動画に写っている子のファンというよりは、このダンスを覚えたい子がメインで見ているため、左のダンスの踊り方を解説している動画が爆発的に伸びたと考えられます。
つまりこのチャンネルではダンスを解説する動画が現状は伸びそうなので、「まずは左のようなダンス解説コンテンツを積極的に更新していく」という道筋が立てられます。
今度は似たようなコンテンツを投稿しているチャンネルで比較してみます。
こちらもIZ*ONEさんの同じ曲で、左がダンスの解説の動画、右が踊ってみた動画になります。
なんとこちらの方は、右の踊ってみた動画の方が視聴回数が多いです。
するとここから、なぜこの方は踊ってみたの方が視聴回数が多いのかという疑問から、自分のチャンネルへの改善点が見えてきます。
また、視聴回数はこのように自分が投稿した動画の良し悪しを判断するために使うだけでなく、これから投稿するコンテンツを見極めるためにも使うことができます。
例えば、先ほどの方のダンス解説動画の一覧を見ると、一番左のコンテンツが最も新しいにも関わらず、視聴回数が一番伸びているため、もし自分が何の曲をやるか迷っているときは、一番左の曲を優先的にやる、という判断が可能になります。
このように視聴回数は、動画ひとつひとつの良し悪し(優先度)を比較する際に使うようにしています。
3、再生時間を指標とするとき
では、再生時間はいったいいつ考えるのかというと、収益を発生させるときに扱います。
そもそもまずYouTubeで収益化をするためには、以下が必要になります。
(1)すべての YouTube の収益化ポリシーに準拠している。
(2)YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
(3)有効な公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である。
(4)チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。
(5)リンクされている AdSense アカウントを持っている。
つまりそもそも収益化をするためには再生時間が基準のひとつとなります。
この4,000時間というのは24万分、つまり1分の動画を24万回再生させることが必要になります。
そして収益化が可能になったあと、実際の収益も、再生時間をもとに計算されます。ですので、収益を増やしていきたいとなったときは再生時間をどのように増やしていくかを考える必要があります。
再生時間をどのように増やしていくかはまた別で書いていこうと思います。
再生時間あたりどれくらいの収益を上げれるかはここに書くと締め出される気がするので、直接聞いてくださいw
ということで今回は「YouTubeでは視聴回数と再生時間をどちらを指標とすればいいか?」という点について書いてみました。シェアしていただけたら飛んで喜びます!
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