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ポッドキャスト会「WPM別ポッドキャストのおすすめ、はじめました。」

こんにちは。アライ@翻訳です。
(音声版でも配信しています。リンクはこちら

さて、EnglishChallengeさんとのコラボ企画「ポッドキャスト会」を開始してから1か月。習慣化につながる新たな取り組みを先月から始めてみました。

ポッドキャスト会とは
読書会/ブッククラブの英語ポッドキャスト版。
好きな英語のポッドキャストを聴いて、英語で要約をし、イベント当日にみんなとシェアするという、少人数、約1時間のグループワーク。
詳しくはこちらのマガジンで今までの取り組みをご覧ください。

それは、WPM別ポッドキャストのおすすめです。

1.WPMとは?

WPMとは、words per minuteといって「1分間あたりの単語数」を表します。
シャドーイングの練習ではこのWPMがレベルの目安として表示されていることも多く、英語学習をされている方なら一度はみたことがある数字だと思います。

ちなみに、スピードの目安としてはこちら。

200WPM~  ――――― ネイティブの会話
170WPM~190WPM ―― ニュース番組、ネイティブ向けポッドキャスト
150WPM~160WPM ―― TOEICリスニング試験
~150WPM  ――――― 英語学習向けbeginner/intermediateコンテンツ
こちらのサイトより一部引用

2.無料教材の使いこなし方

このWPM、実は私もEnglishChallengeを通じて改めて知った表現だったんですが、英語学習者の皆さんの中では共通言語の一つなんですね。

英語コーチングで有名なプログリットのカウンセリングでも言われていましたが、「自分に適切なスピードの教材を利用する事が、効率よく最短距離でゴールを達成するのに重要」なんだそうです。

今では、YouTubeやTikTokなど、楽しみながら無料で英語学習に利用できるものが世の中にはたくさんるものの、実際にそれが役立っているのか?自分のレベルに合っているのか?実は分からないまま好きなものだけ見ている、ということあると思います。

何を隠そう(何も隠すこともないんですけど)、私も月に50本以上はポッドキャストを聴き続けてきましたが、特にWPMを気にしながら選んだり聴いたりすることはありませんでした。むしろ好きなコンテンツありきで聴いたから長続きしていていいじゃないかと。

ただ、その分聴きとれる番組が増えるまで確かに何年もかかっていました。
今考えると、WPM分かってから聴いていたら、英語学習的にはもっと効率よかったのかも。

3.「聴けた!」が次に続く

今回の取り組みの目的は、ポッドキャストが教材と化した時点で、苦しく辛い勉強になってしまうのではなく、自分に適切なレベルで且つ自分が好きなコンテンツを選べるという、ポッドキャストがもつ英語学習としての利用価値を伝える事です。

例えば、自分のリスニング力に合ったポッドキャストを聴くことで、「聴けた!」という自己肯定感が感じられるの、個人的にはすごく重要だと思っています。

もちろん、リスニング力の向上、発音の確認、新出単語の習得だったり、いろんな要素はあるものの、自分が出来た!やれた!ということが、1つポジティブなフィードバックになって、もう一回やってみようと思える事、ありますよね。

この「自分に合ったレベル」を探すひと手間をポッドキャスト会でアシストしつつ、後はそれぞれが自分の好きなテーマから選ぶ、という事が出来れば、「勉強=苦しい」というジレンマを取っ払って、好きなコンテンツを使ってスキルを上げる手段を見つけられるのではと思っています。

4.最後に

世の中にある無料教材をいろんな角度で切り取るってみると、自分の好きなコンテンツで且つ英語学習に使えるものが結構あると思います。英語ポッドキャストもその一つ。

是非WPM別の聴き方と言うひと工夫を加えて、楽しめながら役に立つ、一石二鳥な使い方を試してみてください。

それでは、次回のnoteで。

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新井里菜(あらいりな)|Audio Journalist
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