目が覚めたら
朝目を開けた瞬間ににっこりと微笑み、
今日一日が始まることへの喜びを全身で表すかのように
布団から飛び起きて駆け回る。
1歩外へ出ると眼の前に広がる世界に感激し、
道端の石ころさえ愛おしんで大事に懐へしまう。
もうすぐ2歳になる我が家の娘の一日の始まりの様子です。
一方私はと言うと、
朝目を開ける前の意識が覚醒してきた状態で
通勤の満員電車を思い憂鬱になり、
寒くなってきた外気を思うと布団の中でぐずぐずし…
眼の前に広がる世界は同じなのに、受け止め方がこんなに違う。
娘を見ていると、当たり前に憂鬱になっていた今日という日を、
幸せにありがたく過ごしたいとハッとします。
トイレや食事の仕方を教える代わりに、大事なことを娘から教わっていると感じる日々。
そんな娘の石コレクション。
毎日溜まっていってしまうので、こっそり野に返すのも日課です。